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イカナゴの新仔のかき揚げ


 今の時期、このへん(神戸)のスーパーなら、どこでもイカナゴの新仔が売ってます。とれたての生はクギ煮にしますが、釜揚げもよく売ってます。漁船から上げたイカナゴの稚魚を、すぐにゆでたもので、加熱ずみなので買って帰ってそのまま食べられます。ちょっとポン酢をたらして食べるのがおいしいですが、かき揚げにしてもおいしいです。
 イカナゴに小麦粉をまぶします。少量でいいです。衣を作ります。卵は使いません。小麦粉と冷水でごく薄い衣を作ります。ほんとは水だけにしたいのですが、それだとまとまりにくいので、小麦粉を少し使います。
 小麦粉をまぶしたイカナゴの新仔に衣をまとわせて、お玉で取って180度の油に入れます。パッと散ることもありますが、あわてないでハシでちょいちょいとまとめればいいです。まとまらなければ衣を垂らしてまとめてやればいいんです。かき揚げは難しいといいますが、一発で決めようとするから難しいのです。まとまらなければ途中で修正すればいいのです。
 私のかき揚げは、ほんとは素材だけで揚げたいのですが、それではまとまらないので、しかたなく小麦粉を使っております。極力小麦粉の使用量を少なくして、カリッ、サクッとしたかき揚げにしたいものです。小麦粉をたくさん使ったボテッとしたかき揚げは私はイヤですね。
 揚ったらお醤油をちょっとかけて食べましょう。ご飯のおかずにも、お酒のアテにもよくあいます。
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