稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

減水の古座川

2014年06月29日 | トラウト
 親族の集まりがあって串本へ。

 今日はちょっと古座川へ。

 河口に着くと、いつもはないはずの中洲。
 
 さらに奥をめざすと、川はますますさびしい。

 これでは釣り不能と断じ、途中で引き返し。

 夜、釣友 太田さんからメール。
 
 古座奥まで行ったが、減水で藻のはえたところも!と写真付き。
 (やっぱり)



 本日、バラシ1、チェイス数回、とあった。

 梅雨半ばながら、今年は空梅雨か?
 それとも帳尻合わせの大水か?

 ほどほどに降ってほしいところだが・・・。
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ガソリンの値上がり

2014年06月25日 | 日々
 ガソリンが一挙に値上がり。

 福井までの釣行もこたえる。

 スタンドで従業員に
「高うなりましたねえ」と言うと
「こればかりは・・・それでもウチは全国平均より安いんですよ」
 とのこと。

     

 値上がりの背景にはイラクの内戦があるという。

 マリキ政権、もたないのでは?と思わせるようなISISの勢い。

 湾岸戦争に続くイラク戦争。

 あれはなんだったのか?との思い。

 他国が介入してありうべき政権を樹立するということ。
 元々そこが無理ということか。

 アメリカが年内に撤兵するというアフガニスタンも同様の予感。

 それはともかく、集団的自衛権をめぐる議論。
 「行使は必要最小限」と説明されている。

 が、同盟国を守るため、あるいは同盟国の要請に応えるため、際限なき拡大解釈が高じれば?

 その疑念と不安は消えない。

 とにかく対米的には、「No」と言えずにきた伝統ゆえ。
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 何年ぶりかの谷

2014年06月23日 | トラウト
 笙の川、本流に入りたかったが、アユ釣り師がいっぱい。

 やむなく、アユ師のいない中流域へ。

 反応は悪くない。
 釣り上がる中、前回に続き、24cmのヤマメ風の1匹。

     

 急に何年か前に入った源流部のひとつを思い出し、そこへ移動。

 昨年の台風でか、渓相はかなり変わっている。
 それでも、花崗岩の砕けた砂地の川底は相変わらず。

     
      ( この場所でも、ルアーを投げると岩陰からアマゴが飛び出した )

 こんな小さな谷ながら、小アマゴがルアーについてくる。
 食いつきはしないが、数はいっぱい。

 この谷川、よほど繁殖に適しているのではとの思い。

 この谷には、高さ2メートルほどの堰堤がある。
 その下はコンクリートで固められている。

 漁協が放流に来るとは思えない不便なところ。
 しかし、アマゴもいるのだ。

     

 在来種のヤマメでなくアマゴ。
 このアマゴたちはあの堰堤を遡上してきたのか?
 まさか・・・。

      
       ( 川底の色に適応してか、色はうすい )

 そんなあれこれの思いをしながら、限界点で納竿。

 本日 水 温 17℃
     アマゴ 18匹(13~24cm)

 帰宅すると、ニュースで鈴木都議が謝罪とのこと。

 当初の全否定から一転謝罪という経過。
 謝罪の会見で言葉の端々に見え隠れする軽薄さ。
 
 こんな人が「センセェ、センセェ」と呼ばれているのか。

 根は深くかつ広そう。
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人見絹枝のこと

2014年06月21日 | 日々
 BSで「THE歴史列伝 女性アスリートの魁 人見絹枝」を見る。

 人見絹枝といえば、南部忠平、前畑秀子らに並ぶ戦前の競技者。
 ぼくも名前は知っているもののくわしくは知らなかった。

    

 放送によれば、人見は元々高等女学校で活躍していたテニス選手。

 そんなおり、地元岡山県の女子体育大会で陸上競技への出場をこわれる。

 出場の結果、走り幅跳びで4m67の日本最高記録。

 このときから人見の陸上競技者としての道が始まる。

 1926年8月 スウェーデンで開かれた第2回万国女子オリンピック。
 人見は大陸横断鉄道にて単独参加。

 孤独感にさいなまれ、勤務先毎日新聞社に「さびしい」と胸の内をつづる。
 しかし、返信では「国のためがんばれ」とあったそうな。

     

 が、大会では大活躍のうえ、名誉賞を授かる。

 円盤投げ、こんなものはここが初めて。
 人見は現地で円盤を買い、練習して2位を獲得というから驚き。

 1928年大々的な声援のなか、アムステルダムオリンピックへ。
 が、期待の短距離では準決勝で敗退。

 人見は「このままでは帰れない」と急きょ800メートル走に出場。
 ここで競り合いのすえ、ゴールに倒れ込み意識喪失。

 それでもなんと銀メダルに輝いたという。

 短距離走者がいきなり中距離に、そんなことができるのかと驚く。

     

 しかし、これは快挙というより、「国」を背負わされた競技者の悲劇ではなかったか。
 ぼくにはそう思えてならない。
 ゴールして意識を失ったという事実がそれを如実に物語っているような気がする。

 人見は1930(昭和5)年9月、プラハの大会で体調を崩す。

 そうして1931年8月2日 24歳の若さで肺炎により永眠。
 
 おそらく過労によるものだろう。

 スポーツが国家と不可分の時代。
 当時と今では環境は確かに変わった。
 
 それでも、競技者が自由に個人としてスポーツに向き合える環境はいまだ道半ばではとの思い。

 
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太郎さんとの出会い

2014年06月18日 | トラウト
 ブログの釣友 太郎さんと笙の川で初体面。

 お互い、コメントを通じて付き合っているとはいえ、「実物」は初めて。

 想像していた感じの人とは違っていた。
 きっと太郎さんもそう感じただろう。

 それはともかく、友を得ること、実にうれしい。

 しばし釣り談義のうえ、再会を約してそれぞれの釣り場へ。

 今日も前回に続き、24cmのヤマメ風が1匹。

     

 入った中流域。
 数はさほどではないが、瀬には良型がついている。

     

 大きな瀬、そこにあるやや深い一筋がねらいめだった。

 同じ場所で2匹目をねらったが、続いて出たのはやはり小さい。

     

 大き目のヤマメに蹴散らされて端の方に追いやられていたのか。

 夏らしくなってきた。

 本日 水温 17℃
     アマゴなど 11匹(13~24cm)

 
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サッカー場のゴミ集め

2014年06月17日 | トラウト
 W杯会場で日本人観戦客がゴミ集め。

 これが世界から驚き・称賛のニュース。

 ぼくはサッカーに縁がないのでわからないが、日本のサッカー場でも試合のたびにされているのだろうか?
 あまり聞いたことがない。 

 もしW杯会場だけというなら、なぜここにきて急に?
 ちょっとやりすぎ・・・では?
 という思い。

     

 どちらにせよ、最終的には清掃員さんの仕上げ。

 自分たちの飲食後のビン・缶、袋類、応援用品などは自分で責任をもって処理。

 このあたりでいいんじゃないか。

 釣りでも同じように思うのだが、どうだろう。
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バイクの夢

2014年06月16日 | 日々
 コンビニに寄ると大きなバイク。

     

 50代とおぼしきおじさんがタバコ休憩。

「ごっついバイクやねえ」と言うとおじさんニコニコ。

「ピカピカですやんか」
「いいや、ここまで走ったらもう虫がついて、また洗わなあかん」と言う。

 この種のバイクは掃除が大変。
 車より小さいとはいえ、こまごまと手間がかかる。

 それでも汚れはイヤという気持ちはわかる。

 それにしても1300cc、220キロというのはデカい。

「私も昔はCBX400に乗っとったんやけど・・・」
 と言うと「オッ、あれは名車でっせ、今なら中古で150万円が相場や」と。
『(そんなに値上がり?残念!)』と惜しむ。

 バイクが好きだったころ、いつか北海道から沖縄まで走り回りたいと思ったものだったが。

 その後はすっかり釣りに傾き、125のスクーターに落ち着いてしまった。

 夢みたころは過ぎて・・・

     
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笙の川 増水はしたけれど

2014年06月14日 | トラウト
 敦賀方面は降ったとの情報。
 増水を見込んで笙の川へ。

     

 水かさが増えている!と狂喜乱舞。

 早速本流へ。

 が、どうしたことか?
 反応がまったくない。

 しばらく歩いたところで『これはどこかへ移動?』との思い。

 そんなとき、今日の本流で唯一のアマゴ。

     

 小さい。
 13cm。
 それでもさすが本流、谷アマゴとは体高が違う。

 断念して上流に移動。

 けれども最初に21cmの良型がかかったものの、後は続かず。

 『今日は日が悪いのか?』
 と思っていたところにググッと重み。

     

 24cm、体高もみごと!
 ヤマメ色の濃い1匹。

 釣れたのはこんな瀬。

    

 その後はいまひとつ。

 時間があったので源流部のイワナ探訪。

     

 残念ながら小さいのばかり。

 それにしても、先日活発だった本流のアマゴたち。
 この増水なのに、どこへ消えてしまったのか。

 6月21日はアユの解禁。
 それ以降はアユ師に占領される。

 それまでにもう一度挑戦したいところだが・・・。

 本日 水温 本流18℃、源流部14℃
     アマゴ 7匹(13~24cm)
     イワナ 3匹(14~15cm)
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携帯電話

2014年06月12日 | 日々
 串本から京都への引き上げ途上、携帯を忘れたことに気付く。

 100キロも引き返すのはどうも・・・。

 実家に母がいたころなら送ってもらえたのだが。

     

 しばらく携帯なしでもいいかッ、と思ったが、近々何人かの人と逢う約束もある。
 予定の変更や調整など、携帯なしではどうも・・・。

 第一、連絡先はほとんど携帯に登録しているので連絡のしようがない。

 結局、県内在住の兄弟に頼み、実家に立ち寄りついでに送ってもらうことに。

 思えば、今の生活、携帯を前提に回っている。

 若いとき、駅には「伝言板」なる黒板があった。

 また、みんなでツーリングに行ったとき、「万が一、はぐれたら○○君の実家に電話し、連絡を取り合う」という申し合わせをしたこともあった。

 ぼくのアパートに訪ねてくる約束の友、急用で来られなくなり、その旨電報を打ってきたこともあった。
 なにしろ加入(固定)電話さえなかった学生時代のこと。

 そんな工夫、どれもこれも携帯の出現で不要になった。

 思えば便利になったが、一方、これが手元から消えると孤島に置き去られたかの感。


 京都に戻る。

 近くの川ではホタルが飛び始めた。

     
      ( わが掌中で光るホタル )
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人のいい爺さんと

2014年06月10日 | トラウト
 今日は古座奥の谷川へ。

 が、減水。

     

 入渓したが、魚影はうすい。
 それに小さい。

     
      ( 茶色の濃いアマゴ)

 あきらめて川から山道を上がる。

 軽トラックが通りかかる。
 地元の爺さんが「コサメ釣りやろ。あかんやろ」。

 「はい、かろうじて5匹ですわ、水もないですしね」

 「エッ、釣れた!・・・フーン」 

 聞くと、この谷にはアマゴはもういないと思っていたそうだ。

 「それなら○○谷はどうや?、うじゃうじゃいるで」
 「(ほんまかいな)それ、いつごろのことですか?」
 「うーん、30~40年前くらいかなあ」

 この手の話は多いが・・・。
 それでも底抜けに人のよさそうな爺さん。

 こっちまでニコニコしてしまう。

 さて、別の谷へ。

     

 とてもきれいな水の源流部。

 しかしアマゴの姿は見えない。
 「清水に魚棲まず」か、と断念。

 夜のアジング。
 今夜はライズすらない。

 ポツリポツリと忘れたころにかかるだけ。

 今夜はいつになくタナが深い。

 アジは一筋縄では・・・でもこれがおもしろい。

 本日 水温 17℃
     アマゴ 5匹(13~17cm)
     ア ジ 7匹(14~21cm)
 
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