ヤフーのニュースサイトによると、明日民間航空機の乗り入れが復活する仙台空港にJALの鶴丸A300が羽田から乗り入れるのだという。
JALの鶴丸、仙台空港に復活
私はどちらかというとANAの利用者でJALはめったに利用しないのだが、最近のJALで何が気に入らないかというと、一時国有化されるような、かつての甘ったれた経営体質よりも、おの「欠けた日の丸」の垂直尾翼のマークが大嫌いだった。
日本のフラッグエアキャリアだったはずのJALのマークが欠けた日の丸というのは「なんて不敬な航空会社なんだ」と、大嫌いだったのだ。
それが是正されることが発表されたのは数ヶ月前。
たった数年で縁起の悪い欠けた日の丸から元の鶴丸に戻ることになった。
この鶴丸には御巣鷹山や羽田沖、ダッカやドバイなどの航空機事故やハイジャック事件など負の記憶も多いけれども、なんといってもJALの鶴丸。
32年前初めての海外旅行を今はなきパンアメリカン航空ででかけた私には、ロサンゼルス国際空港で見た鶴丸マークに感動ひとしおなのであった。
やっぱり乗るなら日本フラッグキャリア。
その時は日本航空に憧れをもったものであった。
当時、そういう感覚を持った日本人は少なくないはず。
モザンビークのPKO取材で航空自衛隊機の日の丸を目にして元気を出した日本人報道カメラマンほどではないが、海外で鶴丸は世界と日本を結ぶ、日本人に元気を与えてくれるシンボルだった。
その日本人に元気を与えていたマークが復活、津波で被災した仙台空港に舞い降りる。
こういうシーンは青い翼よりも鶴丸JALがお似合いだ。
復活JALの鶴丸と復活仙台空港。
航空ファンとしては、是非とも写真を取りたい一瞬になるのは間違いない。
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