よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

海の手山の手ネットがミラノに。

2012年01月23日 | Weblog

このところ、何だか忙しくって頭の余裕がなく、
海の手山の手の活動はSさん、Kさんにお任せ状態になってしまっています。
そんな間にも先月、今月と、世田谷ボロ市にて海山の商品を販売して下さったチームワンネスさんとの縁があったり、
また県内でも一ノ蔵さん、南三陸ホテル観洋さんで海の手の新聞バックをおいて頂ける様になったりと進展もしています。

ありがとうございます。

そして、先日イタリアに渡り雑貨店を経営されているKさんという方からご提案頂き、
3.11にミラノで開催されるイベントにて、震災以来の東北の姿を少しでもイタリアにお伝えすべくただ今準備中です。
(これもsさん、kさんに任せきりです




我々も「手仕事で経済復興!」と、海山を立ち上げました。
それは、
何にも無いから、残った手で出来ること。

というのともう一つメッセージがこもっています。

もう一回、手仕事の価値を見直しませんか!?

という想いです。




イタリアのKさんも扱っているのはハンドメイドのものだそうです。
安く手に入り、大量生産出来る規格品が溢れて来てしまい、
それって便利で豊かな事だ。結構結構…イタリアもそんな感じらしいです。

そして同じような空気が漂う日本に、警鐘のように襲った大震災。
単にこれまで建っていた建物が壊れ、尊い命が多数失われてしまったというだけではなく、
関連した原発事故では今なお、まだまだこれからも不安定な毎日が続きます。

そんな中で「これまでの価値観でいいのだろうか?」と、沢山の人が感じたはず。

私も沢山の人たちに元気づけられ、支援を頂き、海山も出来ました。
最後はモノではなく人だ、と本当に思いました。
そして、やっぱり私は田舎を守らなくちゃ!元気づけなくちゃ!
それが自分のこれからの大きな仕事だ、
と毎日グルグルグルグルしながら気合いを入れています。

ハンドメイドが優れているというのではなく、
その…「人が作ったんだ」と思える、見える、世の中…というのか…。

そんな我々や、今もマイナスから頑張る海の手の姿や東北の人たちの姿が、
ちょっとでもイタリアに伝播するといいなぁと思います。