旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

村国座子供歌舞伎2017 縁結神 釣女

2017-10-18 23:00:58 | 村国座子供歌舞伎

普段はひっそりと扉を閉ざした芝居小屋が輝きを見せるとき、今年も「村国座子供歌舞伎」が開催されました。

 

まずはお馴染みの演目「縁結神 釣女」

 

能狂言「釣針」をモチーフにした松羽目物と言われる舞踊劇です。

 

「釣針」をもとに作られた常磐津の「釣女」は各地の曳山舞台で度々上演され見比べるのも一興です。

 

主役を務めるのは太郎冠者。

 

大名と太郎冠者は西ノ宮の恵比須神社に願掛けに行くことにします。

 

夢の中に現れた縁結びの女神から、 神社の西門あたりに美女がいる とのお告げ。

 

大名が置いてあった釣り竿を構え糸を垂れると、

 

美しい御姫様のような美女が釣れたのです。

 

 太郎冠者が持っていた瓢箪の酒で祝いの三々九度です。

 

すぐに二人は相思相愛のラブラブモード。

 

羨まし気に見守る太郎冠者。

 

多くのお客様が観ておられます、続きは芝居が終わってからにしてね。

 

 

 

 

 

おのれ~ 私も絶世の美女を釣り上げて見せるぞ!

 

醜女を釣り上げてしまうのが物語の筋書ですが・・各務の醜女は可愛らしいです。

 

醜女は太郎冠者に一目惚れ。

 

いやいや杯を交わす太郎冠者の表情も見どころです。

 

逃げようったって駄目,逃がさないわよ。

 

ついに醜女の釣り竿で捕獲されてしまいました。

 

ラストはお決まりのおひねりタイム、近年はお菓子の詰め合わせに変わったようです。

2017年10月 岐阜県各務原市

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第八回・はんだ車山まつり 其の二

2017-10-15 11:12:02 | その他

 背面から眺めてみたり・・

 

 定番撮影スポットへ廻ったり・・

 

 からくりの披露を見上げてみたり・・人人人でごった返すメイン会場内は忙しい。

 

 会場へ整列前の風景だ、メインストリートから一歩入った通りこそ味わい深い。

 

 規制線に妨げられることなく山車に密着することができます。

 

 半田運河にはちんとろ舟も浮かび、揺れる柳に秋風が心地良い。

 

 31輌の山車の整列が終わるとメイン会場は一般開放されます。

 

 最初の「はんだ山車まつり」は昭和54年に開催され今年で8回目を迎える。

 

 半田青年会議所を中心に地元企業、行政が協力して5年ごとに開催されている。

 

 からくりの披露が終わると山車は若い衆により元の整列場所に戻されます。

 

 元若い衆はすっかり上機嫌だ。

 

 山車の下ではこんな楽し気な光景が繰り広げられております。

 

 予定時刻になり山車が動き始めました。

 

 メイン会場でのセレモニーを終え帰路につきます。

 

 亀崎地区の山車はこれから約3時間をかけて自町へ帰って行きます。

 

やがて西日が山車を照らす時刻となり、

 

 まだまだやる気満々のべっぴん女性がフィナーレに華を添えます。

 

 天高き青空の下、源兵衛橋を渡れば緩い下り坂。

 

 やはり伝統の山車には昔ながらの狭い道が似合うようだ。

 

 半田の宝でもある31輌の山車たち、来年の春にまたお会いしましょう。

2017年10月 愛知県半田市

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第八回・はんだ山車まつり 其の一

2017-10-12 20:16:10 | その他

5年に一度半田の誇り。

 

次に見る機会は5年後なれば・・

 

行くしかない。

 

三連休の日曜日に半田の町を訪ねました。

 

山車群は平和通りをメイン会場となるさくら会場へ進撃する。

2017年10月 愛知県半田市

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有松天満社秋季大祭 其の三

2017-10-10 21:25:22 | その他

 夕刻6時になると待ちかねた夜祭りが始まります。

 

 楫方が笹提灯を掲げ、囃子方はお囃子を奏しながら有松東海道を山車の場所まで流します。

 

 3台の山車を行列は数回まわり囃子込みは終了、実に美しく凛々しい儀式です。

 

 いよいよ250個以上の提灯を纏った3台の山車が動き出し、美しく幻想的な夜祭りが始まります。

 

 伝統の町並みを彩る提灯の絵柄はユニークで独自性に富んでいる。

 

 トリコロールの提灯はどことなくフランス国旗を思わせる。

 

 名古屋人なら叫ぶであろう・・・どえりゃあ~ ええ祭りだがや~

 

 昼間の本祭と同様にからくり披露と夜の車切りが行われ、

 

 夜祭りはクライマックスを迎える。

 

 暗い場所から眺めると巨大な灯の怪物が迫りくるようだ。

 

 伝統の山車祭りにモダンアートを主張する提灯はよく似合う。

 

 月影と共に満喫したい提灯の美学。

 

秋祭りの終焉はどことなくもの哀しい。

 

祭囃子が遠のき、有松の町並みは秋の静けさが漂う。

2017年10月 愛知県名古屋市緑区

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有松天満社秋季大祭 其の二

2017-10-09 16:57:45 | その他

 有松鳴海絞会館横の広場ではからくりの妙技が披露されます。

 

可愛らしい文字書き唐子に陣笠を被った童子姿の采振り人形・・アナログの技は素晴らしい。

 

 観客の数も増え続け祭りは佳境に入る。

 

 よっしゃー! 締まって行くぜ!

 

 見せ場の一つ、松の根橋での車切り。

 

 山車の片方を持ち上げ、そのまま360度旋回を数回繰り返します。

 

楫方衆の晴れ舞台であり、力と技量の見せ場。

 

 まだまだ見せ場は続きます。

 

 今度は緩い登り坂を東へ全力疾走!!

 

 本気モードで力を出し切った男たちに拍手!!

 

 この後も路面に轍を刻み天満社の参道を目指し西下します。

 

昼間の祭り行事が終了すると、町並みはしばらく静かな時間帯となる。

 

 夜山車の準備が始まりました。 道路上に並ぶ提灯、その数は250個以上。

 

 全てが蝋燭による伝統の優しい灯りだ。

 

 湾曲した金具に提灯を吊るし丁寧に取り付けられる。

 

 夜の巡行を迎える儀式は見逃せない。

2017年10月 愛知県名古屋市緑区

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする