稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

再び完敗、「脱渓口はまだか?」と

2022年07月30日 | トラウト
 前回は完敗。

 では次はどこか?と思案。

 久々に胸突き八丁のあの谷で天然ヤマメを!

 と、猛暑のなか探訪。

 水量はまだ十分、これなら!と釣り開始。

 ただ、早くも22℃が気にかかる。

     

 やはりというか、釣り上がれどもルアーを追うヤマメの姿なし。

 例年なら盛夏の時季にも釣れたのだが・・・。

 行程の半ばまできて、ヤマメの追尾は一度だけ。

 心はとっくにあきらめ気分。

 しかしこの谷、一度入ったらずっと先まで出られない。

 折からの猛暑、とにかく脱渓口にたどりつきたい・・・ともう惰性。

 仰ぎ見る青い空と白い雲。

     

 子どもの頃、夏休みにみた空の記憶がよみがえる。

 そんなふうにしてヘロヘロでようやく脱渓口へ。

 盛夏、いつものことながらトラウトはきびしい。

 この時季はトラウトたちになんらかの生理的な変化をもたらすのかもしれない
などと思いつつ、日盛りの林道を下る。

 それにしても、こんなに釣れない夏、あったかなあ・・・と。

 今日も完敗。

 本日 水温 22℃
    釣果 なし
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久々の源流部で完敗

2022年07月26日 | トラウト
 笙の川水系の源流部のひとつへ。

 いいところなのだが、釣り人が多い。

 今季も二度訪れたが、
いつも先行車が停まっており、そのつど断念してきた。

 ところが今日は誰も入っていない!

 実際、ここに入るのはもう何年かぶり。

 故郷に帰ってきたかのような満たされた気分。

     

 ただ、渓相がすっかり変わってしまっている。

 土砂が積み上がり、小さな中洲ができ・・・と。

 とまどいながらも釣り開始。

 最初にかかってきたのはアブラハヤ、次も同じ。

 そうしてやっと最初のアマゴ。

     

 なんと小さな11cm。

 しかしそのあとは沈黙。

 後半に入ってから、ポツリ、ポツリとルアーを追う姿が。

     

 とはいえ、そのほとんどは途中で見限っては反転。

 何年か前に通っていた頃はもっと活発だったはずだが。

 夏モードか、それともスレたか。

 ま、そうでなくとも、こんな日は確かにある。

 首をかしげつつ、完敗とあきらめて納竿。

 それにしてもここはなんと虫が多いのか、顔のまわりをブンブン。

 たまらず、アマゴ用のアミを顔にかぶって歩いた帰路。

 本日 水温 19℃
    アマゴ 1匹(11cm) 
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セミたちも出そろい

2022年07月24日 | トラウト
 今年の梅雨はよくわからんが、とにかく明けたようだ。

     

 先日までアブラゼミとヒグラシの鳴き声しか聞こえてこなかったのに、
クマゼミとミンミンゼミもようやく鳴きだした。

 子どものころなら、長い柄のアミをかついで嬉々として山に入ったものだったが。

 とはいえ、山際に住むぼくにとって夏はまだ入り口の感。

 湿度の低かった昨日、夜はもちろん昼間でも涼しかった。 

 さて、昨日は釣友 バッキーさんが山中に分け入り、
初挑戦のテンカラでイワナを釣ったとのしらせ。

 29.5cm、さらには32cmというからうらやましい。

     
           ( 写真提供 バッキーさん )

 何よりも初挑戦で、というところがすごい。

 これからはルアーとの二刀流になりそうだ。

 思えば8月はすぐそこ。

 早くも残すところあと2カ月となってしまった。

 どんな夏になるやら。
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増水も過ぎたるは・・・

2022年07月21日 | トラウト
 五日前、不注意で腰に痛み。

 立ったり座ったりが痛くてたまらなく、情けない恰好の日々。

 が、痛みも少しましになってきた。

 さて、先日の雨で賀茂川も激流となっていたが、今日は落ち着いてきた。

 行くなら今しかない!と笙の川に向け出撃。

 が、着いてみるとかなりの水量。

     

 「ンーッ、一日か二日早すぎたか」と思ったが後の祭り。

 3月の雪解け増水のときを思い出しつつ、泡の切れ目を探しながらの釣り上がり。

 最初にかかったのは小さめのアマゴ。

     

 泡の切れ目の下で食いついてきた。

 次いで見つけたやや深い壺状の落ち込み。

 ここで泡の切れ目にミノーを投げると反射的に竿が重くなった。

 最近は小さいのしか釣れていないぼくにはズッシリの26cm。

     

 腰の痛みをおしてきた甲斐があった。

 このあと、投げ入れる場所探しに苦戦したが、小さなイワナが姿をみせてくれた。

 さすが増水、反応が違っている。

 もう少し水位が下がってくれていたら・・・などとないものねだり。

 さらに上流、倒木のせきとめでできた浅いプール、ここで今日一番のあたり。

 久々に重たい。

     

 30cmか?と思ったが29.5cm。

 その上流はもう白泡の瀬の連続で釣り不能。

 雨も降り始め、ここで納竿。

 増水というのはおもしろい。

 ふだん釣れていたところが釣れなくなったり、
またふだんは気配さえないところで釣れるなど。

 水位の上がり下がりによるトラウトの居場所の変化はめまぐるしい。

 本日 水温 17℃
    アマゴ 1匹(16cm)
    イワナ 6匹(15~29cm)
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ちょっと増水 それでもみんな小さく

2022年07月13日 | トラウト
 やっと少し雨が降った。

 釣り場に着いたが、わずかに増水。

     

 やっぱりこんな程度かァ・・・と落胆。

 さて入渓して最初に釣れたのはアマゴ。

     

 小さな魚体、ミノーが大きく見えてしまう。

 その後もこんな調子。

 やっと15cmのアマゴが釣れたが、暴れまくり、
撮影準備に手間取っているうちに下流に向かって逃げ出してしまった。

 かなり上流まで上がったところ、右側から沢が流れ込んでいる(写真)。

     

 白泡の下に投げると黒い影、すぐ反転して消えた。

 ここでねばり、何度かミノーを泳がせる。

 ついに手元にグンッ!

 上がってきたのはイワナ。

     

 今日一番の客人、これはうれしい。

 雨で沢から流れ込む水量も増え、
イワナがこんなところに構えることになったのかもしれない。

 それにしても今季はこのまま先細っていくのか?と不安。

     

 帰りの林道、急にまた降り出した。

 本日 水温 19℃
    アマゴ 7匹(10~15cm)
    イワナ 1匹(19cm)
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今日もアマゴたちは小型化

2022年07月09日 | トラウト
 水位は下がり気味ながら、まだあるといえばある。

 笙の川水系で今季初めて入った場所。

 改めて川岸の木々を見渡すと、根元が川側に曲がっているのが目立つ。

     

 その成長期、積雪に押されてこんな形になったのかな。

 今日最初に釣れたのは14cmと小さめ。

     

 従来からそうなのだが、この一帯の魚影は疎と密が交錯する。

 釣れなくなると追いすらなくなり、釣れ始めると連発するなど。

 ただ、今日は10cmほどの小型が目立つ。

 魚体も朱点のないのや、
わずかにうっすら側線に沿って小さな朱点があるだけのものなど。

     

 これはヤマメしかいなかった水系に人がアマゴを放流、
さらには県の指導で放流をヤマメに戻した変転の所産なのか。

 暗い森の向こうに明るい光がさしてきた。

     

 そろそろ脱渓地点だ。

 夏とともにアマゴたちもいよいよ小型化してきた。

     

 今宵は雨。

 水位も少しは回復してくれるか?

 本日 水温 21℃
    アマゴなど 10匹(10~18cm)
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気が晴れぬままの納竿

2022年07月06日 | トラウト
 昨日、京都でも夕刻に土砂降り。

 久々に鴨川も泥濁りとなったが、
天気情報によると北部はそれほどでもなかったようだ。

 あまり期待せずに出かけたがやっぱり・・・。

 変わりない。
 
     

 入渓してすぐにアマゴが現れた。

 あまり大きくはない。

     

 水温は上がり、早くも21℃。

 次いでイワナも顔を見せてくれた。

     

 もっとも、魚影は薄く、間断なくというわけではない。

 また、全般に小型になってきた。

 夏のパターンでもある。

 クモの巣も最高潮。

 釣りの途中、釣り糸にからまった「玉」を取り除くのに一苦労。

 さて、瀬をねらっていたところ、今日一番の手応え。

 水面にバシャバシャと姿を見せたところでフッと軽くなった。

 しまった、釣り糸が切れてしまった。

 魚はすぐに下流へ。

     

 そのあたりの岩陰に隠れているかもしれない!とあちこちの岩の下をゴソゴソ。

 いない。

 ミノーをくわえたままではあのアマゴ、この先・・・と憂鬱。

 しかしあきらめるしかない。

 こんなときは気がめいる。

 クモの巣がからむと釣り糸は弱くなるのか、そんな気がしてならない。

 気が晴れぬまま納竿となった日。

      

 本日 水温 21℃
    釣果 イワナ 2匹(12~19cm)
       アマゴ 7匹(13~19cm)
 
コメント (6)
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