森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

開いたハマグリの口がふさがらない

2013年03月07日 | 自然
お雛さまのハマグリ調査!

「日韓共同干潟調査団ハマグリプロジェクトチーム(山下博由代表)」と
「アジアの浅瀬と干潟を守る会(山本茂雄代表)」は,2005年から毎年,
雛祭りの時期に,ハマグリ類の店頭調査を行なっています.
で、水辺に遊ぶ会の足利さんの呼びかけに応じて
「お店のハマグリ 写真撮り!」に出かけてまいりました。

パチリ、中国産と書いてある 輸入物なのね。

パチリ、千葉産と書いてある。 3個でこの値段、お高いわねえ。

で、足利さんに送りましたら お返事いただきました。

中国産のは シナハマグリ なるほど

千葉産のは チョウセンハマグリ  ってえーー
そうよねえ、ニホンハマグリは殻の模様が白黒はっきりしてとても綺麗ですもん。
でも この値段。
日本産のハマグリがどんどんいなくなって いまや超貴重品。

千葉産のは 日本で育てられたので 値段が高いのかも。
また 日本のあちこちでシナハマグリやチョウセンハマグリを育てているので
ニホンハマグリの種そのものが 大変なことになりつつあるのだそうです。

ウナギだけじゃなくて ハマグリも大変です。
調査結果は後日発表されるそうですが、あたしゃ あの美しいニホンハマグリの
殻が欲しい。貝の内側に美しく描かれた絵をあわせる「貝あわせ」。
貝の中に薬や紅を入れていたころが懐かしい。 
などど 年寄りのような言わずに 干潟をまもらんとなあ。

ところで うちのほうでは おしゃべりなヒトのことを
「腐れはまぐり」と言います。 口がいつも開いている。→いつもしゃべっている。

 やはりこれは ハマグリでないと。 くされアサリでは格好がつかない。

下判田里山 モニ1000調査

2013年03月05日 | モニ1000
下判田に春が来たーと言いましたが、春が来るとヤマアカカエルは産卵をあまりしなくなります。でもオオイタサンショウウオはもう少し産卵あるかな?
てなことで 下判田にGO

やはり新しい産卵はなくて C地点の水路に

オオイタサンショウウオやら

シーボルトミミズさんが ゆらゆらしていました。ミミズって水中も平気で
青白く光って面白かったです。


県民の森に咲いていたブンゴウメです。 八重に開いてバラの花のようです。

イマドキの野生動物 -人間なんて怖くない- 宮崎学著

2013年03月04日 | 書籍紹介
ご存知 野生動物写真の大御所 宮崎 学さんの写真集です。

ほんとにもう イマドキの子ったら 驚きです。

 写真集は 野生動物の移り変わり 衰退や外来生物の侵入
 そして 人里で 上手にいのちきしている 動物達の様子です。

まあ 何がびっくりって 高速道路においてある融雪剤を鹿やら猿がなめに来ていることです。足りない栄養素をしっかり補って ばんばん増える?!
あんなにばら撒いたら自然に絶対悪影響があるとにらんでいたのですが、、
生き物が利用することは 悪影響ではないのですが 生き物のある種(ヒト科ヒト)が
鹿害に困るということで これはもう自業自得?

サルやらイノシシやらキツネやらクマやら上手にヒトさまを利用して生きてます。
お墓のお供えやら廃棄野菜や果物は もうレストランです。これを人の無自覚の餌付けと書いてあります。

宮崎さんは 人が農耕を始めると同時に農作物を巡って動物達との戦いが始まった。
イマドキのヒトはあまりにもいい加減。自分達で餌付けをしておきながら、被害に騒ぐのはどうなのか、と。

 新宿の繁華街でゴミをあさっているアライグマの写真はあきれるというより
 悲しかったです。

アライグマだって アメリカの大自然の中でいのちきしてれば何の問題も無く
素敵なアライグマ生活だったはずなのに。   スマンな。

木の名前

2013年03月01日 | 森林ボランティア
24日は陣屋の村で、森林ボランティア活動。建設会社や新聞社のわけえしが
11名も参加してくださって、、シゴキました。
  体罰ではありません。思ったよりしんどいですねえって感想なのでしごきなのか?
  でもおかげさまで 竹のはいりこんだ林が綺麗になりました。

で、午後からは以前につけた樹木の名札が古くなって腐ったりしているのもあるので
付け替えをしました。

冬なので、広葉樹にはとーぜん 葉がついてません。 
針葉樹もちろん花も咲いてません。
で、これは 何の木と言われても ピンとこないわよねえ。

で、クリノキ。 コメントも好きに書いてといったら 「食用」
 みんな栗って食べ物って知ってるって。でもこの葉を落として枝ばかりになった
 クリノキを見れば、 なんか書きたいのか なあ。

で、名札をつけて

これは ハナイカダ  木が大きくなりませんので、側の添え竹につけました。
 ハナイカダの可愛さは見てもらわんと分かりません。 みんな 夏にも来てね。
で、最後の1枚。 ヤマモモです。

木の根元は植え込みがぎっしりで どっこいしょと乗り越えて付けてくれました。
 ありがとうございます。
    名札つけた人は その木の葉が繁り美しい花をつけているところを
    ぜひに 見に来てね。そんでボランティア活動もよろしくね。