近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

大阪人のマナー ムービングウォークの文化

2007年03月01日 | 文化
動く歩道・ムービングウォークは、40年前に、日本で初めて阪急梅田駅でお目見えした。



写真は、阪急梅田駅に通じる、ムービングウォーク。
連続的に平らな踏み面を持ったベルトコンベアに類似した方式で、主として人間用の輸送機器である。トラベーターとも呼ばれている。

大きな荷物を携帯して長距離を移動する必要がある空港内、大規模鉄道駅や大型施設の連絡通路などでの導入例が多い。
踏み面に段差がない事から、乗り降りが容易でつまずく心配も少なく、高齢者や子供など、足元の不確かな利用者にとって親切であり、今後とも各地に普及していくと思われる。

導入当初は大阪らしく、イラチ解消目的で、電車の乗り換え時間を短縮するために設けられ、エスカレーターとは違って歩道上を歩くのが本来の利用法。
従って動く歩道上で立ち止まっていたのでは、歩くより遅くなってしまうだけでなく、ラッシュアワー時では、かえって交通妨害となり、人混みの中で、追突事故にもなりかねない。

ところが、中には立ち止まって小休止する人も出てこようというもの、でもその場合、先を急ぐ歩行者の邪魔になるところから、アナウンスで立ち止まる人は右へ寄って、左側を空けるように呼びかけたと云う。
このことが、エスカレーターでも、大阪では左側を空けることに繋がったという説もある。



写真は、東京羽田空港内でのムービングウォーク。
関東地方では、東京駅や羽田空港の構内、新宿駅の西口から新都心方面への遊歩道、池袋サンシャインシティ、桜木町駅から横浜ランドマークタワーへ続く動く歩道、東京国際展示場(東京ビッグサイト)などに設置されている。

大阪でスタートした当初は、通勤・通学時のイラチ対策であった発明が、今日では大型施設内での移動目的に使われるようになろうとは、誰が夢見たであろうか?
海外でもムービングウォークの導入が始められ、大阪発の発明が、又グローバルスタンダードになるかも?
「オモロイやん!」



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