旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

秋の高山祭2016 其の二

2016-10-17 20:55:15 | 高山祭

秋の高山祭(八幡祭)は櫻山八幡宮の例祭です。

 

屋台曳き揃え行事の始まりは屋台蔵から始まり、

 

櫻山八幡宮の参道まで曳行されます。

 

各辻で行われる屋台の方向転換は見所の一つ。

 

「高山祭」の屋台は’戻し車’という仕掛けで方向を変えます。

 

 外国からのお客様にはRetractable Wheelと表現するらしい?

 

 飛騨の匠が考えた実用的かつ繊細な仕掛けなのです。

 

 「高山祭の屋台行事」は国の重要有形民俗文化財、重要無形民俗文化財、両方の肩書を持つ。

 

 最も古い形を残した屋台といわれる「仙人臺」 この屋台だけが唐破風の屋根。

 

 櫻山八幡宮の参道に次々と屋台が曳き揃えられる。

 

 春と秋の「高山祭」に曳き出される屋台の数はなんと23基。

 

 そのいずれもが第一級の工芸品です。

 

 飛騨の匠の技と旦那衆の美意識の合作。

 

絢爛豪華な屋台が世界中からの訪問客をもてなす。

2016年10月 岐阜県高山市

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秋の高山祭2016 其の一

2016-10-15 18:03:37 | 高山祭

 美濃の各務原で子供歌舞伎を楽しんだ翌日は飛騨の高山へ、

 

 飛騨の小京都らしい風景が広がる。

 

 宮川沿いの路地は京都の先斗町の風情。

 

 どことなく鴨川の河原から眺める四条大橋の風景に似通っている。

 

  朝まで降り続いた雨で宮川の水量は多い。

 

 「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星観光地に選ばれ続ける飛騨高山は世界中からの訪日観光客で溢れていた。

 

 ヘブンリーブルーと呼ばれる朝顔は9月から10月が見頃、古い街並みによく似合います。

 

 老舗の酒蔵で、しぼりたての地酒をいただけば祭り気分も盛り上がる。

 

 古い街並みを愛で、しばしのお散歩タイム。

 

 どうやら雨の心配はなさそうだ。

 

秋の「高山祭」が始まりました。

2016年10月 岐阜県高山市

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村国座子供歌舞伎2016 後編

2016-10-13 21:10:53 | 村国座子供歌舞伎

 普段はひっそりと雨戸を閉ざした芝居小屋が華やぐ時。

 

 歌舞伎三大名作の一つ「菅原伝授手習鑑」

 

梅王丸か、桜丸か、話すことあり、聞くことあり、是非もなき世の有様じゃな~

 

お馴染みの台詞で始まる 三段目「車引きの場」

 

 梅王丸は筋隈と呼ばれる血気盛んな性格を表す赤い隈取。

 

 桜丸は若々しく正義感に燃えるむきみ隈。

 

 まるで役者絵から抜け出たような・・

 

 美しすぎる桜丸。

 

 各務の菊五郎と呼びたくなる。

 

 片寄れ~ 片寄れ~

 

 桜丸!! サア~ 来い、来い、来い!!

 

 時平公の御車と知って止めたかー!!

 

 梅の花が香る吉田神社前で・・

 

 梅王丸、松王丸、桜丸という三つ子の兄弟が出会います。

 

 二本隈は松王丸の力強さと聡明さの証し。

 

 ここからは歌舞伎の様式美を楽しみたい。

 

 出た!! 悪の権化’ダース時平公’

 

 時平の鋭い眼光に梅王丸と桜丸は震えて動けません。

 

やあ、おのれにも言い分あれど、親人の七十の賀、祝儀すむまで、のう梅王

 

 そうだ、その上ではな、松の枝々へし折って、敵の根を断ち、葉を枯らさわ

 

 梅は飛び 桜は枯るる世の中に 何とて 松のつれなかるらん

 

恒例のおひねり投げでお開きです。

2016年10月 岐阜県各務原市

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村国座子供歌舞伎2016 前編

2016-10-11 20:12:49 | 村国座子供歌舞伎

 10月の三連休初日は子供歌舞伎見物です。

 

江戸から明治にかけて美濃地方では地芝居が盛んに行なわれており各地に芝居小屋が建てられた。

 

 「村国座」は往時の貴重な文化遺産であり、国指定重要有形民族文化財の芝居小屋。

 

 そんな由緒ある芝居小屋で村国神社奉納歌舞伎として子供歌舞伎が上演されます。

 

 まずは、お目出度い三番叟から。

 

 そして最初の演目は 白虎隊秘聞「飯森山時雨」

 

 伝統の歌舞伎演目とは違った歴史舞台劇。

 

 筋書は戊辰戦争の会津における白虎隊の悲劇を扱った演目で分かりやすい。

 

 今回は子供歌舞伎通で名高いゲジデジ通信のdendoroubikさんと揃っての鑑賞です。

 

 午後3時から始まった公演は年少者の舞台踊りを交え、夜の8時頃まで続きます。

 

 この日のために夏休み中も稽古に励んでまいりました。

 

 さて「村国座」の舞台は下手に本花道と上手に仮花道を備えた本格的なもの。

 

 舞台中央は廻り舞台構造となっており、農村舞台群のなかで最大の規模を誇るそうだ。

 

 立派な舞台上では子供役者たちの熱演が続いております。

 

楽しきは秋の夜長の芝居浮かれ、次は伝統の歌舞伎が始まります。

2016年10月 岐阜県各務原市

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阿波おどり2016 Endless Summer

2016-10-10 09:23:32 | 阿波おどり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年8月 徳島県徳島市

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