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寒い日のインテグラ

うう、さむ。今朝の神戸の気温は-3度。ことし一番の寒さである。北国の人にとって-3度なんてなんともないかも知れないが、温暖な瀬戸内気候の神戸にとってはものすごく寒いのである。ほんと、おはようが凍る寒さだ。
 ホンダ・インテグラ。小生の愛車だった。たいへん、気に入った車だった。カッコいいし、室内は広い、よく走る、それでいてガソリンはあまり食わない、たいへんいい車だった。
 ところが大きな欠点があった。寒い日限定の欠点だが。この車、ご覧のようにリトラクタブル・ヘッドランプである。昼間はヘッドランプはかくれている。必要な時にパカッとヘッドランプが出てくる。
 寒い早朝や夜間、車で出かけるとき、ヘッドランプのスイッチを入れても出てこない。ランプが凍りついているわけ。こんな時、無理すればランプを駆動させるモーターがダメになる。車庫から家まで帰って、ヤカンにお湯を入れて持ってきて、ヘッドランプ部分にかけて溶かしてやるわけ。
 寒い日のリトラクタブル・ヘッドランプ車はめんどうなのだ。だから、最近はリトラクタブル・ヘッドランプの車はなくなったのかな。
コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
なるほど… (アブダビ)
2016-01-25 23:55:06
インテグラは私も乗ってましたが、でんでん気がつきませんでした。まあ当時の持ち主(同居人)は、「お前はメカ音痴で、整備を一切手伝わなかったから知らんのだ!」
とメールに返信してきましたが。
 
 
 
アブダビさん (雫石鉄也)
2016-01-26 09:12:09
ひと冬に一度か二度こんなことがありましたね。
私のインテグラは初代でした。リトラクダブル・ヘッドランプのインテグラは初代だけで、2代目以降は普通のヘッドランプでしたね。
 
 
 
ニーズ ()
2016-01-26 18:33:19
歴代、自分の家はトヨタ車が多いのですが、ホンダ車も心惹かれるところがありますね。デザインやハイブリッドもそうでしょうが、国産車で、ホンダは前者と比して、若者のニーズの中にスタンダードを見出しているように思います。

道路ですれ違っても、ホンダ車は引き立ちますね。遊び心で、車を改造する人も居ますが、基本となるスペックが勝負の分かれ目だと思います。
 
 
 
隆さんへ (アブダビ)
2016-01-26 19:32:57
言われてみればホンダ車って、「ワイルドスピード」シリーズでも、ドラッグスレース(日本で言うゼロ4ですか?)やる連中が、
改造して乗るのは日本車それもホンダ車が多かった気がします。
安いのか?
と思ったら、そうではないようてすね。
トヨタの車も中国、中東、アフリカてはよく見かけますよ。報道写真に写る車はたいていがトヨタ車です。
 
 
 
アブダビさん (雫石鉄也)
2016-01-26 20:04:35
ドラッグレースにホンダ車は不向きではないでしょうか。ホンダ車はほとんど、というか全部、FFです。前輪駆動車です。ドラッグレースはスタートダッシュを競うわけです。ですから前輪は浮きぎみで、後輪で駆動させる方が有利です。ですからドラッグレースは後輪駆動の車を使うのが自然でしょう。
 
 
 
アブダビさん ()
2016-01-26 20:25:19
映画でも、自分の感想では、トヨタ車などは改造されずに、プリウスなど乗られていましたよ。ホンダ車は、一時よりも、壊れにくい良品質になって来たように思います。改造すると、純正品とか、手に入るものが限られると思うので、外国人が乗る、というのは、如何にも、町工場の雰囲気が残っていますね。ワイルドスピードも、そうした、拠点として、自動車を生産する基地があって、これは僕も観ましたが、スカイミッションでは、外国車が多かったです。007など、スパイ映画だと、イギリスから観て、国産車両が多いように思います。信頼性があるからだと思います。
 
 
 
管理人さんへ (アブダビ)
2016-01-26 23:26:15
なるほど…
するとドリフトとかするのは前にエンジンを積んだ車が良いわけですか?
真ん中にエンジン積んだ車とかあったらバランス良さそうですね。
 
 
 
隆さんへ (アブダビ)
2016-01-26 23:44:48
ホンダの車が壊れやすいのは、ふつかった時の衝撃を部品を壊して逃がす為と思ってたのですが、粗悪品だぁたのですか?
何だか本田宗一郎も大した事ないな。尊敬してたのに(怒)!

部品の入手と生産拠点の事までは考えてませんでした。
まー、ギャングもMI6も戦争しているようなものですから、補給線は大事なはずで、
だとすると国内なら英国車か?
いや…まて…MI6は外国担当で国内はMI5たったような…
とにかく日本でミッションに用いるならホンダかトヨタか日産てすね。
代理店がいっぱいあるから。
ホンダはバイクの代理店を出すときに、東京の若者人口の多い地域を割り出して、
それらと繁華街や大学の集中した地区を結ぶ幹線道路上、とくに複数のルートが合流する地点に店を出させたそうです。
こういうの聞くと、ビジネスも戦争で補給や戦略が必要なんだな…って思いますよね。この話を昔、リクルートで働いていた時に、紳士服チェーンで話して、500万くらいの広告契約を貰ったんですけど、
その後でリクルートスーツを購入する都内の学生の路線ごと人口とか調べさせられて、えらい目に遭った記憶がおります。
 
 
 
アブダビさん ()
2016-01-28 00:54:25
>ギャングもMI6も戦争しているようなものですから、補給線は大事なはずで

イギリスのMI6は、スパイ産業の中心にあると思いますが、国策機構として、政府の意のままになる企業、特殊な自動車部品とか生産させられるのは、町工場レベルの事業者だと思うので、そこはマフィア的だろうが、ワーストの友の子だと思います。つまり、市場統制には権力が付き物だという事です。大企業になるほどに…。

でも、大企業が国策に関わる方が恐さはあるわけで、個人的にお薦めな「キングスマン」という映画では、これもスパイものなのですが、大企業の発想する謀略のレベルは普通では考えられない、という、異常な野心を描いているわけです。経済人として、栄達を極めたなら、次は政治的野心というところでしょうね。
>何だか本田宗一郎も大した事ないな。

アブダビさんのコメントで面白いのは、本田宗一郎に触れられているところですが、技師として優れた人材が、良き経営者になるとは限らないところですね。壊れにくい頑丈な車を作った、されど、組織にイズムが浸透しなければ、会社として技術革新を受容したとは言えない。ホンダの経営戦略は見事ですが、技術力を高めた結果として、トヨタの成功があるならば、具体的な地名は忘れましたが、町工場とか関東でも密集地域があって、下請けが開発の段階で優位に立つ事もあると思うのですよ。本田宗一郎がなり損ねたのは、町工場の主人であって、技術はいつか大々的に売りに出さねばならない時が来る、と。

>ホンダはバイクの代理店を出すときに、東京の若者人口の多い地域を割り出して、
>それらと繁華街や大学の集中した地区を結ぶ幹線道路上、とくに複数のルートが合流する地点に店を出させたそうです。

それが国内の飽和によって、海外にシフト。グローバリズムの本質は国内市場の飽和によって、国際市場が充実して行きつつある、という課程に本懐があると思います。その意味では、自動車産業という総合技術屋の地均しによって、NASAの下請けすらする町工場が持つ個々の技術は特殊化、オタク化して行っているのでは無いでしょうか。

>その後でリクルートスーツを購入する都内の学生の路線ごと人口とか調べさせられて、えらい目に遭った記憶がおります。

市場の需要を読んで売れる商品を作る。デザインが総合的な政策の提唱ならば、立地や交通の需要を読んで、販売店を作るのは経営陣の仕事ですね。デザインが画期的なブレイクスルーになる業種、つまり、自動車などの高次産業では、コマーシャルの持つ力が相対的に強くなると思います。デザインへのシフト、つまり、多極化とメディアの進歩の関係こそが、現代的な話題になると思います。
 
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