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さて、どちらへ行こう 風が吹く

垂井曳山まつり2023 碁太平記白石噺 新吉原揚屋

2023-05-17 22:22:12 | 垂井曳山祭

ここは江戸の新吉原、煌びやか色香に誘われ今夜も男たちが訪れる

 

三番山中町「紫雲閣」

 

芸題は「碁太平記白石噺 新吉原揚屋」

 

太夫職という遊女の最高位、宮城野

 

田舎娘の信夫がやって来た

 

そなたはどこの生まれじゃえ あい、奥州の白石近在の逆井村です

 

そこに与茂作というお人が居たであろう・・ 与茂作は私のだだァさ

 

国を出るときにかかさんが持たせてくれた同じ八幡様のお守り

 

二人の姉妹は再会に喜び涙します よう尋ねてきてくれた、父さん母さんは元気かえ

 

信夫から父が殺されたこと、母も病で亡くなったことを聞いた宮城野は

 

驚きのあまり体調を崩す、信夫は姉を介抱して仇を討ちたいと訴えます

 

宮城野は借金のため十二歳で

 

廓に身を売り

 

父や母の死も知らずに暮らしていたのかと

 

嘆き悲しみます

 

二人は廓を抜け出そうとするが

 

花魁、どこへ行くのだ!!

 

今までの様子を聞いていた大黒屋惣六が登場し

 

早まるでない、お前たちの顔はまるで杜若と菖蒲のようによく似ておる

 

惣六は曽我物語を例えに、姉妹の血気を戒め、時期を待ち十分に修練してから仇を討てと諭します

 

餞に宮城野の年季証文と大門の切手を与え見送るのでした

2023年5月 岐阜県垂井町

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