稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

大みそかのアジング

2022年12月31日 | 
 先日のアジングは涙の完敗。

 今日は朝から「どうしよう」と迷ったが、行く!と決断。

 若狭に着くとあいにくの風。

 悪い予感だが・・・やるしかない。

 今夜も先行者が陣取り済みだ。

 さて、その先行者たちから少し離れて釣り開始。

 17:35、最初の小アジ。

     

 とにかく1匹釣れたことに「ホッ」。

 ここからポツポツと釣れ始めた。

 ライズはまったくない。

 釣れるタナは底近くのように思われる。

 爆釣にはほど遠いが、ワームを動かしてはジッと待つ。

 手元に伝わる微妙な「コンッ」、あるいは竿先の沈み。

 このやりとりの緊張感がたまらない。

 寒さも風もどこへやら。

 しかし、それも19時を過ぎて下火に。

「もう終わりか?」と思ったら竿が重くなった。

 これは今夜一番の大アジか?と力が入る。

 が、海面に上がってきたのは赤黒い魚体。

 メバルだ。

     

 22cm!ぼくには結構な大きさ、うれしいッ。

 この後は沈黙。

 今夜は早めの納竿。

 帰り道、さすがは大みそか、車が少ない。

 この一年、我がブログに訪問してくださった皆さんに感謝!

 釣果 メバル  1匹(22cm)
    ア ジ 13匹(13~17cm)
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年末 完敗のアジング

2022年12月29日 | 
 荒天もやっとおさまり、若狭へ。

 いつもの場所へ行くと、まだ明るいのにすでに二人が陣取り。

 さすが年末。

 さて、その近くにて準備完了し、時合いを待つ。

 しかし定刻になってもまったく沈黙。

 『時合いというもの、ズレることもある』とがまん。

 が、1時間近くたっても変わりなし。

 先着の釣り人は?というと、
一人が車で移動してしまい、間もなくもう一人もそれに続く気配だ。

 やっぱり釣れないのは同じようだ。

     

 こちらも場所を移り、そこでいつもの老釣り師に出会った。

 「どうですか?」と尋ねると

 「いやあ、こんばんはまったく!
 あたりさえあったら何とかなるんやけど、そのあたりがない」と。

 さらに「釣れない」とブラブラしている釣り師に遭遇。

「全然だめです。でもサビキでマメアジを釣っている人がいますよ」と。

 なるほど、アジはいる。

 ただワームには見向きもしないということか。

 今夜は「ハズレ」と断じ、納竿。
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おもしろかった大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」

2022年12月22日 | 日々
 このドラマのおもしろさ
 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わった。

 いやあ、いつもの大河ドラマよりも数段おもしろかった。

 大河ドラマ、ふつうなら成功物語に類するような
娯楽的なものが多いなか、これは暗く息詰まるような作品だった。

 主人公北条義時は「正義の味方」でもなんでもない。

 北条家を武士の頂点に立たせるべく、
手段を選ばずだまし、おとしいれ、殺すという冷徹な現実主義者なのだ。

 いや周囲の御家人たちも探り合い、騙し合い・・・と、負けてはいない。

 その動機というもの、すべて権力への執着からなのだ。

 ドラマをみていて、その陰湿さ、残虐さに
思わず気がめいってしまいそうになったこともしばしば。

 実際、ドラマの視聴率は中盤からジリジリ下がったようだ。

 しかし、どの時代にも通じるであろう人々の欲望を
赤裸々に描いたところにこの作品のおもしろさはある。

       

 ドラマと実際の歴史
 さて、承久の乱については、ぼくも歴史の授業で習った程度の知識しかなかった。

 しかし、このドラマをみていると、
知らなかった事件や人物が次々登場し、その事情や内幕が描かれる。

 そのたびに「ホウ」と感心する。

 が、ハッとするのは、数々の歴史事実はそれとして、
それら点と点をつなぐのは作家や脚本家の創作、想像で、それは彼らの自由裁量の分野でもある。

 ならば、この種の歴史作品に接し、
「これが歴史の流れだった」と簡単に納得してしまうと、これは危うい。

 忠臣蔵や義経伝説に作り話が多いのはよく知られるとおり。

 その意味では今回のドラマも歴史を知るうえでは参考かな。

 日本海側は雪が続く。
 しばらく行けそうにない。
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カズワンの沈没事故 ハッチからの浸水だったというが・・・

2022年12月16日 | 日々
 4月の知床半島沖での沈没事故。

 運輸安全委員会の報告が公表された。

 なぜ沈没?
 直接の沈没原因はハッチからの浸水、
またハッチのふたによる窓ガラスの破損、そこからの海水流入によるという。

 海水が流入しても一定量以上は浸水させない隔壁はあったようだが、
これには穴が開いていたそうだ。

 なぜ穴が開いていたのかはよくわからない。

 ただ、カズワンには隔壁の設置は義務づけられていなかったそうで、
残念ではあるが、それ以上の責任は問えそうもない。

 カズワンのハッチのふたの不具合については、
事故前から知られていたようだ。

 それが沈没原因だったとしたら、ふたの整備は決定的な問題だ。

     

 残された問題
 ただ、カズワンの事務所に設けられていた
無線用アンテナが折れたまま放置されていたような運航会社だ。

 不幸なことながら、船舶や航行に無関心な社長には期待できそうもない。

 また、雇われていた船長も
多様な職種を渡り歩いてきたと聞く人で、ベテランとは言い難い。

 海で船を操る仕事に従事する人としては、
いずれも知識や経験、それに厳しさを欠いていたということか。

 ならば、その甘さに「待った」をかけるのが運輸行政機関ではないのか?

 国交省所管の日本小型船舶検査機構(JCI)が
カズワンを検査して「合格」を出したのは事故の3日前だったと聞く。

 ハッチのふたの不具合と「合格」との関係はどうだったのだろう?

 そのあたりをさらに聞きたいものだ。
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アジたち、冷え込んで動きがにぶったか?

2022年12月13日 | 
 今夜の若狭、風はないが冷たい。

 時合いになっても海面は沈黙。

 ならば!と重めのジグヘッドで深みを。

 すぐにアジは食いついてきた。

 間断なく5匹。

     

 しかし18時には停止。

 そこからがまん。

 少し離れたところで突然「バシャッ」。

 何か大モノがはねたか?と思ったら大きな缶を持った人が帰って行く。

 しばらくすると、海面に浮いたゴミがこちらへプカリプカリ。

 キャベツの大きな葉っぱ、玉ねぎの黒ずんだの、ミカンの皮・・・。 

 しばらくして、またまた「バシャッ」。

 この付近の家の人らしい。

 このあたりの生活習慣なのだろうか?

 『海はゴミ捨て場か!!』とがっかり。

 釣り人のゴミもさることながら、地元の人まで海を汚してどうする!

     
          ( 漂い、広がるゴミ )

 さて、アジは沈黙のままだったが、19:30頃、小さなライズ。

 そうして何匹かが釣れたが、それもすぐに終わってしまった。

 よく出会う釣り人がやってきて
「今日はあかん、どこへ行っても1匹か2匹でおしまいや」と。

 またいい日もあると納竿。

 釣果 アジ 11匹(14~18cm)
 
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カツヲさん 2年ぶりのアジング

2022年12月10日 | 
 今夜は元同僚のカツヲさんを誘って若狭へ。

 カツヲさん、アジングというより釣りそのものが2年ぶり。

 リールの竿へのセットなども忘却の彼方。

 釣り糸のもつれもあったが、ともかくアジが釣れ始める定刻には準備完了。

 が、今夜の海面はいつまでたっても沈黙、底を探ってもまったく・・・。

 今夜はダメか?と思っていたら、他の場所に偵察に行ったカツヲさん、
「神田さん、あっちで1匹バラしたよ、バチャバチャやってるよ」。

 ならば!とそちらへ移動。

 なるほど、あまり勢いはないがライズはある。

 そうして表層近くにワームを流すと釣れるではないか。

     
         ( 黙々と投げるカツヲさん )

 「よし、今夜はここ!」と決まり。

 以前、ぼくもここで釣ったことはあるが、小アジばかりだった。

 しかし、今夜はいいのが混じる。

 「これは少し大きい!」と思ったら今季一番の21cm。

     

 これはうれしい。

 そんなわけで、二人で間断なくアジを釣り上げ。

 カツヲさん持参のクーラーボックスも、食べるには十分な量になった。

          

 「もうこのあたりで・・・」ということになり帰路に。

 釣りというもの、人を誘って釣れないときほどつらいことはない。

 いやあよかった!今夜は気分も晴ればれ。

 釣果 アジ 二人で48匹(13~21cm)
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