稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

夏日の笙の川 活発な瀬

2017年05月30日 | トラウト
 先日に続き、笙の川水系の下流部へ。

 先週よりも減水はさらに進んでいる。

 川幅が広くなると流れが幾筋にも分かれる。
 その筋をシラミつぶしにというわけにもいかず迷ってしまいそう。

     

 アマゴたち、顔は出すがさほど貪欲ではない。

     

 谷へ移動。

 こちらの方、ヤマメが活発。

     

 5月も後半以降、特に瀬に食い気のあるのがひそんでいる。

 今日も驚いたのはこんな瀬。

     

 ダメもとで流したルアーに20cmのヤマメ。

 ただ、全般に小さいのが多い。

 まとまった雨で水量が回復してくれればいいのだが。

 本日 水温 18℃
     アマゴ・ヤマメ 15匹(13~20cm)

   
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カバちゃん 長良川からのしらせ

2017年05月28日 | トラウト
 釣友 カバちゃんからメールが届いた。

 昨年に続き、カバちゃん、今年も長良川へサツキねらいに。

 サツキは今年もだめだったが、尺アマゴが釣れたという。

     

 量感があるね。

 どんなところで釣ったんだろう?

 カバちゃん、自宅の水槽でアマゴを飼育している。
 で、このアマゴもこのたびそこに収まったらしい。

     

 尺アマゴの向こうに見えるのは先住アマゴかな。

 存在感がケタ違い。

 一度見てみたいもの。
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這っても黒豆

2017年05月26日 | 日々
 加計問題がいよいよ燃え上がってきた。

 前文部科学事務次官 前川氏。
「これ以上行政のあり方をゆがめることのないようにしてほしい」
 と訴える。

 確かに加計問題をめぐる闇にはゆがみの予感。
 ここにきて前川氏は、あるべき行政を求めるヒーローであるかのよう。

     
        ( 読売テレビ 「ゼロ」から )

 問題解明、その限りでは前川氏にがんばってもらいたい。

 が、ぼくの正直な気持ちとして、今も「苦闘」する籠池氏と同じく、前川氏にも疑
問はある。

 それは氏の辞任に至った天下り問題とのかかわりだ。

 そんな元官僚が果たしてヒーローたりうるのか?
 という思いからだ。

 これも官邸側からする反撃なのだろうが、出会い系バーへの前川氏の出入り問題の
リーク。

 前川氏の釈明には笑ってしまった。
「行ったのは事実。女性の貧困の実態について話を聞きたかった・・・」と。

 政治家や官僚というもの。
 これまでずいぶん、いろいろ弁明を耳にしてきたが、ひとつの姿勢があるように見
える。

     
          ( 同 上 )
「勝てなくても、負けだけは認めるな」という姿勢だ。

 聞き手が信じなくてもいい、屁理屈でもなんでもいい、弁じるべしという。

 思いだす言葉、「這っても黒豆」だ。

 ぼくらの国の成熟度はこんなものでしかないのか?
 暗澹!
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また会いたい 老いてなおの釣り師

2017年05月23日 | トラウト
 今日は笙の川の源流部へ。
 と思ったが、林道は工事中で通行止め。

      

 その通行止看板の近くで軽四に乗った爺さんがぼくに手を振っている。

 『?? 知らん人やけど…』と思ったが
 「旦那さん、釣りでしょ?」と言う。
 「ハイ、そうですが・・・」と答えると

 「イヤ、旦那さんのその車はよう見ますよ。
  ○曜日、○○に停めてたでしょ、それから先週の・・・」

 『いやあ、かなりバレてる!』とタジタジ。
 「旦那さんの車はすぐわかるんですよ、目立つ色やから」

     

 聞けば、この爺さん、広畑さんという人で大の釣り好きとか。
 地元福井で、あちこちを釣りまわっているらしい。

 もっともエサ釣りで、今ならナントカ虫、夏にはイナゴなどもエサにするらしい。

 急斜面では「丈夫な草木を選んでつかまりながら降ります。
 念のため縄も持っていきます」というから本格的。

  * 縄って荒縄のことかな?

 川を汚してはならん、釣った魚の持ち帰りはほどほどに・・・。
 など、その信条をいろいろ話してくださった。

 かなりの年輩とお見受けしたが、ぼくもまだまだいけそうと安心した次第。

 さて、広畑さんとお別れして、ぼくは川幅広い下流へ。

    

 減水と水温上昇でか、川底には濃い緑の藻が目立つ。
 8月の渇水期によくみる光景だ。

 ここは笙の川水系ではヤマメでなくアマゴの濃いところ。

   

 魚影はいまひとつながら、楽しい日になった。

 残念なことに、広畑さん、携帯もパソコンも無縁だとか。

 また会いたいものだが・・・。
 いやきっと会える。

 本日 水温 18℃
     アマゴ 7匹(14~19cm )
 
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濁りのある渓流にて

2017年05月21日 | トラウト
 笙の川水系には濁りがちなところがある。

 上流に田畑が広がるところだ。

 これまでなんとなく気が重く、入ったことがなかった。

 それでも気になり、今日初めて入ってみることにした。

   

 田の泥が入っているのか、白っぽい濁り。
 加えて流れの悪いところの川底には泥が。

 ただ、大きな岩や石が多く、渓相としては悪くない。
 今の時季としては水量も十分だ。

 大雨にでもなれば、きれいになるのだろうか?

 それにしてもアタリのない渓流だ。
 
 カワムツさえ追ってこないではないか。
 死の渓流?と思っていたら、ようやく手ごたえ。

 この濁りがちな渓流にもやはりいた!

   

 この渓谷、瀬ではほとんど反応がない。
 釣れるのはたいていプール状のところだ。

   

 魚影はやや薄い。

 ただ気になるのはサイズが18~20ばかりであること。

   

 小ヤマメがいない。
 泥質になりやすい川底が産卵に何か影響しているのだろうか?

 大雨でもあれば改めて入ってみたいところだ。。

 帰りにイワナの谷を訪問。

 やはり顔を見せてくれた。

   
     ( 久々に使った青いラパラに )

 さて、笙の川水系も一気に水温が上がった。

 減水が心配ながら、いよいよ安定期に入ったようだ。

 本日 水温 18~19℃  
     ヤマメ 7匹(18~20cm)
     イワナ 3匹(16~18cm)
 
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藤井聡太という人物

2017年05月20日 | 日々
 14歳のプロ棋士が18連勝。

 将棋に縁のないぼくにはそれがどんなものか測りがたい。

 が、とにかくすごいのだろう。

 年輩有段者を次々に撃破。
 この少年の頭はどうなっているのだろう?

 ただ、ぼくが関心をもつのはそのことではない。

 インタビューに答える彼の態度だ。

 14歳ならため口かあるいはモジモジか?

 それが淡々と語る。
 大人の落ち着きを感じさせるのだ。

 18連勝の段階で語ったのは
「(18連勝は)自分の実力からするとできすぎの結果・・・」

   
      (「報道ステーション」から)

 これは謙遜なのか真情なのか?

 謙遜であれば何やら「できすぎ」の感。

 いったい彼はそんな応対をどのように身につけてきたのだろう。

 母親は「生活能力が低い」と評しているという。
 
 これはぼくらの知らない一面なのかもしれない。

 いずれにしても、興味深い人物だ。
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ヤマメたちの活性は上がり

2017年05月19日 | トラウト
 久々に笙の川 本流をめざす。

 が、現地に着くと、やはり水がガタ減り。

 やむなく中流域へ上がる。

 ここで意外にもイワナ君。

   

 笙の川水系には長らく通っているが、このエリアでのイワナは珍しい。

 水の集まるところ。

   

 ここにはやはりヤマメがいた。

   

 その上流は長く続く瀬。
 この時季、水のあるときはいいのだが・・・。

 あきらめ半分だったが、ヤマメたちはこの水少ない瀬にひそんでいた。

 もっともルアーへの食いつきが悪く、バラシの連続。

 さて、川幅の狭いところで、腰まで立ち込んでの釣り。
 ルアーにかかったのは今日一番、25cmはありそう!

 抜きあげるか? けど4ポンドでは不安。
 網か?・・・と迷った瞬間にヤマメはバシャバシャ、ポチャッ。

 これで脱力・・・悔やんでも悔やみ切れない思いで本日の納竿。

 それでも、トラウトたちの活性は確実に上がってきた。

   

 本日 水温 16℃
     イワナ  2匹(17~22cm)
     ヤマメ 12匹(13~19cm)
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大山 木谷沢渓流を訪ねて

2017年05月17日 | 
 大山(標高 1729メートル)の観光ツアーに参加。

 今回の期待は木谷沢渓流。
 なんでもサントリーの天然水のCMに使われた渓流らしい。

 さて、現地に到着すると確かにすばらしい。

    

 さほど広くはない流れながら、水量が豊富。
 しかも、あたりの岩はみんな苔に覆われている。

 まわりの木々の幹にも苔がいっぱい。

 このあたりがとても湿潤であることをうかがわせる。

     
      ( 川のほとりのサワグルミ )
  
 この渓流にはトラウトがいるらしい。

 ぼくもあちこちで目をこらしてみたが、確かめられなかった。

   

 ただ、少し上がると立派な堰堤。

   

 これにはがっかりした。

 もっとも、大山はガレ場の多い山。

 効果のほどはともかく、砂防措置がとられるのもやむなしか?と。

 鍵掛峠からは大山の雄大な姿。
 壁、あるいは屏風のように見える。

   

 そこからの道中ではブナ林が広がっていた。
 ここは西日本最大のブナ林だそうだ。

 こういうところでじっくりブナ林を見てみたいところ。
 が、そこはツアーの悲しさ、バスはビューンと過ぎ去ってしまった。

 ホテルに入って夕刻。
 部屋から夕陽に照らされた大山が見える。

   

 ここからの眺めは先ほどの大山の姿とはまったく別物。

 この姿こそ「伯耆富士(ほうきふじ)」と呼ばれるもの。

 大山の渓谷でイワナに出会いたいものだったが・・・。
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雨の後の上桂 源流部に押しやられ

2017年05月14日 | トラウト
 久々の雨。
 日曜日、増水を期待して上桂川へ。

 が、やはり釣り人が多い。

 やむなく源流部へ。
 今日は前回よりもさらに奥へ。

   

 十年以上入ったことのないエリア。

 こんなんやったかなあ、と忘れてしまっていた。

 渓相は抜群ながら、どうもアマゴの姿が少ない。

   

 今日の貴重な釣果。

 なかにはまだサビの落ちていないものも。

   

 ここ源流部はまだ目覚めきっていないとみえる。

 入梅以降に期待!

 本日 水温 15℃
     アマゴ 5匹(14~19cm)
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上桂川のアマゴも上向き

2017年05月11日 | トラウト
 笙の川が上向きなら上桂川も?との思いで釣行。

 が、上桂川、本流も谷もかなりの渇水状態。

   

 谷でも比較的水量のある下流へ。
 
 やっぱりアマゴは4月下旬より活発。

   

 まだルアーについてくるだけのアマゴが多いものの、数はグンと増えた。

 相変わらずバラシは多い。
 くわえ込みが甘いのかな?

   

 それでも前回には姿を見せなかった浅場の確度も上がっている。

   

 もう一歩というところ。

 16:30、目の前でライズがにわかに活発。
 ルアーは無視されたが・・・。

 ひと雨ほしい。

 本日 水温 15℃
     アマゴ 12匹(15~19cm)
  
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