経済同友会の国際委員会に出席して、「インド市場と日本企業」という論題で有識者の報告を聞き、また討論しました。私は昨年インドへODA視察しましたが、インドは日本の1960年代ににており、まだまだ貧しいながら若く成長力に富んでいる印象を強く受けました。参加者の日本の経営者層もほぼ同じ印象を共有しており、インドへの企業進出や直接投資も増加することが予想されます。
インドは、インド像、牛、カーストなどのどかな農業国のイメージから大きく変わりつつあります。IT、医療などの分野での競争力は相当なものです。また優秀な技術者を多数輩出しております。現在米国では、NASA、IT、バイオなどの最先端分野においては、インド人と中国人の技術者なしでは立ちゆかないところまできております。
工業化社会から情報社会になり、国の競争力の源泉が産業インフラから教育・知財に移りました。人口が多く、長い伝統文明の蓄積を備えた国が、数百年の西欧文明の支配と低迷から復権してくるというのが21世紀かもしれません。そう考えるとアジアの歴史的文明強国、中国、インドとの付き合い方をじっくり考える時に来ていると思います。また文明史的史観が経済、政治ともに必要と痛感しております。
インドは、インド像、牛、カーストなどのどかな農業国のイメージから大きく変わりつつあります。IT、医療などの分野での競争力は相当なものです。また優秀な技術者を多数輩出しております。現在米国では、NASA、IT、バイオなどの最先端分野においては、インド人と中国人の技術者なしでは立ちゆかないところまできております。
工業化社会から情報社会になり、国の競争力の源泉が産業インフラから教育・知財に移りました。人口が多く、長い伝統文明の蓄積を備えた国が、数百年の西欧文明の支配と低迷から復権してくるというのが21世紀かもしれません。そう考えるとアジアの歴史的文明強国、中国、インドとの付き合い方をじっくり考える時に来ていると思います。また文明史的史観が経済、政治ともに必要と痛感しております。