天后の日の点心 6：絶妙な旨味

走り抜けた週末でした。記事に間が空いてしまいました。
雨の週末でしたが、今は雨が一休みの東京、月曜日です。

★飛び込み記事です★



■手羽先の腐乳(フールー)蒸し
フールーは豆腐に麹をあわせ、塩水内で発酵させた、中華の調味料です。チーズ同様の深いこくと濃厚な旨味を与える、素人にはちょい難しい(笑)調味料と思っています。
紅麹や泡盛をあわせて発酵させる、沖縄の郷土食・豆腐ようは、こちらの影響をうけたと言われています。

運ばれてくると、チーズを思わせる香りが実体をもっている！とおもいます。皮と脂と骨の構造をもつ、旨味ある鶏肉の存在に、濃厚な旨味をミックスし、ふくふくっと蒸して、ひとつの別な食べ物を作り上げたっと感じました。
脂と発酵を重ね、熱を加えて、密着させた力、なのだろうとうなりました。
手が止まらない美味しさは、何故なんだろうって考えずにはいられない(笑)。
むっちりした鶏肉を噛むと、旨さがしたたるような、不思議な食感。
ハマるけれど、重さがあるから、食べ止まることに安心感を覚えた、不思議な体験でした(笑)。

言葉に整理しきれない食に、あらためてヤルナッて思いかえしました。


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