稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

京の紅葉 八瀬比叡山口

2011年11月27日 | 日々
 八瀬の紅葉といえば、市内では少しマイナー。

 永観堂、南禅寺、赤山禅院、曼殊院といったような観光の目玉がないからだろう。
ここは比叡山に登るケーブル駅と瑠璃光院という小さな寺があるだけ。

 が、さすがシーズン。
 来てみると、バスガイドの旗に導かれた団体客など、行き交う人は多い。
 
 モミジ、まだ青葉が多い。
 しかし日当たりの良い場所は真っ赤。



 紅葉見物の人。そのほとんどが道路や高野川べりを歩いて紅葉を楽しんでいる。 
 


 しかし、ぼくの好きな場所は少し山道に入ったところ。
 モミジの森の中。

 ここのモミジ。
 これだけ数がそろうというのは、かなり以前に誰かが植えたからだろう。
 木々はどれも高い。そのためモミジの葉は小さなドームを作っているかのよう。



 晴れた日、午後の光が当たると言葉にできない色合いを見せてくれる。

 何よりも人混みを離れ、静かであること。最高の場所。



 ここを離れてずっと遠くから見る。
 モミジ以外の木々の紅黄葉。

 写真におさめる。
 が、写真のデキが悪い!こんなんやないっ、と切歯扼腕。

 写真の素人にはつらい。



 やはり紅黄葉、山全体を眺めるのがすばらしい。
 木々の「さんざめき」という言葉がぴったり。

 オッ、叡山電鉄駅前の茶屋にアルバイト募集の貼り紙。



 読んでみると・・・悪くない。
 が、年齢制限??



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若狭のアジング

2011年11月27日 | 
 またまた西本さんとアジング。

 通い慣れ、ほぼジャストインタイムの到着。



 さて、アジング開始。
 が、なかなか反応がない。

 前回もそうだったが、日没直後、空に明るさがほんのりというときはまだ早いのだろうか。

 ぼくに最初のあたり。のらない。次も・・・。
 西本さん、1匹目。

 冷たい風。
 あたりがなくなっては休憩。
 また釣る、という繰り返し。

 「神田さん、どうもひっかかっちゃったみたいだヨ」
 見ると西本さんの竿が曲がっている。けれどもロック状態ではない。
『釣れているのでは?』
 上ってきたのはガシラ(14cm)。
 やった!



 「底の方で釣れたんだよ。ひっかかったと思ったよ。」と西本さん。 

 こうしてこの日は納竿。

 いや、ぼくはまったく釣れず。号泣!
 帰路、峠の温度表示は1℃。



 この日の釣果(西本さんのみ)
 アジ 5匹(9cm~13cm)
 ガシラ1匹(14cm)


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京の黄葉 比叡山のカラマツ

2011年11月26日 | 日々
 数年前、比叡山に登ったとき。
「あれはカラマツでは?まさか」
 あの清清しい枝、カラマツそっくり。



 ネットで調べると、ロープーウェイから撮影されたカラマツ群落の記事。
 やっぱりカラマツ。



 北海道のカラマツ
 北海道旅行をしたとき、カラマツ林をたくさん見た。

 さすが北国!と喜び、バスガイドに話した。

 ところが、ガイドさん
「あれは信州から移植したもので、元々北海道にはありません。炭鉱の坑道を支える木材をとるために植えたものです。」

 比叡山のカラマツ
 では比叡山のカラマツは元々からあったのか?

 よくわからない。

 けど、少なくともぼくの知るかぎりでは3箇所に群落がある。
 調べればもっと多いかもしれない。



 群落はみんな小さい。

 大群落と比べて
 そういえば、先日旅行した浅間山付近でも広大な群落を目にした。
 見事ではある。

 しかし、黄紅葉もあまりその群落が大きすぎると単調に見えてしまう。

 見る側のわがままかも知れないが、黄紅葉、やはり色とりどりが楽しい。



 苗さがし
 カラマツの苗を植えてみたい。

 そう思って探したが見当たらず。残念。
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串本のアジング

2011年11月25日 | 
 メッキに続き、夜はアジング修行。

 第1の釣り場、バラシ1のみ。


 
 アジングの達人たち
第2の釣り場。先行者2名。
 この二人、ひんぱんに竿先を曲げている。
 クーラーボックスを見せてもらうと、半ばくらいまでアジが詰まっている。
 「すごいですねえ」と言うと
 「30匹ほどです・・・いえ、二人でですよ」と謙遜。

「教えてください」とお願い。
 ぼくの竿はトラウト用。しかしアジングには専用ロッドの方が微妙な当たりをとりやすいこと、またフォールで食わせる・・・棚は・・・等々を教わる。

 ぼくの方法はなんと稚拙!それを思い知らされる。 
 
 クーラーボックスがアジで満杯になっているブログ写真をよく見る。
「どうやって釣っているんだろう?」とぼくには不思議でしかたがなかった。
 しかしこの二人の達人を見て納得。

 やっと1匹。17センチ。
 若狭のアジ(10.5センチ)に比べると大きい。



 「どこから来られたんですか?」と尋ねると某市だという。
 ぼくの読んでいるブログ「アジング中毒まっちゃんの日記」は確かその方面の人だ。そのことを話すと
「まっちゃんは友だちです。まっちゃんはウマいですよ。今晩もここへ来るでしょう」と。

 これは偶然!

 「まっちゃん」との出会い
 その人が現れた。
 あいさつすると「私は三浦友和です」など、ワケの分からんことを言う。
 が、この人たち4人、確かにウマい。ひっきりなしに誰かの竿が曲がっている。

 ぼくは、結局ここで3匹。

 最後には重いのが1匹。
 上がってくる長めの魚体。水面のイワシが一斉に散る。
 久々のカマス。32センチ。
 これはうれしい。



 達人たちにお礼を言い、次の場所へ。

 場所移動
 第3の場所。BOSE。

 時刻は21時30分。
 いつもなら帰宅しなければ奥様に怒られる。
 しかし今回の帰省は単独。放し飼い状態。
 止まらん、やめられん。

第4の場所へ。
 キャストしてジグヘッドを沈める。
 わずかなアクションとわずかなリーリング。集中・・・。
 プルプル、合わせる!
 乗った。



 ここで4匹。

 今日は達人諸氏に出会えて良かった。
 とにかく教えを乞わなければ、釣れないのだから。
 ありがとうございました、皆さん。

 けど、これで会得できたわけではない。 
 アジング修行の道、なお遠し。

 本日 アジ 7匹(15~17センチ)
    カマス1匹(32センチ)

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晩秋 古座のメッキ

2011年11月24日 | 
 11月22日、所用で郷里和歌山・串本へ。
 ついでに釣りに行くのはもちろん。

 去る8月21日、いつもなら小型メッキが湧いているはずの串本港、ここで辛酸ナメタローの完敗。
 今年は接岸が悪いのか?と不安に思ってきた。

 メッキ1匹も釣らずして年は超せん!

 15時すぎ、古座到着。濁りが強い。これはどうかなあ。

 スズキねらいか、バイブレーションを投げている人。
 「釣れますか?」
 「ウグイ1匹だけですわ。何を釣るんですか?」
 「メッキを釣りたいんやけどねえ」
 「ああ、今年はメッキ少ないですよ。それに小さい。」
 がっくり。
 
 もう一人、高校生らしきがルアーをひっかけ、苦労している。
 「釣れましたか?濁りがきついけど。」
 「濁り、きついッス。でも2匹釣ったスヨ。」
 『そうか、釣れるんや』

 キャスト開始。反応なし。
場所移動。

 最初の追いを確認。
 ディープダイバーで早いトゥイッチング。
 メッキがその左右を遊ぶように高速で追う。
 『ナメたらあかんでエ』

 ついに最初の1匹!久々の重み。
 ゴトゴトいうような振動が手元に伝わってくる。
 濁った水面の下、銀色の魚体がキラキラ。
 1年ぶりのなつかしい姿。
 16センチ。11月末としては小さい。



 近くで老夫婦がエビで竿を2本。
 発泡スチロールの箱の中を見せてもらった。
 黄ビレ、グレ、メッキ。
 「今晩食べるん。煮付けでうまいんや」と言う。
 「メッキ、もしよかったら・・・」と聞くと「エエんかい?・・・もらうよ、おおきに」。



 さて、続いてヒットしたのはさらに重い22センチ。
 やっと晩秋らしいサイズ。



 その後も釣れ続き、計8匹。老夫婦の箱はたちまち満杯に。

 やがて反応がなくなる。
 場所を小刻みに移動。

 20分ほどして第2波。7匹を追加。



 トップで出なかったのは心残り。濁りが影響しているのか。

 歩き回ってさすがに脱力感。でもよかった。これで年を超せる。

 一休みして夜のアジングに備えよう。

本日 メッキ 15匹(16センチから22センチ)
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京の黄葉 京大吉田寮のイチョウ

2011年11月23日 | 日々
 東大路のイチョウも色づいてきた。
 


 ここ東大路に面する京都大学吉田寮、その並木道。



 時々新聞などで紹介される北大のイチョウ並木には及ばない。
 が、古い木造寮に重なる風景。まるで、「紅萌ゆる丘の花、早緑匂う・・・」と聴こえてきそうなたたずまい。

 写真をとらせてもらった。

 風が吹くと地面に「パラパラ」。なんとギンナン!
 道の脇を見ると敷いたように積もっている。
 ギンナンファンが見たら垂涎モノ。もっとも小粒なのは惜しいが。


 
道脇に置かれた自転車の前かごの中も。



 近くでバイオリンの音。
 クラブボックス前で学生が一人、一心不乱に練習している。



 そういえば前に立ち寄ったときも、トロンボーンやトランペット、それに尺八・・・と思い思いに練習していた。
 「学生は自由で伸び伸び、エエなあ」



 いや、ぼくにこの並木道が輝いて見えること。
 若かった時への憧れ、それを映しているからかな。
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京の紅葉 川端通りのサクラ

2011年11月21日 | 日々
 いよいよ市内は紅葉観光でにぎわってきた。
 紅葉の有名社寺はどこもいっぱい。

 京都住まいのぼくは、そんなところを避けて、すき間を楽しむ。

 紅葉といえば、あまり主役とは言いがたいサクラ。



 サクラは色づいても黄色っぽいの、赤っぽいの、中途半端などさまざま。



 一枚一枚の葉を見るとぼろぼろの穴だらけ。色といい、姿といいやや落ち。
 また、紅葉期、一本一本のサクラを見ても早々と葉を落とし、残りはまばらになりがち。この点では柿に似ている。
 


 だからモミジに比べれば脇役なのか。

 が、並木のサクラ。
 紅葉のときは紅の帯を見せてくれる。



 その帯はほんの短い一時期だけのこと。
 春満開のサクラを惜しむのと同じ気持ちなのか。

 妙にサクラも気になってしまう晩秋の日。
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アジング再挑戦

2011年11月20日 | 
 19日(土)、雨。どうするか?行こうかと西本さんに打診。
 「神田さんも好きだね。雨だよ。」
 「西本さんはどうします?」
 「行くよ」
 「ヤッパリッ」
 というわけで、またまたアジング珍道中。

 しかし若狭に着くと、晴れてきた。



 暗くなるのを待って開始。
 クーラーボックス。西本さん「今日は前回の倍の氷を入れてきたよ」とやる気マンマン。

 ところが、釣れない。
 前回のパターンでは、最初のキャストからプルプルきたのだが。
 やること1時間近く。なんのあたりもない。桟橋まわりをカニ君がエサを求めてか、泳ぎ回るのみ。



 ここで腹ごしらえ。
 何か敗北の予感。せっかく京都くんだりからとばして来たのに・・・とお互い沈痛。

 再開。
 西本さん、ワームを桃色から緑に。
 そして、ついにヒット。



 早速クーラーボックスに。

 この後、ヒットと沈黙を繰り返し合計8匹。前回の倍。
 西本さん6匹、ぼくが2匹。西本さん、いよいよ調子アップ。

 全釣果

 二人で話し合ったこと。
 どうもワームの色よりもアジの回遊、そこにタイミングが合うかどうかではないか?
 スレて食ってこないわけでもなさそう。
 が、あくまで仮説。アジング研究はまだ緒についたばかり。



 それにしてもサイズは10.0センチから10.5センチ。
「もうちょっと大きければねえ」と。
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雨の休日

2011年11月19日 | 日々
 ここ最近の土日、ひどい天候。またまた雨。どうしようもない。

 紅葉シーズン。
 観光バスがたくさん郊外に向かって走っていく。予約客としては行かずばなるまいが、気の毒。
 今日の雨は靴の中までしみてきそう。

 窓の外ではサクラの紅葉が最盛期。散り始めようとしている。
 サクラの紅はモミジとも違う独特の色合いだ。

 左上、山に1本のモミ。その姿は「誇り高く」とでもいうようだ。



 そういえば、この前比叡山で掘り出したモミ、目をこらすと新芽が出ている。この小さな鉢に根付いてくれたようだ。



 その横には、ドングリとギンナンを併せて10個ほど植えた鉢。
 来年の春には何本かが芽を出してくれるだろう。

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紅葉 街に近づき

2011年11月17日 | 日々
 「今年の紅葉は遅れそう・・・」などと毎年の話題。
 しかし、京都の身近で見るかぎり、いつもあまり変わらない。11月下旬の半ばあたりが見頃になる。
 
 ただ、今年の11月の上旬は異常に気温が高かった。「ひょっとすると今年は?」と思っていたが、ここ数日で急速に色づいてきた。まるで帳尻を合わせるかのように。


  (紅葉し始めた葉先)


 京都のイチョウはもう鮮やかになり始めている。
 が、大阪御堂筋のイチョウはまだ青い。日銀大阪支店前のイチョウが、わずかに色づき始めたところだ。



 たまたまぼくの通勤コースだけのことかも知れないが、京都の方が早いように思われる。
 
 この先しばらく楽しめそう。
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