よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

キツツキ。

2015年02月25日 | Weblog


今日はこってり山仕事。

フットサルやった時のような疲労。。。

缶ビール1本でぐんにゃりしちゃっています。







今伐ってるのは雑木林に竹が繁殖してきたゾーン。

本来なら竹をリセットすべきなんだろうけど唯一の平地なので最低限だけ残すベク間伐。

竹のおかげで日が当たらず枯れてしまう木が多い。

今日もナラとサクラを結構倒した。

広葉樹は針葉樹と違い、

伐っても「萌芽更新」といって株元から新芽が出てきて新しい木が育つ。

昔、どこの家でも雑木林を管理していた頃はこの循環を知っていて、伐った木や枝を薪や炭に焼いていた。

生活の一部なんだ。

そういう何気ないことを知識ではなくってキチンと体験でやっていく、遺すことが、一部ではとても大事なことな気がする。

それも自分の目指す ブツブツ交換

今の世の中なんでも「外」でお金で解決してしまう。

世の中は生み出す人と認める人があってなりたつ、それが自分の思うブツブツ交換。

それが売る人と買う人しかなくって、
中間は 知識 ばっかりになってる気がする。

よく言えば 仕事の分けつ と言えなくもないけれど、、、。




震災からもうすぐ四年。

震災復興のためのいくつの動きが東北で起こり、萎んだだろう。

一次産業がしぼみつつあるからと、農商工連携や6次化なんていうプロジェクトが、
どれだけ生まれて萎んでいっただろう。

儲けたのは 間 にいる人達だけだ、というオチはもういらない。

東北だから、というのは自分の場合はどうしても思うけれど、

今だからこそみんなで、自分の生業、に没頭していく時間が、必要な気がして仕方ない。

すると外に出なくても見えてくるものがあるはずだ。

それが価値なんだ、と自分は思う。


その上で。。

のはずなのに、

先の話が先行しすぎてみんな苦しいのが今の世の中。






かつて キツツキ の巣だったらしい枯れ木を発見。

音は聞けれど未だその姿は見えず。

見たい。

夕方になると上がり時間を告げるようにフクロウもどっかで鳴いていた。







可能性。

2015年02月24日 | Weblog


午前はこってり4時間加工場作業。


週末からもはや持病の胃の不調が出て、
朝から体調はいまひとつ。

寝てようかとも思ったけれど、チョビ副隊長を連れて竹の間伐へ。




昔から、

藤の盛んな山は荒れ山

といわれるくらいで、間伐するときに気をつけないと痛い目にあうのがこの藤の蔦。

伸び放題になるとあっちの竹もこっちの木もと巻き付いて、倒そうと思った木が倒れずひっかかってとても危ない。

竹ならまだ軽いけれども木が吹っ飛んできたらダメージは大きい。
以前竹でさえ脳しんとうぎみになった。




けども地面近くで切っておくと、勝手に枯れて落ちてくる。

花は綺麗なんだけど。




今日はそんな藤の腐った木に天然ナメコを発見。



まだ荒いけれど手を入れたところはだいぶ明るくなった。



今年の目標ラインまでもう少し。。

けどこっからが”真の藪”。あと50メートル進んで終わりたい。



竹藪で毎回目にするのがこの土着菌。

このところずっと竹の粉を作れるチッパーが欲しいと思ってる。

買うととんでもない金額なんだけど、なんとかなんないもんかなー。

機械屋さんと組めないかなーとか妄想ばかり。

この土着菌で竹の堆肥を作りたい。

自分が暮らす環境を活かしていきたい。





ほっかぶり。七夕村。温泉。

2015年02月23日 | Weblog


ちょっと疲れてブログ気分になれずに居ました。





先週末はほっかぶり市。











静かなスタートでしたが、終わってみれば今回もたくさんの人出。

ありがたい。

年明けからずっと海苔巻きを練習してました。

好きで食べるため、が一番だったけどこれが旬を巻けるカタチに出来ればすこし惣菜で出せるかなと考えてます。

今回は少しだけ出しました。ありがたく完売。

もっと練習します。



日曜は久しぶりに 七夕村。練習編。

高専の学生たちが、県南の仮設に暮らす方々へ花苗をプレゼントしたいと、

青竹の筒を作りにやってきました。















午前はあったかく作業しやすかった。

午後は一転、寒い中、しかもやったことがない作業だったのでそうとうこたえたはず。

目標は500!と張り切ったものの、最後まで頑張って頑張って、200は越えた模様。


よくやった!

素朴だけれどもこういうコツコツが人をつなぐ。
実際どう使われるのか、ぜひとも時間が合えば見に行きたい。


そして今日は定休日。

朝から鳴子温泉へ向かい、東多賀の湯・硫黄泉を満喫。

最高でした。

あたらしい1週間も踏ん張る!

初もの 茎わかめとメカブ。

2015年02月18日 | Weblog


雨かぁ~、、、雪の方がいいなーという天気。



用足しついでに三陸からの移住者阿部さん宅へ。

なんと一家そろって御在宅。

一家の主・ショウエイさんは昨年あたりから生業の海の仕事が復活しはじめ、ほぼ年中船に乗りサンマの漁へ出るように。

年末からおやすみで、時に近くの佐藤農場へ仕事に行ったりもする。
とても丁寧な仕事をする仕事人。

震災がご縁とはいえ、うちでもだいぶご夫婦には手伝ってもらっていて、今年も奥さんのタカちゃんには3年目、とうがらしの栽培を頼む予定。

農作業に加え、冬の間は竹の間伐を手伝ってもらったこともあり、

「竹の間伐しなくてないな~と思ってたんだけど、
指怪我したっていうし雪もあるからやってないがと思ってだ~」

とありがたいことばをもらい、

「えー!気にしてけったのー!やってだよー! 」

と返す。

今年は来月あたりから船に戻り、タカちゃんもわかめ収穫に参戦するらしい。

何日かでも日が合えば頼もうと思う。

ありがたい助っ人。



お土産に初もの、茎わかめとメカブを頂いちゃった。





これも実は震災がキッカケで海の人と出会って食べれるようになったもの。

体に似合わず敏感なもんで、スーパーとかのは生臭くて食べれなかった。

もうプリプリ!
先日会で奪取してきた雪渡りのツマミにし、最後は飯にぶっかけて美味しくいただきました。

満足。



地震。チョビ vs ◯ ◯ ◯戦勃発。

2015年02月17日 | Weblog

今日は朝、昼と地震。

なが~い揺れ。

最近たまたま「またいつ起こってもおかしくないプレート状況」という記事を見ていたので、強くなるのか!とひさびさに不安になった。

数日ぶりの山仕事。

最近は作業着に着替えるだけで、チョビも

「オレもいくぞ!」

と吠えるように。

現場について、1人であちこち遊んでオラらんとこに戻るか、勝手に帰り家で繋がれている、というパターンなんだけど、

今日は帰ってこない。
やっぱり戻って親父に繋がれたかと思ったころ、

遠くから「ワンワン!!ワンワン!!」

とチョビの声が延々と鳴り響く。

カミさんと「なんだ!? 変だな!」と不安がよぎって声のするほうへ、雪の中藪を駆け小川を渡って山奥へいそぐ。

あまりに鳴き声が激しいので、

くま?

シカ?

ワナにでも引っかかった?

といろんな可能性が頭をよぎり、200メートルも入ったところ、一旦チョビが
「やっと来たか!こっちだぜぃアニキ!」
といった雰囲気で呼びに来てまた踵を返して戻っていく。

あまりに激しい声、チョビに加え別の声も聞こえてきたので、万が一に備えてナタを構えつつチョビを探すと、、、、





なんと、タヌキ。

一匹のタヌキと対峙し激しくやりあってた。

車にひかれてるのはたくさん見たことがあるんだけれど、生きているのをマジマジと見るのは初めてで見入ってしまった。。

いがいとめんこい。

しばらく吠えあって、一瞬の隙にタヌキが逃亡して消え、終わり。


すさまじい時間でした。

チョビは帰るまでちょっとの物音、匂いに真剣な顔をするようになり、猟犬にレベルアップした模様。

オラもハンター資格でも取ろうかな。