東野としひろ活動NEWS

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西脇市民オーケストラ第4回定期演奏会

2016-01-25 07:59:00 | 文化・スポーツ
 1月24日の午後、アピカホールで西脇市民オーケストラの第4回定期演奏会が「2016 New Year Concert」と銘打たれて開催されました。私も、発起人の一人として、早くから廣田代表から案内をいただいていました。



 指揮者の横山文和先生が体調を崩し、しばらく練習に参加できていませんでした。しかし、今回元気な姿を見せてくれて、皆さんホッとされたと思います。横山先生は、開会のあいさつで、「今回の定期演奏会は、喜び、驚き、創造、奇跡が表れる演奏会になるでしょう」と意味深なことを話されました。
 でもその言葉通りの演奏会でした。市民オーケストラの皆さんは、結成立った2年しかたっていないにもかかわらず、伸び伸びと演奏されていました。演奏することに、『喜び』を感じておられるようでした。私も発起人の一人として、2年前の市民オーケストラ結成から4回の定期演奏会をすべて鑑賞してきました。でも、団員の皆さんの成長、演奏の素晴らしさを感じ、『驚き』を禁じえませんでした。



 また、片山市長が、『西脇市歌』の指揮者を務められました。音楽を愛好する市長として、見事なタクトの振りでした。「伸びる西脇 展けわが市」の歌詞を、私は大好きです。西脇市民オーケストラは、今後も、ニューイヤーコンサートでは、『西脇市歌』と『一月一日』を必ず演奏されるそうです。



 横山先生の新任の頃の池田小学校合唱部の教え子3人の方が来られていました。一人は、昨年末第九合唱で一緒だったソプラノ歌手の遠山すみれさんでした。第3部の『帰れソレントへ』を高らかに歌い上げられました。
 定期演奏会は、3部形式で行われました。第1部は、『西脇市歌』、『一月一日』、『春がきた』、『ふるさと』、『アンパンマン』など皆さんがよく知っている曲でした。会場一緒になって歌いました。
 第2部は、アンサンブル演奏でした。クラリネットアンサンブルでは、3種類のクラリネットの紹介もあり、レベルの高い演奏を聴かせてもらいました。管楽器・打楽器・ピアノによるアンサンブルでは、第3回演奏会では指揮者を務めてくれた藤原友晴先生の娘さんも、タンバリンで参加していました。市民オーケストラの練習では、託児ボランティアで協力してくださる方もあり、子育て世代の方も参加できやすいように工夫されています。演奏会の受付では、応援団の方がスタッフとして頑張っておられました。



 第3部は、レベルの高い演奏を見せてもらいました。『ピチカートポルカ』では、バイオリンやベースで弦を使わず、指先で弾いて音程を取られていました。続いて、ビゼー作曲の有名な『ファランドール』、ニューイヤーコンサート定番の『ラデッキー行進曲』では、会場一体となった強弱を付けた手拍子で盛り上がりました。
 オーケストラの皆さんと会場の聴衆が一体となった演奏会を『創造』することができたように思います。60歳を過ぎて初めてバイオリンを弾いた女性の皆さん、80歳を過ぎてベースを弾かれている廣田団長などなど、老若男女を問わず力を合わせて、『奇跡』を巻き起こしているように感じた素晴らしい第4回定期演奏会でした。
 西脇市民オーケストラを結成するにあたって大きな力を発揮していただいた、発起人代表の故竹内泰彦さんもさぞかし喜ばれていることと思います。2年前の結団式で、竹内さんが元気に応援のメッセージを述べられていたことを思い出します。竹内さんが亡くなられたことは本当に残念ですが、竹内さんが撒かれた西脇市民オーケストラの種がしっかりとした芽を出してきました。今後、大きな実がなるように、私も応援していきたいと思っています。
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