山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

「洗たく日和。干してけろ。」、プレ山形DC閉幕。協賛は花王・ライオン?、それともP&G?。

2013-09-15 19:52:37 | Weblog
来年6~9月に本県で開催される山形デスティネーションキャンペーン(DC)のプレ事業、
「山形日和。」観光キャンペーンが閉幕したそうだ。
たしかに6~9月は夏本番、「洗たく日和。干してけろ。」には格好の季節である。
揶揄するだけではないのだが、いったいどこでプレ山形DC開催中を感じ取れただろう。
たしかにJR各駅には幟が見える。が、プレ山形DCで(DC無き)普段とどこが違うのだろう。
8月末、鶴岡・酒田を訪れて見た。
庄内では、これがプレ山形DCなのかと感じる風情はいくらか見られたのだが。
おくりびとの割烹「小幡」ものぞいてきた。
今月に入りNPO事務局長の流用問題が発覚して、あの割烹「小幡」もNPOが運営していることを知った。
先頃、山形商工会議所の調査発表で、県民の仙台圏での消費行動が増加傾向にあるとされた。
流出は2008年から顕著になったようである。
この2008.10.1、国土交通省に観光庁が新設された。2007.1の観光立国推進基本法施行による。
同時(10.1~12.31)に仙台・宮城DCが開始された。
DC開催を目途に建設準備に掛かったのが、9.12宮城野区「三井アウトレットモール仙台港」、
10.18泉区「仙台泉プレミアムアウトレット(三菱地所)」の開業であった。
商工会議所調査の仙台圏での消費行動は、モール開業が反映された結果として表れたものであろう。
JR6社主導によるDCキャンペーンであるが、異業種が波及効果を感じ取って企画開発に参入してくる。
2020東京五輪開催決定は、国民等しく喜ばしい。
首都圏中心ではあるが、あらゆる手立てを講じて地方各県は経済波及の利益を求めることだろう。
発想力と企画力に勝る自治体は功を奏する。知事力(リーダー)がポイントになる。
美栄子知事には、会見で堂々とぶち噛まして欲しかった。
「山形県は、一足先に『おしんピック山形大会』を開催します。」と、助言する知恵者は庁内にいないのか。
東京五輪開催は、県土発展への格好のツール。県、自治体が知恵を出しての仁義なき勝ち抜き戦となろう。
愚将のもとに敗退すれば、県民挙って揃い踏みの日干し状態となる。
「洗たく日和。干してけろ。」、の無策山形DCは始まっている。協賛は花王・ライオン?、それともP&G?。
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30人ほどのオーディションで選ばれた、小林綾子の「おしん」子役(1982.10)

2013-09-15 18:19:44 | Weblog

いかだ下りのシーンが撮影された最上川・明神淵(大江町左沢)

1983.4NHK朝ドラマ「おしん」、小林綾子の「おしん」子役は、わずか30人ほどのオーディション(1982.10)で選ばれた。
うち17人は綾子と同じ東映児童演劇研究所の仲間である。
応募によるオーディションとはいえ、限られた(演劇)業界内でのことであった。
さらに綾子は、演劇よりもバレエを習いに通っていたのである。
来月公開の映画「おしん」は、子役のヒロイン公募とメディアを動員して全国から大々的に募った。
有象無象の約2500人の応募から半年かけて、濱田ここねを決定したとされる。
すべては公開後の観客動員などから評価されることになろうが、
30人ほどの一度のオーディションで、小林綾子を選んだNHK制作サイドの目利き力は、
ダイヤモンドの原石を探し当てたに匹敵する快哉ものであったろう。
「演技が上手な子はほかにいたが、あの大きな目がチャ-ミングだったこと」岡本CP
と、眼ヂカラを感じさせるキリッとした眼(線)が決定打であったようだ。
最初の奉公先、左沢の中川材木店で主人・軍次が、小林おしんとの初対面のやり取りから、
「ながながええおぼこでねえが。こら、芯の強い面してるぞ。」とおしんの気性を読み取るセリフがある。
日本国内以上の視聴率を記録している外国では、日本人俳優名などはほとんど知らなかったはずである。
あくまでも、ドラマの筋立てとリアルさ、(無名)俳優の演技力などの総合評価であったはずである。
朝ドラ「おしん」はNHK制作サイドの国際的大勝利となった。
はたして、映画「おしん」が当るか否か。
便乗山形県の浮沈にも係わってくる。
コメント (1)
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