稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

アマゴ 琵琶湖からの探訪

2016年07月14日 | トラウト
 琵琶湖には小さな独立河川がたくさんある。
 これまでそのいくつかに時々立ち寄り、在来種のアマゴを釣って楽しんできた。

 ところで、いつもは山に入ってから入渓する谷川。
 琵琶湖から入れば、どこから釣れ始めるのだろう。

 そんな疑問を解くべく、琵琶湖のほとりへ。

     

 琵琶湖への流れ込みで、なにやら盛んにライズ。
 上流側に目を移すと、何かがいっぱいいる。

     

 ニゴイ?
 ハス?

 試しに金色のスプーンを投げるとグンッと手ごたえ。

     

 やっぱりハス。
 30cmもある。

 これはおもしろそう!と次々に投げる。
 こんな大きさのアマゴが連発してくれたらなあ・・・と。

 が、ハスはなかなか警戒心が強いというか、ルアーへの見切りが早い。

 4匹釣ったところで「そうや、こんなことをしに来たんやない」

 さて、上流へ。

     

 歩き始めると小魚の大群がザザザーッと動く。

 そうか、アユが川に入っているのか!
 1匹が力なく泳いでいる。

 手に取るとやっぱり鮎。

     

 水温を計ると22℃。
 今の時季にこれでは、この一帯、アマゴの棲息は無理か?

 かなり歩いたが、行けども行けどもアユとハス。

     

 アユの大群の中をハスがゆうゆう。
 腹が減ったらアユを食う、ハスにとっては酒池肉林?

 ブラックバスがいないのは低水温だからか、それともこの流れをきらってか。

 が、やがて渓谷の様相。

     

 このあたりを境にハスの姿は消えた。
 ハスもこの環境は苦手らしい。

 さらに進むと木の枝が張りだし、あたりは急に暗くなってきた。

     

 そうして最初のアマゴ。

     

 小さいが、やはりいた。

 これまでぼくが入渓していた地点よりもかなり下流だ。
 このあたりから始まるのか、と納得。

 ただ、川が小さく、アマゴも全般に小ぶり。
 そう思っていたら、成魚が1匹。

     

 うれしい!
 この川でなら上々。


 本日 水温 22℃
     ハス  4匹(27~30cm)
     アマゴ 4匹(13~21cm)
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5 コメント

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秋になると (Wander)
2016-07-15 21:25:58
こんばんは

琵琶湖から釣り上がるとは、何とも面白い試みですね!

小河川ということですが、やはり秋になるとビワマスが

遡上するんでしょうか?!
返信する
ビワマス (神田)
2016-07-15 23:14:05
 こんばんは。

 琵琶湖からの接近、とてもおもしろい釣りでした。
 アマゴの顔を見た場所は地図でみると1キロ未満の地点です。

 でも、ビワマスはどうですかね。
 この小さな川、上がれるかな?
 やはり安曇川のような大きな川じゃないんですかね?
返信する
Unknown (777)
2021-09-20 01:02:10
こんにちは
これは琵琶湖のどの辺りでしょうか?
返信する
回答 (神田)
2021-09-21 23:18:42
 777さん、お寄りいただきありがとうございます。
 お問い合わせの件、申し訳ありませんが、ご容赦願えませんか。
 細々と世代をつないでいる天然のアマゴゆえ、場所を公開した場合の影響についての配慮からです。
 悪しからず。
 
返信する
Unknown (釣魚遊人)
2022-06-30 12:04:54
以前の記事を読ませていただきました。
結局、琵琶湖の河口から何キロくらい遡行されたのでしょうか?
この川ならば、ビワマスは遡ってると思いますが、ビワマスは、母川回帰にあまりこだわりがない魚ですので、年によって変動がありそうです。
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