稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

滋賀の奥山にて

2016年07月17日 | トラウト
 久しぶりに滋賀の奥山をめざす。

 ねらいは在来のイワナ。

 この日はまだ入ったことのない上流へ。

 予想していたことながら、大堰堤が連続する。

     
      ( 土砂に埋まった巨大堰堤 向こうに琵琶湖が見える )

 賀茂川水系の堰堤もすごいが、ここは数、規模ともにその比ではない。
 50メートルほどですぐ次の堰堤に突き当たる。

 急峻な地形に合わせているのだろう。

 梅雨の時季だからか、水量は多い。

     

 連休とはいえ、人の気配はまったくない。

     

 熊の爪痕らしい。
 思わずあたりを見回してしまう。

 それでも、ところどころに人の歩いた道のようなものもある。
 しばらく行くと、堰堤のソデを乗り越えるための石積み。

     

 やっぱり、こんなところにも人は入っているのだ。
 人のことは言えんが、みんな好きねえと思ってしまう。

 岩の蔭からやっと1匹が飛び出した。

     

 狭い水域に閉じ込められていながら、丸々している。
 色はやや薄く、腹の橙色も意外に薄い。

 このあと、イワナの走る影を二度みたが、ルアーを食うには至らず。

 さらに上流を目指したものの、林道が崩れており、ここで断念。

 やはり滋賀の奥山は厳しい。
 
     

 帰りに琵琶湖にそそぐ川に立ち寄ってみた。

     

 ここでもやはりコアユが盛んにライズ。
 それをねらってハスが、時には浅瀬で背びれを見せてライズ。

 ここで少し立ちこみ。
 が、今日はハスの反応はまったくなし。

 みごとに見切られてしまった。

 ハスは手ごわい。

 本日 水温 16℃
     イワナ 1匹(20cm)

 
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