東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

パティシエ エス コヤマ オーナーシェフ・小山進氏の講演

2014-05-01 07:20:09 | 産業・労働・雇用
 4月30日、西脇地域職業センターがリニューアルオープンの内覧会にあわせ、パティシエ エス コヤマ オーナーシェフ小山進氏の講演が行われました。講演のテーマは、小山氏自身が考えられた『地域の活性化は、”ほんの一握りの力のあるものづくり“からー地方には昔からの”ホンマもん“が眠っている―』でした。



 パティシエとして世界的に有名な小山氏の話を聞きたいと思い、楽しみに行ってきました。
 講演は、私の予想を裏切らず、テーマの『地域の活性化は、”ほんの一握りの力のあるものづくり“からー地方には昔から”ホンマもん“が眠っている―』通り、刺激的で西脇市再生のカギを教えていただいたように感じました。



 多くの人は、常に言い訳を考える、自分一人ではやろうとしない、やらないといけないことは決まっているのに、その原因を人のせいにして自分からやろうとしない。まちを変えるには、そこに住んでいる人が本気になること、やらないといけないことをやり続けること、そして、今日一番いいバトンを次の世代に渡そうと一生懸命努力することだと力説されました。
 今の世の中、ウソもんが多い。西脇の良さを知ることが大切で、誰かがやりだすのではなく、自分がやると腹をくくることができるかどうかが分かれ道だとも話されました。



 小山氏は、京都生まれで、老舗の店が並ぶ商店街の中で育ったそうです。一方、小山氏のお母さんは多可町加美区の出身で、夏休み等加美区の自然豊かな田舎で遊んだことが大きな影響を受けたそうです。都市と農村のコントラストが、発想豊かに新しい商品開発に役立っていると話されした。
 エス コヤマの成功は、「違和感と感じたことを直してきたこと。一日でできることは一日で直す、1年かかることは1年で直すことをやってきたため。完成品はだめで、見るたび(来るたび)に動いているとお客に感じてもらえるように、いつも挑戦し続けることが大切」だと話されたことも、印象に残っています。
 1時間弱の短い講演でしたが、刺激的で中身の濃い講演でした。西脇市の活性化の方向を示唆していただきました。でもそれは、私も一人ひとりの参加者の方が、腹をくくって頑張り続けられるかにかかっています。


 西脇市地域職業訓練センターは、昭和54年に、雇用促進事業団が当時3市8町(現在4市1町)の範囲で、労働者の職業訓練を行うために設置されました。しかし、平成23年3月に雇用促進事業団が事業種わけで解散されるに伴い、西脇市に委譲されました。今回、国の補助を受け、9000万円でリニューアルされ、新しく介護職員養成講座の開設等新しい講座も作られています。北播磨地域の労働者の職業訓練にさらに大きな力を発揮してくれることを期待しています。
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2 コメント

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思ったら(感じたら)即実践 (岳人)
2014-05-01 06:18:49
思うこと、感じることまでは誰でもする。その先へ本気で進むか(実践するか)ですね。前例や慣例に沿っていれば、他人や回りからは非難もされなければ、汚点も残さない。下手に言いだしっぺになれば、やって当たり前、一歩違えばたちまち矢面に立たされる。それでも歴史は本気になったその奇人・変人によって創られてきたのです。まさにその奇人・変人を地で示されたのが、東野さんでしたね。
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自分ができることを精一杯頑張ります (東野としひろ)
2014-05-02 08:10:06
岳人さん、ありがとうございます。
今自分ができることを精一杯頑張ることが、自分にとっても地域にとっても必要なことだと思っています。反省することもありますが、まず行動することだと思っています。
小山さんの講演には、大変元気づけられました。
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