稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

さびきとワームの対決

2013年11月30日 | 
 1年ぶりに砂浜のヒラメねらい。

 暗くなるまでねばったが、反応はなし。

 17時ちょうど、砂浜沖合になぶら。
 そこへミノーを投げる。
 届かない。

 次いでもう少し手前になぶら。
 再びミノーを投げる。
 届いた!

 が、無視さる。

 なぶらは合計4回あったのだが・・・。

 ともかく敗北。

 夜は串本港のアジング。

 先着のさびきおじさん、鯉のぼり状態。
 釣れまくっている。

 当方はまったく・・・。

 先日はこのおじさんと並んで二人ともよく釣れたのだが。

 20:00頃、さびきおじさん、撤収。

 その後は順調。



 やっぱりさびきには完敗。
 
 本日 アジ 25匹(18~20cm)

 
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メッキからアジまで

2013年11月28日 | 
 メッキがスレたとき、グラブを使ってはどうか?

 と思い立ち、グラブを試してみた。

 そのままでは遠投できないので、アジングで使うキャロを流用。

 が、早く引くとグラブは浮き上がり、結局グラビング・バズに。

 確かに釣れた。



 次いで小型のバイブレーション。

 こちらは反応なし。

 結局、メッキは忙しく右往左往するルアーがお好みかな。

 夜は串本港のアジング。

 今夜は釣り場に大型船が停泊、明るい!



 18:30開始。
 ところが1匹も釣れない。

 先着の中田さん。
 「今日のアジはあかん。渋い。」

 『どうしよう、出直すか?』
 と思いながらだらだら。

 すると19:00ちょうど頃、急にあたり。



 アジの食いは気まま、わからん。

 が、やがて横風。
 釣り糸が横走り。

 ワームにアクションをかけてもフガフガ。
 まったく釣れなくなった。

 20:30頃、風は少し弱く。
 また釣れ始める。

 風というのもわからない。
 アジと同じで気まま。

 でも、大型船、毎晩停泊してほしいね。

 本日 メッキ  9匹(16~20cm)
     ア ジ 24匹(18~22cm)
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メッキ 雨の中

2013年11月27日 | 
 またまた南紀串本へ。

 昼間は墓そうじ、親戚訪問、敷地内の草取り・・・と多忙。

 夜から雨の予報。

 念のためカッパ持参で夕刻出発。

 釣り場に着くと早速降ってきた。
 水面をたたきつけるような雨。

 トップ・ウォーターを投げたが、どこに着水したのかさっぱり!

 アクションをかけるが、プラグはどこを泳いでいるのやら。

 そのうち、グググッと手元に重み。

 メッキに間違いない!

 こんな顔。



 こうして3連発。

 今日はすごい!と思っていたらあとは沈黙。

 場所を移動しながら探る。

 深場で胴太のミノーを投げる。

 反応なし、と思っていたら足元でシュパッ!(音だけ)

 いるいる。
 ちょっとミノーが大きかったかな?と細型ミノーに交換。

 これに集団攻撃。
 水面のルアー周りがモワモワ。



 メッキには細身の方が襲いやすいのかもしれない。

 ただ、このミノーはシングルフック。
 よくバレた。

 やがてとっぷり暮れた。

 「今夜のアジングはカッパが要るな」
 と思っていたが、間もなく窓をガタつかせる強風。

 それに雷鳴。

 アジングは断念。

 本日 メッキ 8匹(18~22cm)

 
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ゴブラン織りのような比叡

2013年11月26日 | 日々
 久々に比叡山へ。

 先日、北海道でバスガイドが言っていた。
 「北海道の紅葉は黄色が主体で単調なんです。
  やっぱり京都の『赤』はすごいです。憧れますね」と。

 でもそれは少し違う。

 確かに有名社寺の紅葉は赤が鮮やか。

 けれどもそれら多くは人工的なもの。
 自然の山林はそうでもない。


 比叡山の道なき斜面、息を切らせながら歩く。
 地面に真っ赤な落ち葉が点々。



 このノコギリ葉はケヤキ。

 あたりを見回すと、あった!



 下から見上げると、葉は橙色に見える。

 一方、ヤマザクラ。



 これは黄色。

 入り混じるとこんな風景。



 森の中に入ると紅葉は単発で、あまりおもしろくはない。

 これが遠くから見るとゴブラン織りのようなにぎわいを見せる。


 陽が傾いた午後4時、八瀬に降りる。

 夕日に照らされたモミジ林は格別。



 まだ最高潮には早そうだ。

 けれども、あと10日もすれば、地面一帯が落葉で真っ赤に染まるはず。



 暮れる前のひととき、まるで大輪の花火をながめるときのような気分。

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洛西の山寺 金蔵寺

2013年11月25日 | 日々
 京都市内も秋色に染まった。



 十数年前の夏、仕事で訪れた金蔵寺(こんぞうじ 西京区大原野石作)。

 人の気配のない境内にもみじが青々。

 『紅葉の時季はさぞかしきれいだろう。いつか来てみたい。』
 そう思い続けてきたが、やっと実現。

 境内にはタクシーに分乗した一団がいるだけ。

 やはり静かなところ。
 初めて訪れたとき、『ここは無住の寺か?』と思ったほどだ。

 山門をくぐって最初の石段。



 脇道のイチョウはすでに葉を落とし、石段は黄色になっている。



 山寺とあって、さらに次の石段。



 ここのモミジは黄色の葉。



 この季節、大賑わいの有名社寺とは対照的な静寂。

 忘れられたような空間。

 この寺、8世紀に創建、戦乱で焼失後、江戸時代に再建されたとか。

 山道を少し上がった台地、ここから京都市内が見える。



 媚びることもなく、さりとて拒みもせず黙々たるたたずまい。

 こんな寺があってもいいのだ・・・と。

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面河川をあとに さらば四国の山河

2013年11月24日 | 
 道後温泉を出発。

 面河渓に向かう。

 ところが三坂峠にさしかかると、あたりは銀世界。



 「いやあ、これは紅葉よりも雪景色が見られそう」
 と喜ぶ。

 道のかたわらを流れる面河川(おもごがわ)。
 ここも変化に富んだいい渓相だ。

 面河渓谷到着。

 しかし、道の雪はシャーベット状になり、普通の靴では歩けない。

 なんとか川べりにたどりついた。



 この面河川、高知にそそぐ仁淀川の上流になるらしい。

 アマゴの年券は2300円とある。
 吉野川に比べて格安。

 魚影はうすいのかな。

 次いで石鎚スカイラインへ。

 と思ったが、雪のため通行止め。
 このツアーで一番に期待していたところだったのに・・・。

 バスの添乗員が急きょのやりくりで砥部焼館訪問に切り替え。



 (添乗員もあわただしく。楽ではない。)

 ともかく、こうしてツアー予定は終了。

 でも、四国というとこじんまりしたイメージながら、山は深く、それだけに川も豊かそうだ。

 釣りに通ってみたいが、遠いのが難。

 もうひとつ、吉野川筋でもそうだったが、野生のケヤキが多いこと。



 赤茶色、黄色、橙色・・・と、同じケヤキでありながら、木々によって違う葉色。
 それが紅葉全体に彩を添えている。


 京都市内では街路樹としてならいっぱいあるが、野生のケヤキはどうだったかな?

 
 さらば、四国の山河。
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足摺岬から道後へ

2013年11月23日 | 

 足摺岬

 初めての足摺岬。
 灯台への道を歩く。



 郷里 潮岬の原生林とそっくりだ。
 太平洋側の海辺というのはみんな似たような気候だからか。

 そうして灯台。



 大海原に向かって立つ姿。
 「孤高」という言葉が似合う。
 改めて灯台の姿はエエもんやなあ、と。

 潮岬と比べると、ホテル・旅館が多い。

 日本の同じ代表的な岬ながら、どうしてこうも違うのだろう?
 

 竜串海岸

 ここでは久しぶりに観光グラスボートに乗り込む。



 いろいろなサンゴの群落。

 ウツボがくねくね。
 ハタが小魚の間をゆうゆう。
 ネンブツの大群・・・。

 見ていると飽きない。

 が、見つめていると船酔いしそう。
 ぼくは船に弱いのだ。


 外泊石垣集落

 愛媛県愛南町の果てにある石垣集落 外泊(そとどまり) 。



 
 明治初期、人口増で住むところがなくなった次男、三男のために開拓されたところだとか。
 斜面を切り開き、石を積んで造成したらしい。

 海に面して設けられた台所の窓。
 一家の主婦は、この窓から船の動きを見つつ家事にあたったという。
 これが「遠見の窓」と呼ばれ、石垣にもくぼみが入っている。



 平穏な暮らしがしのばれる。
 なんとも生活感にあふれる窓のたたずまいだ。

 明治初期の地方集落、
 人口が増えても働ける場所があったというのがいい。

 が、それも今は昔。 
 この集落、上に登れば空地が多く、売りに出されたものも。

 道は狭く、車も入らず、勾配もある・・・となれば生活はつらい。

 ここでも過疎化は例外ならず。 


 (石垣集落中腹から漁港を望む)


 遊子水荷浦の段畑

 宇和島のこれも半島の果てにある集落。

 山の急斜面につくられた段畑(だんばた)。



 およそ300年の伝統があるらしい。

 半農半漁の生活。

 畑一段の奥行は1メートル前後しかない。

 この急斜面、地元の人が黙々とジャガイモを植えている。

 先ほどの石垣集落にせよ、この段畑にせよ、石積みを維持していくのはさぞや・・・というところ。
 すき間だらけの粗い石組、大雨でも降れば補修も大変だろう。

 日本にたどり着いたポルトガルの宣教師。
 日本人の生活を見て「日本人はなんと勤勉な国民」とその驚きを記したと聞く。

 このつつましやかな段畑を目の当たりにし、それを思い出した。


 道後温泉

 さて宿泊地の道後温泉に到着。

 相変わらず、ここはにぎやか。

 本館(通称 坊ちゃん湯)は湯浴み客が引きも切らず。



 ここの湯は単純温泉。
 肌ざわりはごく一般的で、あまり印象に残らない。

 道後温泉の抜群の集客力の理由はなんなのか。

 日本最古という歴史の古さ?
 四国では数少ない源泉の熱さ?
 やはり「坊ちゃん」がらみ?

 この格差、いつも不思議に思ってしまう。
 
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四万十川にて

2013年11月22日 | 
 四国カルスト 天狗高原

 朝から高知と愛媛の県境にある四国カルストへ。

 秋吉台などと並ぶ日本三大カルストのひとつだとか。

 標高1400ほどとのこと。
 バスの車窓はみるみる曇る。

 目的地 天狗高原に着くと雪。

 これはトド松かな?
 さすが高原、北海道以来の眺め。



 風は強く、寒い。
 が、せっかく来たのだからと歩く。

 ときおり雪雲の晴れ間から見える山々。
 すばらしい景観だ。




 四万十川

 続いて四万十川。

 ここは河口から約30キロのところにある沈下橋。



 さすがに四万十川。
 吉野川に劣らず大きい。

 水もきれいだ。



 さて、ここでも遊覧船に。

 船頭さんが説明してくれる。

 この川は河口付近は別として、人工の護岸はなく、自然のままなのだと言う。
 「だからきれい・・・日本一の・・・」と。

 くりかえし聞かされ、やや食傷気味。

 が、ふと思った。

 過日、ぼくがブログで書いたこと。
 古座川をゴミ捨て場にする一部の人々の生活習慣についてだ。

 四万十の船頭のような誇りがあってこそ、川は手厚く守られるのではないかと。

 単にゴミ捨てだけの問題だけではない。
 もっと深刻なダム建設、林道建設などについてもだ。

 そう思うと船頭の川自慢にも納得。



 それにしてもこの川、なぜダムもなく、また自然の護岸が保たれてきたのだろう。

 サツキマスの遡上も盛んと聞くが、条件は最良なのかもしれない。

 自然を広く残したこの大河。

 その背景を知りたいものだ。
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吉野川にて 

2013年11月21日 | 
 吉野川。
 徳島自動車道 吉野川サービスエリアからの眺め。



 河口からおよそ60キロ。
 さすがに大河!
 大きい。

 四国をめぐるツアーの始まり。

大歩危・小歩危

 ここで遊覧船に。

 が、乗り場は長蛇の列。



 待っている間、川を見下ろすと、なかなかの清流。

 船着き場で水面をみると、魚がいっぱい。



 鯉に混じってアマゴ?
 と思ったらウグイ。

 ここは吉野川本流、河口から約80キロあまり。

 釣りに入ってみたい川だ。

 調べると、アマゴの年券は1万円。

 放流量も相当なものかもしれない。

 さて、遊覧。

 両岸にゴツゴツした岩が並ぶ。



 雰囲気は古座川の滝の拝に似ているものの、スケールが違う。
 こちらの方が大きい。



祖谷のかずら橋

 ここは大歩危・小歩危とともに、かなり以前、バイクで来たことがある。

 早朝、旅館の朝食前にみんなでバイクをとばして見物に行ったもの。

 朝早かったため、事務所が開いておらず、やむなく無料で渡ってしまったことを想いだす。

 紅葉シーズンとあってか、今日はここを渡る人が数珠つなぎ。



 売店ではアユとアマゴの塩焼きが売られている。

 ここではアマゴでもコサメでもなく、「アメゴ」と呼ぶらしい。



 この祖谷川も吉野川にそそぐ支流。

 アマゴの豊かな魚影を想像しては、あこがれることしきり。
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年賀はがき

2013年11月16日 | 日々
 今年も早々と喪中はがきが届き始めた。

 知人とも話した。
「まだ11月の前半、早すぎるんやない?」と。
「でも、最近の喪中はがき、早まる傾向やね」等々。

 ところで、知り合いの郵便局員。

 今年も年賀はがきの売り込みに余念がない。
 なんでも、郵便局内でノルマがあるとか。

 で、ぼくもその人から買った。

     

 けれども、これはどういうことなのだろう。

 年賀はがきの売り上げ枚数。
 営業努力したから増える、というわけでもあるまい。

 例えば、郵便局員が売りこんで
「じゃあ、ひとつ今年は年賀状でも出すか」
 という人もまずいないだろう。

 郵便局相互間の売り上げ枚数に違いが出るだけではないのかな。

     

 それはさておき、それでも年賀はがきの売り上げは下降気味らしい。

 メールの影響が大きいという。

 さらに、人口減に加えて高齢化。

 そういえば、ぼくの母も晩年にはもう年賀状を出せなかった。

 正月の風物詩、これが消えていくのもさびしいものだ。

    
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