近づいてきた山ザクラの季節。
ぼくがよく通る道で、山ザクラのひときわ多い山がある。
一度その森に入ってみたいと思っていたが、入る道がわからない。
だが今度その道を探し当てた。
森に入ると、山ザクラがいっぱい。
こんな濃密な森は初めて!と喜ぶ。
が、張り紙。
「檻 わな 危険」?
まさか違法な「トラばさみ」?
そんなものに引っかかってもがいていたら大恥じ。
足元に注意しながら慎重に歩く。
この森もツルがひどい。
ギーコ、ギーコと切り進む。
山ザクラの成木。
ここに鋭い爪あと。
これは熊ではないのか!
思わずあたりを見回してしまう。
もっとも傷はかなり以前のもののようだ。
このあたり、熊が出るという話はよく聞く。
けれども、どの話も「らしい」ということで、どれもあいまい。
が、これを見ると「やっぱり!」と思わざるをえない。
森というのは絶えず音がする。
木の実が落ちる音。
枯れ枝が落ちる音。
それに風で揺れる木々のきしむ音など。
今回は、音がするたび、熊?と過敏になってしまう。
こちらの桜は鹿の食いあとか?
いずれにしても野生動物が多いところのようだ。
ぼくの入る森では、こんな光景は今まで見たことがない。
まあ、大丈夫や!
そう自分に言い聞かせながら、ツル切りに汗。
山ザクラの季節が待ち遠しい。
ぼくがよく通る道で、山ザクラのひときわ多い山がある。
一度その森に入ってみたいと思っていたが、入る道がわからない。
だが今度その道を探し当てた。
森に入ると、山ザクラがいっぱい。
こんな濃密な森は初めて!と喜ぶ。
が、張り紙。
「檻 わな 危険」?
まさか違法な「トラばさみ」?
そんなものに引っかかってもがいていたら大恥じ。
足元に注意しながら慎重に歩く。
この森もツルがひどい。
ギーコ、ギーコと切り進む。
山ザクラの成木。
ここに鋭い爪あと。
これは熊ではないのか!
思わずあたりを見回してしまう。
もっとも傷はかなり以前のもののようだ。
このあたり、熊が出るという話はよく聞く。
けれども、どの話も「らしい」ということで、どれもあいまい。
が、これを見ると「やっぱり!」と思わざるをえない。
森というのは絶えず音がする。
木の実が落ちる音。
枯れ枝が落ちる音。
それに風で揺れる木々のきしむ音など。
今回は、音がするたび、熊?と過敏になってしまう。
こちらの桜は鹿の食いあとか?
いずれにしても野生動物が多いところのようだ。
ぼくの入る森では、こんな光景は今まで見たことがない。
まあ、大丈夫や!
そう自分に言い聞かせながら、ツル切りに汗。
山ザクラの季節が待ち遠しい。