『西脇市民オーケストラ発足式』

　2月9日、目が覚めると天気予報通り辺り一面雪景色でした。西脇市民オーケストラの発足式が予定されていたのですが、大丈夫かと心配でした。



　北はりま第九合唱団の指導者の横山文和先生が、西脇市に根付いた市民オーケストラ作りたいとの強い思いで昨年より準備が進められてきました。私も、発起人の一人として力を貸してほしいと頼まれ、準備の手伝いをしてきました。　
　発起人の皆さんは、雪の中、11時に会場の西脇区コミセンに集合して会場準備をしました。会場全体の大きな花やテーブルごとの一輪挿しなど皆さん大変手際よく動かれ、きれいな会場が出来上がりました。



　私は12時半から駐車場案内に外へ出かけたのですが、自分が運転して車で来られる方は少なく、乗せていただいたり歩いてこられる方が多くおられました。発足式開始の1時半には会場いっぱいの参加者でした。
　司会の武部さんが、スムーズに発足式を進めてくださいました。発起人代表の竹内さんが、ユーモアを交えて西脇市民オーケストラ発足の意義について話してくれました。来賓を代表して、片山西脇市長が西脇市民オーケストラを全面的に応援していきたいと強い決意を話してくれました。藤井衆議院議員は、西脇小学校にオーケストラ部ができた時の横山先生の教え子だそうで、忙しい中最後まで参加してくれました。



　西脇市民オーケストラは、団員募集中ですが、自主的な練習は始まっています。現在、20名余りの団員ですが、小学2年生の子どもから82歳の高齢者の方までおられます。演奏歴も、初心者の方からプロ級のレベルの方もおられます。今日の発足式では、『アンパンマンマーチ』の演奏練習を披露してくれました。初めて楽譜を見る方がおられるにもかかわらず、何度か演奏する中で、徐々にオーケストラとしてのまとまった演奏になってきます。横山先生の指導力の素晴らしさも感じました。横山先生の西脇小学校・西脇中学校での教え子の方も多く、これからの練習でどんなオーケストラに成長するかが楽しみです。
　また、横山先生が指導する『官兵衛合唱団』の皆さんが、オーケストラの演奏で『黒田城』の合唱を披露しました。さらに、横山先生の教え子のバイオリンにストの西山枝里さんが、バイオリン演奏を披露してくれました。



　最後は、市民オーケストラの演奏で、参加者全員で『ふるさと』の大合唱を行いました。皆さん気持ちよく、歌っておられるのがよく分かりました。
　西脇市民オーケストラが、正式に誕生しました。歌声や演奏が響く田園協奏のまち西脇の実現に向けて大きな一歩が始まりました。スポーツ活動や文化活動が盛んなまちとして、子ども達がしっかりと成長できるまちとして西脇市がさらに発展する土台ができつつあるように思います。
　私も、発起人の一人としてこれからも、西脇市民オーケストラを応援していきたいと思っています。