Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

色名で説明付かないこともある

2010-04-25 23:18:31 | インポート
iPhoneのアプリケーションにJAPANESE COLORFUL DATEというのがあり、日本の伝統色40色を、説明付きで見ることが出来ます。

絵の具の色を欧米名で呼ぶことが多いので、日本で古来から伝統的に呼んでいる色名を改めて認識できます。
時にはちらっと確認できるので重宝です。

色で情景を説明する場合に、ライトレッドLight Red,クリムソンレイキ,Crimson Lake,ヴァーミリオンVermilionなどと、絵の具の色名を知らない人に聞き慣れない色名は使えません。

日本の伝統色の方が分かりやすい場合がありそうでも、これも又なかなか使えません。


気温3℃くらいの寒い今夕午後6時20分頃のことです。車の運転中に夕日が沈んだ後の異様なほどドギツイ色の輝きで雲が染まる西空に気が付きました。

変化するそれらの色を説明する適当な色名が思いつかないのは、こんな時です。

山吹色から柿色に変化するまでは、車の運転中で撮影できないし、じっと見詰めることも出来ません。

映画か絵画かで、明らかに創った夕日のような色彩の七変化は、怪しげな空模様としか言いようがありません。

やっと撮影出来たときは、残念なことに最適なシャッターチャンスを逃し、様々にどんどん変化した後の色あせた夕日でした。

一部に残る彩りの注目は、紅というよりも劇中の大爆発後のようでもあり、火山の噴火で強烈な赤い炎が吹き上がっているようにも感じました。

     ?

美しい夕日というよりも説明し辛い不吉な予感のする怪奇現象に見え、印象深い奇妙な光景でした。

きちんと説明されない行き先不安いっぱいの、日本の政治の混迷振りにストレスが溜まっているので、このような怪しげな光景が、不安の前兆に思える誇大妄想症候群にかかっているのかも。