たけのこ出荷箱作りました。シンプルに。
これまでよっちゃん商品用を使ってましたが、微妙に詰めづらく、
せっかく朝堀りなのに開けた時の見栄えが悪いので新調。
近所の親切な段ボール工場、うちのような小ロットでも優しく対応してくれます。
ここの社員は出社すると仕事前に会社周りの道路までみんなでゴミ拾いしてる姿が印象的。
今朝も朝堀り。収量は上がってきました。
竹林でたけのこ探せるようになるのは4時過ぎ。
竹林に陽が入って太陽見えるのは7時前くらい。
勝負の時間です。
今日はいいのが掘れました。20センチ級のちょうど良いサイズ。
掘りたてで一番違うのは「根っこ」部分の味。
掘ったそばからアクが出て旨味が落ち、固いだけになるのが筍なので、
根っこの、なんともいえない旨味を味わっていただきたいです。
小さい筍が好まれますが、それは鮮度の差です。
前回の表年の2018年はすでに100キロ超えしてました。
今年は寒の戻りの影響か、まだその半分くらい。これからです。
たけのこ眼。
まずは県内、地元の人に、朝堀りの美味しさを伝えたい!
遠くのブランドより地元の鮮度だべっちゃ!
と始めた出荷ですが、
朝は流通番長へ集荷までの限られた勝負なので、探す眼と感がものをいいます。
私もカミさんも本気になったら相当に、見つけるのも掘るのも速い。それが仕事なのですが。
ビヨーンと地面から突き出てるのは探さなくとも目にはいりますが、
まだ序盤の今は、一番うまいところを探すとなると、眼が必要。
例えばここ。 ん? と、違和感を感じる、気づくかが第一歩で、
ムムム・・・と覗くと、
あります。
こっからさらに目利きが必要で、
葉っぱの色と大きさで、通称オス(根が浅いもの)かメス(根っこが深いもの)か判断して、
大きさを予測して掘り上げます。
オスはたいてい、ひと鍬ガツンと入れて終わり。
メスは根が深いのでじっくりと周りを掘って長さを見極めないともったいないことになります。
お! あった!と思うと、、、
となりにもう一本!というパターンが今年は多いです。
先っちょしか出てないようですが、掘るとちょうど美味しい20センチサイズ。
やっぱり慣れで、初体験の人はなかなか難しいかもしれません。
私とカミさんも
「ん〜〜〜、全然”見えねーなやぁ〜”今日はあんだに任せっから!」
という日もあります。不思議です。
今年はそういう体験を楽しんでもらえるようなイベント、
竹やぶ会議で企画したかったですが、残念です。
今は乗り越えて来年以降また考えます。
いよいよ シドケ も取れだしました。よっちゃんマヨで最高です。
山菜は冬に身体に溜まった毒を抜く、と言われますが、
ほんのり感じる苦味が美味しいのです。