よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

左フック。

2019年01月29日 | 農家の風景。


昨夜は鳴子にて、インターナショナルな面々が集い「温泉利用」についてワイワイとつながる時間。



何人かプレゼン。

農業やってからは純粋に「学問」としての話を聞く機会に縁遠くなってしまっている中、

東北大で研究してるアメリカ人、カエルのコミュニティについての発表は面白かった。

例えば地域に部外者が入ってくるとコミュニティはどう変化していくのかという話。

どうしても頭で置き換えてしまうけれど、今は意識も人の動きも多様化しているので、また鳴子とか近隣地域でのサンプリング事例まで発展してくれたら面白いなと思った。

なんと言っても不足は英語力。

スクリーンも使っているので、なんとなぁ〜〜〜〜く理解できるものの、一つの単語に「?」と引っかかると置いてけぼりをくらってしまう。

ちょうどいいところで日本人の先生が翻訳しながらだったので助かりました。


最近鳴子に、これまでの「温泉街をどう観光で盛り上げるか」だけではなくって、乾燥、発電など多方面で活用しようという動きがバンバン生まれていて

いろんな人が訪れている印象。端っこでそんな方々と交流できるのは単純に面白かったりもします。

先日もそんな面々からお弁当の発注も頂いて、その時参加されていた方から「今までで一番うまいお弁当でした!」とうれしいご意見も頂いて

この地を訪れてこの地の素材を味わってもらえるお弁当はまだまだ営業のしがいがあります。





そんな温泉熱を使わせてもらっているタケノコ加工。間伐もゆっくりと合間をみて進行中。昨年の続き、今年整備予定の2反歩くらい。

粉砕機が入って腕の腱鞘炎は心配ないものの、今度はどうやったら効率が上がるか思案しつつ山へ入っています。

まだまだ景色に変化がないのでまだまだテンションが上ってこないですが汗をかくのは気持ちいい。



恒例は日暮れ前に切り上げての副隊長サムの散歩。こいつのおかげで裏のセリ圃場の被害はほぼ無し。

朝は親父が散歩。他はほとんど一人ぼっちなので間伐期間は念入りにかまってあげます。



竹林をぐるっと散歩し、終わったらおやつタイム。チョビもサムも干しいもが大好物。



サムはチョビより一回りデカイので、一つ食べ終わって「はい!もーいっこ!」を要求する左フックがとても痛い。

お手を覚えたときから常に差し出すのは左。サウスポーなのだろうか。

たのもしいヤツです。







くるみ豆の呉汁がうまい。豆腐もつくってみようと思います。
コメント

竹しごと、開始。

2019年01月26日 | 農家ブランド


今年もまたお客様から繋がって、新規のご注文へ連鎖してるお弁当。こういう形がとてもうれしい。



あわせてよっちゃん商品にも興味を持って貰えると、やりがいはさらにアップでうれしい。



今年初シュウマイ。くるみ豆を入れてみました。

もっとフワッとしたシュウマイを目指してまだまだ改良の余地多し。





なかなか手をつけれなかった竹、合間を見てようやく徐々にモードチェンジ。

竹鶏ファームから借りた粉砕機、いざ始動と思ったらクラッチワイヤーが固着してしまっていたり

なんだかこのところ機械につかずもどかしい。運搬機のキャブもなんだか・・・だが後回し。



まずは肉の薄い唐竹ゾーンで試運転、調子と操作方法を覚えながらゆっくり。

肉が薄いとはいえ感動するほどの粉砕力とパワー。雪もあって唐竹は2日ちょこっとやって一旦終わり。



早く発酵実験もしたいので今日は家のすぐ裏の孟宗ゾーンへ。



肉厚の孟宗はさすがに手強い。太いといってもまだ6〜7センチだが根に近いところはシンドそうに唸りながら。

借りてくる際に「根っこの方は諦めた方が作業が捗るよ」とアドバイス貰ったが、やってみて実感。

上から下まで鉈を入れる手間を考えると圧倒的に作業自体は楽。

根っこの方は諦めて積んで、粉砕したものと混ぜといたら腐食も早まるかもしれない。

今日は時間をかけて葉っぱが混ざった粉末、そして枝を落として幹部分のみの粉末と手間かけて分別。

竹は葉っぱが腐りにくいので、発酵具合の違いも見たい。

米袋にぎゅーぎゅーに約10袋。切った本数は30本弱。



夕方、サム副隊長の散歩がてら裏の本ゾーンを下見。雪が結構深いなー。斜面なので滑るのが危ないので考えもの。

けど今年はイノシシの跡が少ない。理由が気になるところ。

少ない、と喜んでいいのか、裏年でタケノコの芽が本当に無い、不作の予告なのか・・・。




しっかり疲れきって全身バキバキ。いいスタートです。こっからまた絞っていきます。
コメント

よっちゃん、イノシシを捌く。

2019年01月23日 | Weblog



駅前の直売所のプロジェクトの打上げで有志で鳴子一泊。三年やって3回目。

「農家が育て 農家がついた」をキャッチコピーにする お餅プロジェクト。

米粉のお餅が多くなってきた今の時代、ホンモノで勝負しよう!と始まり、

がんばってがんばって受注に追いつこうと多い日には20升以上もつきまくりました。

今年は前年比1割アップの売り上げでテンションもあがり、

大先輩方と大いに食べ、大いに呑み、大いに唄いました。

私はのした餅を切って包装する係。反省もあったので今年の年末はそれを改善だ。



そんな最中に昨年裏山に罠を仕掛けてくれたハンター・伊東さんから連絡。

「イノシシ欲しい?ウリ坊のちょっと大きいやつ。」という事だったので「ぜひ!」とすぐさま返事。すると、

「血抜きだけしたからそれでもいい?」とのことで、「いやぁ!それはご勘弁を!ぜひブロックでー!」

と話したつもりが、、奥様がうちに持ってきてくれたダンボールが異様にでかい。。。

聞いたら、「頭と皮と内臓は外してあるから。がんばって!」と・・・・・・。

まさかせっかくのお裾分けを突き返すわけにもいかず、、、、覚悟を決めました。初・解体です。

1番苦手な処理を終えてくれてるのに加え、このイノシシにも申し訳ない。

打上げも終わって床につく段階からYouTubeで解体学習し、気合いだけは万全で。



このブログ初のボカシです。あまりにも、、あれなので。

最初は恐る恐るでしたが筋を切り脚を外し、骨を外し少しずつ部位ごとに肉を切り分けて・・・。



実際にやってみるとやっぱり難しいというのが実感。当たり前だけど。腕がなくて無駄もたくさん。

色々と頭をよぎりました。

命をいただく

というと簡単だけれど、それと、

生きる

の間にはいろんな感情があふれます。



少し、鳥類ハンターの週末蕎麦工房・芳賀さんにお裾分けして残りはいちばん美味いと思うスモークの仕込み。

頂いた伊東さんにもお返ししたい。



夜は楽しみにしていたイベント。東北食べる通信・高橋博之さんの講演に。



同姓同名漢字も一緒。新聞に載るたびに「あんだ、いい活動してるなぁ〜」と地元のおばちゃんに声をかけられ、

勝手に徳があがるという恩恵も頂戴していたりしていた方、ぜひお会いしたいと思ってました。

消費者と生産者のつながりを作るためにしている活動、考えてることを熱量たっぷりに語る2時間はすばらしかった。



私も農家に生まれ、その風景と感情を生業にと「よっちゃん農場」の看板で生活させてもらってます。

始めた頃、20年前近く前に出会った名取のセリ農家・三浦くんとずっと話していた内容そのものがあふれた時間でした。

業種にすると製造小売とかになってしまうのかもしれないけれど、根本の思想は農家を営む1人の人間。

乖離してしまった、育てる人と食べる人の関係を繋ぐ産物を作りたい、物々交換のような距離感でやりたいという想いです。

それ以上でもそれ以下でもない。

商品の完成度ももちろん大事だけれど、旬に追われる楽しみや苦しみや焦燥感。それは相手にしているものが、

生きているもの

だから生まれる感情です。

これは他の職業と大きく違うところ。よっちゃん農場というラベルの、いっこまえの段階。

震災でさらに目が覚め風景の根本をと竹林に埋もれる時間をつくっているのもその為です。

そこを揺さぶられないと、動けないという今日この頃。

ステキな時間をいただきました。






またゆっくりとお話ししたい方です。




農家としてまだまだやれる楽しみが増えました。




コメント

ベーコン。

2019年01月20日 | 農家の風景。


年明けからさっそく山へ、と思ってたけれども、

風邪気味だったり加工場やお弁当で忙しくさせてもらったりしつつ機械整備しつつまだ入れず。

借りて来たメインマシンの粉砕機の修理、加えてエンジンが壊れた運搬機もあっちこっちで部品探して

自力換装してようやく準備が整いつつあります。機械いじりも面白い。








お弁当も年明けからたくさんご注文頂いて、ありがたいです。

今年も旬の足もとのおいしさを伝えられたら。がんばります。

増えてきたのは「地域の外からのお客様へ」という機会に使っていただくことが増えました。

せっかくなので地元の素材を食べてほしいという気持ちが繋がっていくのはうれしいです。






昨年観た映画「人生フルーツ」は素敵だった。

その中で出てくる手作りベーコンが美味そうで美味そうで、

ベーコンは自家製に限る!と言えるように、練習しています。

まだまだ納得のいくものはできませんが、よっちゃんなんばんに漬け込んで仕込んでもいい感じです。





さすがにこのところは寒さがさらに一段階増し、グッときます。

メルはコタツから離れず、夜は床につくやいなや一目散に潜り込んできます。


コメント

年明けの日々。

2019年01月08日 | 農家ブランド


年越してしまった くるみ豆の脱穀 完了。ムシロの上で竹で叩いて。

覚悟はしてたが本当に僅かな量。今年は 対シカ 対策しっかりやろう。

いろいろとこの大豆でやってみたいこともあったので、この地域で同じくくるみ豆を栽培する農家の大先輩、

蕎麦カフェ・田伝中鉢さんからちょっと譲っていただきました。

栽培しているに恥ずかしいことですが、同じ地域のものを使いたくてお願いしました。

お弁当用のものの試作と、同じ地域のものなので種にさせていただこうと思います。













5日には町内で餅つき。

昨年始まった 農ドブルメンバーによる「もちもち農ドブル」でお振る舞いしました。

青田ファームで白米、うちは玄米、杵と𦥑でお客さんと共に楽しみました。

二臼で5升ついて(余るんじゃないか・・・)と思ってましたがあっという間に食べつくしの大好評で終了。

「昔はやったね〜!」というお客さんの声もありましたが、今だからこそ杵と臼、もち米100%の本物を感じてほしい。

地元で、だからこそ恒例にしたいものです。






道の駅は年中無休ですが、岩出山駅前のグリーンアップは一週間お休みを頂いて初売り。

こちらは農家が自ら運営する店として20年を超え新しい一年の始まりです。

初日恒例で夕方から新年会。

オードブルは頼んだものの、会員みんなの手作り差し入れてんこ盛りで豪華な時間でした。

みんなまだまだ元気。今年もがんばります。
コメント