稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

久々に対面したミニガシラ

2019年02月26日 | 
 今日は行ったことのない若狭の港へ。

 先行者の若い二人が釣りをしている。

 話しかけると
「メバルを釣りたいんですけどマッタクです。
 小さなガシラが1匹釣れただけで・・・」と言う。

 聞けば岐阜から来たとか。

 さて、足元のゴロタ場を確かめ釣り開始。

「ンッ、根がかり?」と思ったら動いている。

 久々にガッシーに対面。



 やっぱりゴロタ場!

 このあともポツポツ反応。

 けれども陽が落ちるとだんだん静かになってしまった。

 スレたのか、それともまずめが良かったのか?

 表層、中層を広く探ったがメバルの反応はなし。

 引き上げるとき、海面を照らすと2センチくらいの小魚がいっぱい。

 これにつられてメバルが現れてくれたらいいのに・・・。

 このあと3か所を回ったが、いずこもBOSE。



 本日 ガシラ 3匹(12~17cm)

 
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メバルのライズを目の前に

2019年02月21日 | 
 今夜もメバルはきびしい。

 海面表層をワームで流して小メバル。

 後が続かない。

 深みをじっくり・・・これも1匹だけ。



 メバルはいないようだ。
 と思ったら、目の前でピチャ、ポチャ。

 見ると銀輪を光らせて海面に横たわるひん死の小魚。

 それをメバルがつついている。

 何匹も下から上がってきては次々に海中に没していく。

 その近くにワームを投げるが、まったく食いつかない。

 というわけで、今夜も不漁。

 帰路はまたまたため息。

 渓流の季節が待ち遠しい。



 本日 メバル 3匹(小~13cm)

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せめて堂々と推薦しては?

2019年02月19日 | 日々
 安倍首相がトランプ大統領をノーベル平和賞候補に推薦!

 このニュースを耳にしたとき「エッ」。

 推薦理由は北朝鮮問題だそうだが、この件の先行きははなはだ不透明だ。
 北朝鮮の非核化の動きなるものも、伝えられてくる裏での動きは楽観を
許さないことは明らかだ。

 この件に関する18日の予算委員会での玉木氏の質問に、
首相は明言を避けた。

     

 その後の報道では、アメリカ側から推薦の依頼があり、
安倍首相がそれに応えたものとの観測。

 が、非核化の見通しも確かでなく、
ただでさえ何かと国内外から悪評の高いトランプ大統領のこと。

 観測が事実なら、そこまで追随するとなるとこれは恥ずかしい。

 推薦は昨年秋ごろだったそうだが、安倍首相がそれを公にしてこなかったのは、
そこに一種のうしろめたさがあったのでは?と想像してしまう。

 そこでノーベル賞関係者に「こっそり」と。

 ただ、おそらく安倍首相はトランプ大統領が推薦の事実を公表するとは
思っていなかったのかもしれないが、大統領は演説のなかでこれを大々的に
明らかに。

 安倍首相も「まさか」と思ったのではなかったか?

 恥ずかしいのは推薦の事実もさることながら、こうした姑息な
「使い分け」だ。

 同じやるならせめて堂々と推薦した方が傷も浅かったのでは・・・と嘆く。
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思惑の渦に巻き込まれず自分の道を

2019年02月13日 | 日々
 池江璃花子選手が白血病であることを告白。

 池江選手といえば日本水泳界の期待の星。
 ニュースは瞬く間に広がった。

 が、五輪担当相、早速
「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている
・・・盛り上がりが若干下火にならないか心配している」とコメント。

 これへの批判が殺到し、国会でも取り上げられる騒ぎに。

 またやってくれたか!!

     

 ただ、考えてみれば水泳団体をはじめとする五輪関係者の心の内のどこかには
そんな思いが去来したにちがいない。

 このコメントはトップ選手というもの、常にそんな思惑の渦から
無縁ではいられないという現実を改めて示したということではなかろうか。

 大臣の「日本が・・・」という表現。
 ここには無意識のうちに、選手に国を背負わせるという古くさい感覚が
垣間見える。

 けれども選手はどこまでも自分自身であっていいはず。

 一方、対照的に池江選手のおばあさん(80歳)のコメントを耳にした、

「オリンピックなんてもう出なくていい。
 生きてくれさえすれば。
 私の死ぬ前に死んでほしくない。」

     

 これを聞いて思い出した。
「あゝをとうとよ 君を泣く・・・ 
 旅順の城はほろぶとも、ほろびずとても何事ぞ・・・」
 
 与謝野晶子が明治にうたった「君死にたまふこと勿れ」の一節。

 状況は異なるものの、肉親の命や健康をひたすら願う気持ちが共に深く
心を打つ。

 そのとおりだ。

 池江選手、あせらず、振り回されずに自分の道を。
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アルバイト多用の果てに

2019年02月12日 | 日々
 くら寿司守口店の動画拡散で会社側が動き出した。

 当の従業員2名は解雇、併せて「刑事、民事での法的措置の準備」に入るという。 

     

 かつて目にした光景
 拡散した動画は不愉快きわまりないものの、
ぼくもかなり以前に似た光景を目にしたことがある。

 大手中華料理チェーン店(京都)に食事に行ったときのこと。

 注文を済ませ、カウンター席に坐って、
何気なく厨房で働く従業員の姿をぼんやり見ていた。

 すると若い調理師が水にぬれたコンクリートの床に餃子を落としてしまったのだ。

「どないするんやろ」と見ていると
 その調理師はもう一人の同僚と顔を見合わせてニヤリ。

 おもむろにその餃子を拾い上げ、再び調理器の中へ。
 そうして何事もなかったかのように調理を続けたというもの。

「こんなことをしているのか!」と絶句。

 その後、ぼくは今日にいたるまで、一切そのチェーン店には入っていない。

 くら寿司側の対策と懸念
 さて、くら寿司の件。

 会社側のホーム・ページによると、従業員には今後、
携帯電話の持ち込み禁止をはじめ、教育を徹底するという。
 
 33,000人の従業員を対象にした「全店勉強会」も行われるようだ。

 ただ、アルバイトが従業員の8割を占めると聞くくら寿司。
 
 従業員の入れ替わりが激しいという環境のなか、
その効果は期待はできるのだろうか?

 今回、ぼくがもっとも気になるのは
悪ふざけや手抜きなどを制止すべき監督者の不在という点だ。

     
    ( ゴミ箱から魚を拾い上げる )

 昨今、どこの職場でも非正規従業員の占める割合は高い。

 それは人件費を最小限に削り込むうえでは有効なのだろうが、
監督する役割までをも省くことになれば、末端の統制は危うい。

 結果としてサービスの品質低下は避けられまい。

 この事件、
安易にアルバイトに依拠する働かせ方の限界を示唆しておりはしないだろうか。
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いたましい心愛ちゃんの死から

2019年02月08日 | 日々
 事件の解明はいまだ半ばで、よくわからないことが多い。

 ただ、よく言われるように少なくとも暴力を止める可能性はいくつかあった。

 ひとつは教育委員会が心愛ちゃんの記入したアンケートの写しを父親に
渡していなければ・・・というもの。

 もうひとつは柏児童相談所が心愛ちゃんを父親のもとに返すことを承諾し
ていなかったら・・・というもの。

     

 父親 勇一郎氏、具体的なイメージはわきにくいが、とても威圧的な人だ
ったらしく、教育委員会も児童相談所も結局それに屈服した形だ。

 両機関は今の段階でその不適切さを詫びている。

 他方、教育委員会は交渉過程で勇一郎氏がアンケートの内容を父親に見せ
てもいいとする心愛ちゃんの「同意書」をもってきたこと、
また児童相談所は勇一郎氏から「お父さんにたたかれたのはうそ」
などと書かれた心愛ちゃんの書面を見せられたとも説明している。

     

 が、これらは屈服した両機関が自身を納得させ、はては問題が起こったと
きには対外的に申し開きができる「言い訳材料」としてすがりつこうとしたのでは・・・。

 実際、児童相談所側は心愛ちゃんの手紙は父親に書かされたものと推測し
ていたというのだから。

     

 いずれにしても、心愛ちゃんは帰らぬ人となってしまった。 

 人が言い訳材料を探し始めたとき、それは逃避の始まりかもしれぬと
自戒すべし。

 そう思ってしまうこの事件だ。

 *
 蛇足ながら、行政機関というもの、威圧的な人あるいは団体には弱い。
 過去には屈服して公正な行政をゆがめたことも少なくはないだろう。
 もっとも「毅然たる態度を!」と言うのは簡単ながら「行うは難し」。
 何かいい手だてはないものか?
 ことは行政の広範囲に及ぶはず。 
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今夜もメバルはきびしく

2019年02月06日 | 
 夕暮れどき、若狭に到着。

 まずめをねらったが何の反応もなし。

     

 滋賀から来たという老釣り師に出会い、雑談。

「以前は若狭ならメバルはどこでもいっぱい釣れたもんやが・・・。
 最近は釣れてもこんなんばっかり」と片手の指二本を広げて見せた。

 今季のアジの少なさについて話すと
「そのとおりや。ホンマに今年はアジの姿を見んかったなあ」

 この人も同じように感じているらしい。

 老釣り師は「ほかを探す」とどこかへ。

 ぼくもこのあと3か所ほどを回ったが、真っ暗な波止でなんとか1匹。

     

 そのほかはバラシばかり。

 骨折り損のくたびれもうけ。

 こんな夜の帰路は気分が沈む。

 本日 メバル 1匹(16cm)
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パソコン だまされずに済み

2019年02月01日 | 日々
 最近ひんぱんにパソコンの画面に変なものが。

「あなたのパソコンがこわれかかっています」とか
「・・・修理が必要です」など。

 なじみの電気屋からは無視するように言われていたので無視。

 それでもしつこい。

     

 何日かするとついにインターネットが開かなくなった。
 さらに、画面も黒地に白文字の英文だけで、まったく動かなくなってしまった。

 これは本当にこわれたのか?

 試しに、修理実行→次へ・・・と分け入ってみた。

 すると「購入」というのにたどりついた。
 
 「ハア、そういうことか」と停止、キャンセル。

 送り手の「Win Tonic」なるものをネットで調べると、まともではなさそう。

     

 アン・インストールの方法もネットでわかった。

 コントロール・パネルから進み排除。

 するとウソのようにパソコンが元通りに。

 いやはや、無視だけではすまないとは。

 なじみの電気屋に話すと、今とてもこの類のものが増えているそうな。

 マダニにかまれたら皮膚のどこかにしつこく食いついているのを探して
取り除かないと病変は治らないという新聞記事を思い出した。

 今回はそれにそっくり。

 とにかくだまされずに済んで一段落。

 
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