よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

総会前の部会。

2012年01月26日 | Weblog

インフルエンザが大流行です。
3、4日前に予防接種しといて正解でした。
甥っ子んところも学級閉鎖、義兄もインフルと、なんだか怖い。



来月は所属するいろんな団体が次々に総会。
道の駅の出荷組合でも総会を前に意見集約の為の部会を開催。

生産する活動に関しては主に会社側が提案してくれる研修や
必要と思われる講習会。
他は部会ごとの掃除、そして視察研修くらい。

個人的に少ないなぁ、と思うのは「販売者」として「お客さんに向けて」販売する事。
採ったばり市という出荷組合主催事業を2年やってきたけれど、
やり方、進め方そのものが「なんでやるのか?」が伝わりにくいのかもしれない。

今日もその関連の話になると「生産と出荷で手一杯」という意見が圧倒的。
だから参加出来ないんだ、という。
が「参加したくない」というのが本音なんだろうと思う。

「そんな余計な事をしなくても…」

それを変えたい。なんとしても変えたい。
その「余計な事」にお客さんを引きつけるものが沢山あるはずだし、
「余計な事」にこれからの直売所、地域を背負おうとする人は可能性を感じている。

まず何より必要なのは「情報の共有」だなぁと、今回も思う。
それを改善するだけでもずいぶん変化が出て来そう。






昨日、近所の梅の大農場の先輩と「初skype」をやってみた。
光回線が開通する見通しは全くなく、ADSLでかろうじて1M前後の我が家で可能かと不安だったけれど、見事に成功!
成功!というほどのものではないのでしょうね、もはや。

最初の5分は
「うわぁ~、すげぇ!こいづは使えるねや!」

「んだなや、面白ぇ、不思議だなや!」

なんてテンション上がってしまったアラフォーとアラフィフのオッサン二人

お互いにカミさんまで引っ張って来て挨拶しちゃったりしちゃいました…バカですねぇ

が、ちょっと落ち着くと、電話と違って顔が見えるもんだから妙に照れちゃったりと、
なんだか不思議な体験でした。

あ~面白かった。


何をやりたい?をキーワードに。

2012年01月25日 | Weblog



屋内にいる分にはメルもうっとりとするほどの陽気。

が、一歩外へ出ると底冷えが凄い。

アチコチ隙間がありすぎる古民家な我が家。
いつもは湯たんぽが無いと、朝「あれ、寒い…」と目が覚めてしまうほどなのに、
今年はまだ使っていない。
がんばってます。



お昼過ぎまでは来客や電話諸々があり、午後は加工場。


このところマインドマップの書き方の本を合間を見て読んでいます。
道の駅の次世代会議も一部ですが、そんな縦割りはどーでも、
やれる人で地域の再掘り起こしを前向きに考えれる組織体を作ろうと思っています。

人が寄ればアイデアが出て、でもそれが中々形になる「やれるかな?」を共有するところまで
いかなかった。
海山のようにピンと来て繋がっちゃえば早いのですが、そういう例は稀。

だから、寄った人たちがしっかりと共有出来る資料の叩き台を作ろうと勉強中。

その為には私の頭も具現化、細分化する必要があるなぁーと。
今でも資料は作れるけれど、言葉の羅列になっちゃうのは見る方がしんどい。疲れる。


たまには集中!




今日は「全国学校給食記念日」だそうで。

2012年01月24日 | Weblog


岩出山の駅前直売所グリーンアップでは3、4年前より学校給食に野菜を納品しています。
今日はその「給食試食会」という事で、直売所から生産者代表で数名学校にお邪魔し、
児童と一緒に給食を食べる機会が。

私が急遽所用で出れず、カミさんが代役で6年生と一緒に楽しんで来たようです。
最後にはお礼の色紙をもらってご満悦でした。


なんでも学校給食は山形が始まりで、
戦争で一時中断したものの、再会されたのが今日1月24日なのだそうです。

私はまったく給食経験がなく、
小学校での昼メシといえば、冬、教室のストーブの安全柵にみんなで弁当を吊るし、
あっためて食った記憶を思い出します。
給食、ちょっとうらやましい。

次回はぜひとも参加したい!


海の手山の手ネットがミラノに。

2012年01月23日 | Weblog

このところ、何だか忙しくって頭の余裕がなく、
海の手山の手の活動はSさん、Kさんにお任せ状態になってしまっています。
そんな間にも先月、今月と、世田谷ボロ市にて海山の商品を販売して下さったチームワンネスさんとの縁があったり、
また県内でも一ノ蔵さん、南三陸ホテル観洋さんで海の手の新聞バックをおいて頂ける様になったりと進展もしています。

ありがとうございます。

そして、先日イタリアに渡り雑貨店を経営されているKさんという方からご提案頂き、
3.11にミラノで開催されるイベントにて、震災以来の東北の姿を少しでもイタリアにお伝えすべくただ今準備中です。
(これもsさん、kさんに任せきりです




我々も「手仕事で経済復興!」と、海山を立ち上げました。
それは、
何にも無いから、残った手で出来ること。

というのともう一つメッセージがこもっています。

もう一回、手仕事の価値を見直しませんか!?

という想いです。




イタリアのKさんも扱っているのはハンドメイドのものだそうです。
安く手に入り、大量生産出来る規格品が溢れて来てしまい、
それって便利で豊かな事だ。結構結構…イタリアもそんな感じらしいです。

そして同じような空気が漂う日本に、警鐘のように襲った大震災。
単にこれまで建っていた建物が壊れ、尊い命が多数失われてしまったというだけではなく、
関連した原発事故では今なお、まだまだこれからも不安定な毎日が続きます。

そんな中で「これまでの価値観でいいのだろうか?」と、沢山の人が感じたはず。

私も沢山の人たちに元気づけられ、支援を頂き、海山も出来ました。
最後はモノではなく人だ、と本当に思いました。
そして、やっぱり私は田舎を守らなくちゃ!元気づけなくちゃ!
それが自分のこれからの大きな仕事だ、
と毎日グルグルグルグルしながら気合いを入れています。

ハンドメイドが優れているというのではなく、
その…「人が作ったんだ」と思える、見える、世の中…というのか…。

そんな我々や、今もマイナスから頑張る海の手の姿や東北の人たちの姿が、
ちょっとでもイタリアに伝播するといいなぁと思います。

石臼が届く。これを使って『my 一味』を作っぺ!

2012年01月22日 | Weblog

相も変わらず曇天寒空。
ベタ雪どっさりで足場が悪いっ
今日一日で何回靴下取っ替えたか…。





アマゾンより待望の石臼が届いた。

むかし家の我が家にもあるにはあり、
それを磨いて目立てを頼もうか、とも考えたけれど、
何しろ重さが半端ではないので却下。

ネットで探して10キロくらいのヤツを探していた。

持ち運べるやつを…そうです!これは私が使うという目的ではなく、
お客さんに使ってもらう!

昨年から考えてまして、とうがらし農家として3年前から乾燥とうがらしも一味に挽いたのも売って来ました。

が、お客さんの反応がバラバラなのが面白い。

「私は微粉がいいわ」

って人も居れば、
「粗挽きの方が香りが良くて好き」
という人も。

ならば両方作ってしまおう!!

と思うところですが、それは面白くないので、考えに考え続け…

ならば自分で挽いてお好みにっ!
        オンリーワンの『My 一味』を自分で作っちゃって作戦!


を発動する事にしました。


先日の朝夕ネットの時も感じましたが、
「うちの商品はこれでございます!」
という切り口だけだと、お客さんはつまらないし、
セールストークがあんまり上手ではない私では間も持たないのです

で、ネタを、という訳です。
それに「いずれは七味?11味!?」なんて発展も出来ます。


そうすれば、
寄る人もなんだ?とおもしろがり、私も私も!と行列が出来、ついでに私んちの商品も見てくれるし、
時にはピューッと風が吹きみんなで「へっくしょんっ!」という光景もグーです。

そんな仕掛けを今年は増やしたい。