稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

やっとイワナたちに出会ったが

2024年02月28日 | トラウト
 完敗だった前回に続き、今日は今季二度目の挑戦。

     

 まだ水は多いけれど、かなり落ち着いてきたようだ。

 しかし反応はない。

 後半に入って、初めてルアーを追う影を確認。

 「居たっ!」、俄然やる気に。

 そうして、とあるところでいきなり手応え。

 「やっとイワナ・・・」と思ったが、「ガラが・・・ン?}

 よく見ると、意外にもアマゴではないか。

     

 黒っぽく、体高なく、棒のような魚体だ。

 ともかくトラウトの顔を見られてうれしい!

 さらに上流に向かう。

 流れのゆるやかな小さな落ち込み。

 「ここは居そう!」と慎重にルアーを送り込む。

 すると予想どおり黒い影がルアーを追ってきた。

 が、食わずに反転。

 これが何度か続き、ついに5~6投目にヒット。

 やっぱりイワナだ。

     

 しかしこれもまた棒のように長々とした魚体。

 思えば彼らは文字通り身を削って食べ物のない冬を耐えてきたのだ。

 改めて毎年彼らに課される厳しい試練を思う。

 それにしても、当方も寒い!、冷える。

 指先がかじかんで、ルアーの付け替えもままならない。

 ここで納竿。

 本日 水温 7℃
    釣果 イワナ 1匹(24cm)
       アマゴ 1匹(16cm) 
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2月の笙の川で完敗

2024年02月17日 | トラウト
 解禁になった笙の川。

 今年は雪も少なく、例年より釣りやすいか?と出かけてみた。

 が、現地に着くとやはり甘かった。

 例年に比べれば、確かに雪は少なく水位も低い。

 しかし、釣りをするとなると話は別だ。

 流れは速く、濁りも入り、釣り歩くのも大変そうだ。

 こんなときは上流に行くしかないと移動。

 ウェイダーを身につけ、早速試し釣り。

     

 その上流、濁りは薄く水位は低いが流れが速い。

 イワナたちはいったいどこにひそんでいるんだろう?

 釣り上がっていくうちに、少し深みのあるところに。

     

 ここならイワナがいるかもしれない。

 あの白い泡の左手などは流れがゆるやかそうで・・・。

 が、繰り返しルアーを投げ込んでも沈黙のまま。

 この種の場所は他にもあったが、いずこも同じ。

 というわけで、初日は完敗。

 しばらくこの状況が続きそうだ。 

 本日 水温 9℃
    釣果 なし
 
 
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ガシラで思い出したおばさんの話

2024年02月15日 | 
 今日もガシラねらいで、先日と同じところへ。

 すでに先客が2名。

 それぞれに声をかけると、アジとメバルねらいだという。

 さて、ぼくも釣り場に入らせてもらったが、
今日は一転、まったくガシラの反応がない。

 キャロを使って遠投を試みたがこれもダメ。

 先に釣っていた人たちは「釣果なしです」と言ってどこかへ。

 ぼくもこの場所をあきらめ、次の釣り場へ。

 ここでは突堤の先端に陣取り、直下を探ってみた。

 するとすぐに根掛かりのような重み。

 軽く合わせると竿先がググッと曲がり始めた。

 上がってきたのはやはりガシラ。 

     

 抱卵しているのか、腹まわりがふくれ上がっている。

 先日の20cmには及ばないが、悪くない。

 このあと、同じく突堤の先端回りで4匹を追加。

 さらにここでも遠投して探ってみたが、こちらは反応なし。

 今夜釣れたのは突堤の先端まわりに限られた。

 ガシラは好んで潮通しの良いところで待ち構えているように見える。

     

 ふと思い出した。

 ずっと以前のことだが、
串本港の突堤先端でおばさんが生エサでガシラを釣っていた。

 おかずにするんだと言う。

 「ここはよう釣れます。でも、そこそこ釣ったらあくる日から釣れんようになります。
 それでもひと月もしたら、また釣れるようになります」と。

 ガシラを釣ったら回復するまで待てとの経験談だった。

 ひと月という期間はともかく、そうかもと納得。

 本日 ガシラ 5匹(10~18cm)
 
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久しぶりのガシラ

2024年02月10日 | 
 しばらく遠ざかっていた釣りだが、
ガシラをねらってみようと出かけてみた。

 厳寒期も脱したかと思ったが、やはり若狭の風は冷たい。

 今夜はあまりなじみのない漁港を訪問。

 先ずは突堤の護岸直下を丹念に探ってみたが、まったくあたりなし。

 18時を過ぎて遠くをねらうことにし、
初めてナノラバ(メジャー・クラフト)を試してみた。

 着底し、糸ふけをとって巻き始めたときにあたり。

 合わせるとのった!

 上がってきたのはねらいのガシラ(16cm)。

     
         ( ピンボケですが )

 ナノラバ、これはすぐれもの!と満足。

 が、次に投げると早くも根がかり。

 どうしても外せず、結局なくしてしまい、トホホ。

 ナノラバは岩場ではあまり底を引かず、やや浮かせて巻いた方がよさそうだ。

 予備のナノラバがなかったので、即席のリグで続けた。

 すると、またまたあたり。

 合わせると、先ほどよりも重い!

 今度は20cm!

     

 ミニガシラに慣れ親しんできたぼくには立派な魚体に見え、これはうれしい。

 ただ、その後は低調になり、ミニガシラを1匹追加しただけ。

     

 数は少なかったが、久しぶりのガシラに気分は上々。

 本日 ガシラ 3匹(12~20cm) 
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