<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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先月、神戸のそごう百貨店が閉店してしまい同百貨店の創業地だった関西から完全に姿を消してしまうことになった。

心斎橋の大丸、十河というと江戸時代の地図にもちゃんと掲載されていて、この2つの呉服商がこの繁華街の中核的役割を果たしていたことを知ることができる。
少なくとも昭和の御代まではそのまま続いていたわけだ。

その心斎橋そごう本店が大丸に売り渡され大丸北館として営業されていたが、このほどここにパルコが入ることになったという。
心斎橋パルコ。
びっくりの復活である。

西武系の百貨店だったパルコはいつのまにか大丸系になっていたようで、今回の再開店に至ったというわけだ。
なんでも渋谷パルコのコンセプトを大阪に持ち込むという。
勇気ある決断だ。

似たようなコンセプトに三越伊勢丹大阪店があった。
JR大阪駅に隣接した大型百貨店だった。
ここは伊勢丹新宿本店のコンセプトをそのままもちこみ鳴り物入りでオープンしたのだったが、多くの人が知るように失敗した。
わずか1年少しで撤退。
阪急うめだ本店を抱えるH2Oホールディングスの企画力に太刀打ちできず姿を消したというわけなのであった。
その跡地はJR直営のショッピングモール梅田ルクアとして非常に繁盛している。

果たして心斎橋パルコの勝算はいかがか。
結果は11月に。


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