山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

福田首相の辞任!、世論は「投げ出しは無責任だが、辞めてくれてよかった」

2008-09-08 15:45:39 | Weblog
福田首相の“投げ出し辞任劇”。
国民・メディアは総じて「無責任」との批判合戦だが、各種世論調査をよく吟味すると、「投げ出しは無責任だが、辞めてくれてよかった。」との意が読める。
そもそも適任でない人物を、神輿に担いだ議員諸侯、「担がれたから乗ったまでだが・・・」と、うそぶく総理にリーダーとしての指導力期待など所詮無理なこと。
昨年の総裁選で野中広務元幹事長が(暗躍して)求めた福田擁立の最大公約数は、反麻生の結集と親中朝外交路線への転換だった。
これだけでも、不健全な(森野中)政権は容易に倒れる運命にあった。
無責任辞任劇も来る総選挙の結果次第では、「あの辞任判断は本当に良かった」との言葉が、年始の挨拶代わりに飛び交うことになるかも知れない。
それほど、国民・メディアは政治批判を繰り返すが、一喜一憂の近視眼的に脚色した発言・報道を続けているだけだと言えよう。
自民総裁選は多数参戦で華々しく進められようとしているが、民主党代表選挙は小沢一郎の無投票3選で店じまいとなった。
ここに“開かれた自民党”と“陰湿な小沢民主党”の党性がハッキリと表れている。
かつて小沢一郎が自民党にいた頃の経世会支配(田中・金丸・小沢)を知るものとしては、無競争代表選での策謀があらかた見てとれる。
小沢の居ない今の自民党は、(本来当然としてあるべき)自由な意思表示と民主的な中で総裁を決める体制に変わってきている。
それにしても、民主党の党員・サポーターから代表選への異論・期待の声すらも聞こえてこないのは、やはり全体主義の手駒でしかないのだろうか。
それでも「未熟で政権担当能力無しだ」と言い切る、小沢を担ぐ民主党議員の無神経さをどう推し量ればいいのだろう。
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よくぞ言った!、橋下大阪府知事の「教育委員会のクソ野郎」発言

2008-09-08 14:27:47 | Weblog
全国学力調査の市町村別の結果を公表するよう主張する大阪府の橋下徹知事は、ラジオの公開生放送で「あの教育委員会のクソ野郎メンバーが、過度な競争が生まれるという理由で発表しない」と痛烈に批判した。
文科省も非公表を通知しているが、教育委員会の非開示姿勢は「序列化が進み、点数至上主義を招きかねない」といった学校現場(教職員組合)の意見を尊重し、開示を見送るとの考えが示されている。
が、問題の本質には聖職の任を忘れた教職員の労働認識に繋がる怠惰と共産主義思想にある。
1952.6.16日教組第9回定期大会(新潟)で「教師の倫理綱領」を決定、“教育労働者宣言 ”を行なった。1958.4の教員勤務評定実施で「勤評反対闘争」。
1971.7.日教組委員長に槙枝元文が就任、1976には総評議長(1976~1983)となり、翌1977から学習指導要領告示で「ゆとりと充実」をスローガンに掲げ、授業時間数削減の“ゆとり教育路線”をとる。
一方、槙枝日教組は総評議長就任と同時(1976)に、「朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会(初代議長・市川誠元総評議長)」を結成、労組挙げて独裁国家・北朝鮮との関係を深め、1991には北朝鮮から「親善勲章第一級」を授与され、学校教育を通じた(金日成)チュチェ思想プロパガンダの役回りを演じてきた。
北朝鮮オルグは「教職員チュチェ研」を通じて工作支援役を担い、日本人拉致の選定人として家族状況を知る北朝鮮信奉の教師が関与していたともされている。
平等至上主義の同質化を目指す偏向共産イデオロギーが日本人を蝕んでいる。
国家破壊・国民腐敗の元凶こそ教職員労組であること、橋下知事の「教育委員会のクソ野郎」発言に、“よくぞ言ってくれた!”、とエールを送りたい。
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