本日の公開会社法PTでは、「企業結合法制と親子上場問題」を議論しました。同問題の権威の稲葉威雄早稲田大学大学院法務研究科教授と日本の親子上場の問題を指摘している有力ファンド、ペリーキャピタルのアルプ・アーシル氏より意見聴取を行いました。この問題は、専門的で一般人には関係ないように見えますが、実は企業社会やサラリーマン、投資家にも大きな影響がある問題です。また日本の資本市場の根幹に関わる問題でもあります。
親会社による上場子会社への不当な支配は、少数一般株主の権利を侵害し、また子会社従業員の雇用条件の悪化にもつながります。持株会社の株主が、持株会社傘下の子会社役員へ株主代表訴訟を行うことができなく、株主による企業統治が十分に機能しないなどの問題があります。
今回の勉強会では、これらの点も含め様々点を議論しました。このPT勉強会も終盤に入りつつあります。今国会中に民主党次の内閣(NC)に報告書を提出したいと思います。
親会社による上場子会社への不当な支配は、少数一般株主の権利を侵害し、また子会社従業員の雇用条件の悪化にもつながります。持株会社の株主が、持株会社傘下の子会社役員へ株主代表訴訟を行うことができなく、株主による企業統治が十分に機能しないなどの問題があります。
今回の勉強会では、これらの点も含め様々点を議論しました。このPT勉強会も終盤に入りつつあります。今国会中に民主党次の内閣(NC)に報告書を提出したいと思います。