本日、終戦記念日を迎えるにあたり、先の大戦での犠牲になられた方々を追悼し、不戦の誓いを新たにした。軍部の暴走を止めることができなくて、先の大戦では、アジア各国に多大な犠牲をしいたのみならず、多くの日本国民がその犠牲になったことは忘れてはならないはずである。
最近気になる出来事がある。小池防衛相と守屋事務次官の人事を巡る対立である。この問題を安倍政権の指導力不足とか、小池防衛相の根回し不足として片付ける動きもあるが、果たしてそれで良いのだろうか。この問題は、過去に起きた田中真紀子外相と外務省との対立と同じ次元で考えるべきではないのである。防衛庁を防衛相に格上げした大物事務次官が、公然と文民である大臣に異議を唱えて反対することは、文民統制を逸脱することにならないか危惧する。
もしこのようなことを安倍首相が許すとすれば、今後このことが前例になり自衛隊の暴走を許すことにも将来つながるとの懸念は払拭できない。文民統制が守られなくても「しかたがない」という判断を安倍総理がすることになれば、解散総選挙で民意を問うべきである。
最近気になる出来事がある。小池防衛相と守屋事務次官の人事を巡る対立である。この問題を安倍政権の指導力不足とか、小池防衛相の根回し不足として片付ける動きもあるが、果たしてそれで良いのだろうか。この問題は、過去に起きた田中真紀子外相と外務省との対立と同じ次元で考えるべきではないのである。防衛庁を防衛相に格上げした大物事務次官が、公然と文民である大臣に異議を唱えて反対することは、文民統制を逸脱することにならないか危惧する。
もしこのようなことを安倍首相が許すとすれば、今後このことが前例になり自衛隊の暴走を許すことにも将来つながるとの懸念は払拭できない。文民統制が守られなくても「しかたがない」という判断を安倍総理がすることになれば、解散総選挙で民意を問うべきである。