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二日続けて喜楽館に行った

 おとといに続いて、きのうも喜楽館へ。こんどは夜席である。7月の豪雨災害のチャリティ落語会だ。8月15日16日2日間のうち15日に行って来た。上方落語協会の理事が総出演して豪雨災害の復興支援をする。
 入り口で開場を待っていると、おとといは桂三若さんが前を通らはったが、きのうは桂文福さんが巨大なお腹で通らはった。まわりの人にペコペコ。たいへんにあいそのいいおっさんである。
 最初の演者は林家小染さん。「上燗屋」この時も14日と同じD列の席であった。たいへんに高座に近い席。それでなくても声がでかい小染さんの大声がよく響いた。
 2番目は笑福亭松喬さん。「鷺とり」江戸雀のちゅん太郎までで。この主人公、あとは雀ではなく鶏を大量に獲ってから揚げ屋を始めて大成功。白いヒゲをはやして街角に立っている。松喬さん、まくらでいっていたがプロ野球は阪急ファンだったとか。そういえば松喬さんは西宮生まれだった。小生と同じである。小生はなんの因果か阪神ファンになった。
 3番目は桂小春団治さん。二日続いての小春団治さんである。創作落語の「職業病」ファミリーレストラン開業。店員は元葬儀社社員、元自衛隊員、元マクド、アーパー女子高生など。
 小春団治さん、そろそろ「小」が取れてもいいと思うが、四代目春団治は春之輔が襲名した。桂春輔という名跡が空いているが、小生、桂春輔師匠には直にお会いしたことがある。ものすごくユニークな人であった。なんせあの桂枝雀が春輔師匠の落語に衝撃を受けて、自分の落語ができなかったぐらい。
この春輔師匠、先代春団治師匠とトラブルをおこし祝々亭舶伝と名乗っておられた。桂春彦が春輔を襲名する予定であったが恐喝事件をおこして破門。どうも桂春輔という名跡はあまり明るいイメージはない。
 4番目は桂塩鯛さん。「鹿政談」塩鯛さんの古典落語は安心して聞ける。
 中入り。落語会の時はいつも中入りの時にはトイレに行く。この喜楽館にはトイレは1つしかない。行列である。天満の繁昌亭の時は外へ出て、天満宮のトイレに行くのだが、喜楽館は新開地商店街の中。適当なトイレがない。
 トリは桂文之助さん。「紙入れ」間男噺である。文之助さんの女性はいつもかわいい。
 最後は大喜利。司会は笑福亭松枝さん。出演者は笑福亭呂鶴さん、桂春若さん、森乃福郎さん。桂文福さん。平均年齢67.2歳。高齢大喜利である。最後は文福さんががまんできなくなって河内音頭を歌い出しておひらき。
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