<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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新年早々スーパーマーケットへ行ったときのこと。
インスタントラーメンの山積みコーナーで「酉年記念チキンラーメン」というカップ麺が売られているのが目に飛び込んできた。
チキンラーメン。
もちろん日清の製品。
カップの大きさはBigサイズのカップヌードルとほぼ同じ。

「これは買いや!」

とばかりに3個を買い物かごに投げ入れた。
我が家は3人家族なのだ。

帰宅して早速食べようと蓋をめくると、カップに印刷されているのと同じ「ひよこ絵柄の蒲鉾」と鶏肉がたっぷり入っていた。
沸騰したお湯を注いで待つこと3分。
チキンラーメンの匂いが新春の我が家のリビングルームに広がったのであった。

私は子供の頃からチキンラーメンが好きで、中学生ぐらいのときにはおやつ代わりに袋を開けてお湯もかけずにそのままバリバリ食べたものだ。
「そんな食べ方したらアカン」
と当初は母に叱られたが、食い意地の張ったティーンエイジの男子にはそんなこと通じるわけはなく、相も変わらずバリバリ食べたのだ。
流石に大人になってからはそんな食べ方はしなくなったのだが、インスタントラーメンと言えば日清のチキンラーメンか出前一丁、エースコックのワンタンメンとサッポロ一番塩らーめんが定番の私なのだ。

そんな私に新年のときめきを与えてくれた酉年記念チキンラーメン。
一口食べてからふと考えた。

「このひよこ絵柄の蒲鉾はどうやって作っているのか....」

えべっさんや金太郎飴、ラーメンの鳴門なんかは作り方は分かりやすい。
同じ模様になるように巻いた素材を薄切りしているだけだ。
ところが「ひよこ絵柄の蒲鉾」をぱっと見る限り、そんな簡単な製法で作れるような単純な絵柄ではない。

新年に一つ、製法の謎を与えてくれた日清チキンラーメンなのであった。

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