山形の森 保守醒論

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衆院山口2区補選・自民党対民主党の深層解読

2008-04-20 00:07:41 | Weblog
政局に影響大の、衆院山口2区補選で自民党対民主党の一騎打ち選挙が始まった。
直後に揮発油税(ガソリン税)再議決問題を控え、国民が注視している。この補選は多くの政治的要素を含んでいる。
まず、(中選挙区以来の)選挙区として、岸信介・佐藤栄作兄弟の主地盤で佐藤信二(岸の甥で佐藤栄作の次男)が引継いできた選挙区域で、日本の保守思想本流の先導政治家を輩出してきた地域(選挙区)である。
対する平岡秀夫候補(社民党推薦 )は、民主党ではあるが、思想的には旧社会党の左翼的流れの考え方を持ち、大蔵省・内閣法制局参事官の経歴を持つ。
岩国市長に転身した前衆議員・福田良彦は、岸の後を受けた吹田滉(岸の国家老)の元秘書であるから、岸以来の保守本流地盤に対する左翼本流候補の明確な対立構図と言える。
平岡の内閣法制局勤務を大蔵傍流人事と見るか、内閣法制局へのリベラル侵攻と見るのか悩ましい。
山本繁太郎自民党候補(前内閣官房地域活性化統合事務局長)には、建設省時代の会計課補佐の頃にお会いしたことがある。
国政前進のためにも、保守派が推す山本氏の当選で停滞国会を打開してもらいたい。



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