よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

大寒。

2012年01月21日 | Weblog


朝からまさに「大寒」にふさわしい一日。

「ごめんなさ~い!今日一日顔出す予定はございませんっ!」

といわんばかりの暗ーい空に、ポツポツと降る雪。



まだ始まったばっかりの今年だけれど、何だか毎日せわしない。
一年持つのか、というくらいやる事が多い。


昼に仲間と昼飯を食う。
道の駅の次世代会議のコトを中心に意見交換。

地元を背負う者同士、足下である地元を活性化したいと準備。
それは道の駅に限った活動という事を考えて想定して来ているわけでもなく、
制約を受けるような事で余計な気遣いで疲労をしたくはないし、逆に迷惑もかけたくはない。
その辺りも分かりやすい形で情報を出しながら進めたい。

活性化と言葉は知ってはいても、私も含めて何が活性化なのか、
理解度もそれぞれの位置も曖昧だと裏を返せばわかりにくいという事にもなる。
近々枠組みとして分かりやすく形にして、ぜひ会の名前も付けたい。
それぞれの価値を共有出来る「場」づくりからスタートだ!




より活きる発信がしたい。

2012年01月20日 | Weblog

相変わらず寒い。大寒だものしょうがない。
寒くて雪が少ないのがいいか、
そーでもなくて雪がドッサリ降った方がいいか、とちょっと思う。



昨夜芯から冷えきった身体で仙台駅東口にあるプロジェクト地域活性にT氏、M氏を訪ねる。
今年スタートする田舎村構想の打合せ。

その後、両氏と牛タンを食べつつ呑み語り尽くす。

そもそも昨年の農商工連携セミナーがキッカケで知り合った団体で、
文字通り"地域を活性"する事業を柱にしてきた会社。国からの補助金がらみも多い。
が、今回の震災を機にまちづくり、地域を活かしたいと思う、自らの会社の意思として
我々同様身を削り本気でやったろう!と提案して頂いたのが田舎村構想。

まだ詳細は書きませんが、その本気に、お!本気なのね!?面白いね!?と
乗っかろうというのがよっちゃん農場であり、海の手山の手ネット。

大なり小なり一生懸命モノを作って生活している人がみんなでまるごと発信しちゃおう!
というのが肝。
が、違うのは「人」が基本である事を大事にしたいという想いの共有。
モノを売るにしても、これまでのように「売らんがために」全てをデザインするのではなく、
もっと根っこの「人」を掘り下げて、作り手である前に「人」なんだ、という部分で
語れる舞台づくりを目指している。

関わるモノづくりの我々も、プロ活のようなプランニングやコーディネートする人たちも、
先日ここで書いたように震災が大きな転機だと確信するメンバーが多い。
マイナスをプラスに戻す復興や支援という時期を超え、もっと自らの根本を問いながら
ひねり出して来た確信、それが互いに導かれて集まったという実感がものすごい。
ソーシャルな意識というのかなぁ。



今はちょっと休業してますが、その昔、私も七夕村というこれのミニ版みたいな事をやっており、
そんな話や東北、地元、地域に残る文化や昔やった遊びの話まで、仕事のプロジェクトに幅の出る
雑談余談にも花が咲きまくるいい時間でした。
プロジェクトメンバーとしてではなく、人として距離が縮まったような気がします。


こりゃあ楽しみだ。
その分猛烈に忙しくなりそーだけど。

よっちゃんクッキ~(仮称)をモニタリング。

2012年01月19日 | Weblog

今年初の朝夕ネットの定期市。
いくら寒くとも、身体を動かしてさえいれば状況は違うのだけれど、
ま~~~~、寒かった!ホントに「芯」から冷えた。

こんな時期はやっぱりお客さんも少なくって、商売的にはガマン。
が、ジ~~~っとしていても寒いだけなので、ネタを一つもっていったのでした。




11月からコラボ商品で我が家の炭焼きなんばん・みそを使った発酵パンを作って頂いているのが
大崎市三本木の青い虹さん




今日も完売しました!

そんな店主のIさんが、今度は炭焼きなんばん・しょうゆを使ったクッキーを試作してくれていた。



何度か食べたうち、せっかくだから商品化をしようよと、今日は数種類作って頂いて勾当台にてモニタリング調査。

三種類。
原料は 北上小麦・全粒粉・黒豆・茶豆・唐辛子・しょうゆ・テンサイ糖・天塩・菜種油。
違いは重層の量。

A 重層無し
B 重層普通に使ったもの。
C 重層、少なめ。

で、立ち寄ってくれるお客さん、通りかかる人、出展仲間、などなど片っ端から食べてもらった。
話も弾んで時間が経つのも早いし、これまで縁の無かったお客さんに自分たちを伝えるキッカケにもなった事は大きい。

で、
50人ほどに目隠し調査をしたところ…

半数以上が選んだのが A でした!
意外、ちょっと、意外だったかも。


理由は素材の味が分かりやすくって、風味が一番いい。かめばかむほどにうまい。クセになる。などなど…

重層が入らない分、固めではあります。
よっちゃんと同様、一般受けを狙ってドド~ンと売るものではないし、それだと作る意味も無い。


儲ける為の商品ではない。
同じ街で手作りしてるもの同士の繋がりを形にして、お互いがより活きる様に
広く外へお客さんに繋がるキッカケを拡散したいが為。
それでそれぞれの本業に、お客んを引きつけられればこんなにうれしい事は無い。


先日の海山会議の時は、餅専門の曽木さんがよっちゃんなんばんを始めから練り込んだ切り餅を試作して来てくれた。
これも塗るのとはまた違った味で面白い。

もうギフトでも作っちゃおうか!という位おもろい。
塩辛、味海苔もいきたいなぁ~。
だれかいないかなぁ~。



しかし寒かった

舞い込む。

2012年01月18日 | Weblog

しんどい二日酔い
どーにもこーにも身体がしんどい一日でした。

カミさんには
「酒弱いんだがらっ! んだがら水飲み飲み酒呑まいんて言ってるでしょぉ~~!」
とまたも嗜められ

午前中加工場にこもるつもりが、入ろうとすると次々に電話で、結局午前は電話づくし。

旅行代理店のIさんからグリーンツーリズムの件の話、
海山ネットのSさんからとは布関連の動きについて、
これから始まる東北田舎村について、百貨店関連の引き合いの件について、
などなど諸々。


昨夜の帰り車中、海山仲間の二人と話してもきたけれど、
昨年大地震があって、さてどーなるかっ!とここまで疾走、今も疾走だけれど、
なんとなくそれで自分の方向性がよりシンプルに見えて来た事は大きいなぁと。

震災の有ったことで始まった自立支援を目的とした海山ネットの活動と、生業の農業の両立。
二足のわらじだったことが、なんとなく一本にまとまりそうな気がする。

自分の存在するべき範囲が見えて来たというのか、遠くても繋がる人は繋がるし、
近くても縁のない人は縁がない。

要は、自分がどうありたいのか、メッセージを出す事が基本だと言う、
なるべくしてなるというってこういうことなのか、というような。。。


何書いてんだ?と思うでしょうが、
そう思うのは私もいっしょなのでまた改めて頭がはっきりしたときまでのお楽しみにしときましょ。


おやすみなさい。

しゃべくりまくりっ!

2012年01月17日 | Weblog


(写真:おたのしみ抽選で見事に"特賞"をゲットの協力会会長Uさん)


あ・ら・伊達な道の駅が昨年10周年を迎えました。
新年会を兼ね、農産物出荷組合、道の駅協力会(納品業者)、テナント全ての代表メンバーと、
会社の出席可能社員まで、そうぜい100名近くが鳴子に集う。

式典を終えた後は、親睦を兼ねての懇親会。
ギリギリまで仕事で、遅刻ギリギリの到着となってしまい、乾杯し、一口ビールを口にしてやっと一息。

数ある親睦を兼ねた催しを企画してきたものの、関係団体が一同に会するのは初めてとの事。
農産部長Kさんの名司会を始め、意味のある、充実した時間を作って頂いた会社のご苦労に感謝。

ここまで10年、数少ない創業からの出荷組合員として籍を置き、
会場をお酌して回りながら、事業としてこの規模で継続してきた関係者一人一人に感謝の気持ちでした。
素朴にそう感じさせてくれました。


始めは仕事がテンコ盛りで、翌日の為に体力温存で一次会でおいとまのつもりが、
ついつい注がれる酒の量と弾む話に、帰る気がどこかへ吹き飛び2次会、日付が変わる頃まで居座ってしまいました。


社長、取締役を始め、関係団体の方、出荷組合理事仲間まで、穏やかな酒の席という事で無礼講で臨ませて頂き、
私の想いを正直にぶつけさせて頂きました。
自分が正しいと思っているわけでもなく、けれど方向はきっと!という信念のもと、
結局何をやるにしろ皆でやったほうが、発信力も大きいし、なによりデカく面白い事が出来る!
その為にはあらゆる意味で協力しなくちゃいけないし、力をお借りしないと!という想いでした。

皆さましっかりと聞いて下さり、嗜められる部分もありましたがそれはそれで大きな収穫。
しっかり通じた事が何よりも良かったし、それだけでも参加の甲斐がありました。




今後に活かすっ!



唯一、残念だった事。
盛り上がった「大抽選会」の一位、「LED REGZA」を勝ち取れなかった…
クジ運、わりぃなぁ…。