<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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先月末でANAのマイレージポイントが600マイルほど失効するので,慌てて特典と交換した。

たかが600マイルと侮るなかれ。
600マイルを蓄積するためには例えば特割1のチケットで東京~大阪を一往復半しなければならない。
これは大切だ。

ところがマイル交換は最低3000マイルからになってしまうので失効しないマイレージも使わなければならない。
これは困った。
東南アジアへは無料で行けるくらい溜まっていたのだが、今、仕事が忙しくて東南アジア旅行なんてのんびりすることはできない。
下手にいつものように「バンコク行ってきます」とか「台北へ行ってきます」などと言って出かけたら、帰ってきても席がないかもわかない。

仕方が無いので私はマイレージをCCCのTポイントに移行することに決めた。
TポイントにしておくとTSUTAYAやカメラのキタムラ、新星堂、ファミマなどでお買い物に利用することができるからだ。

この移行ポイントは最低10000マイル。
交換レートは10000マイルで10000ポイント。
つまり10000円に交換することができた。
正直12000マイルを使って国内線優待券をもらった方が遥かに得なのだが、せっかくたまったポイントを仕事で利用するなど勿体無い。
会社が得をするだけだ。
そんなら現金化(ポイント化)してお買い物に使った方がよっぽど人生豊かってなもの。

ということで、ギリギリの3月31日に移行手続きを済ました。

ところで、この移行手続きのページの説明文中に、めちゃくちゃ小さい字で4月1日移行、移行ポイントが変わります、というような説明が書かれていた。
それをクリックしてみると、なんと4月1日以降は10000マイルは5000ポイントと交換になるというのだ。

「セーーーーーーフ! 交換レート変更前日滑り込み!」
などととは思わなかった。
なんて「しぶちんなんだ!」と思ったのだ。

Tポイントにしろビッグカメラのポイントにしろ、現在ポイントサービスの残高は膨大な不良債権になりつつある、ということを新聞だったか経済番組だったかで紹介していたことがある。
正直、まともに乱発しているポイントサービスはJALのマイレージサービスぐらいで、これとて産業再生機構の金、つまりは税金をマイルに変えているだけのことで、異常事態に変わりはない。

だからといって「小さな文字」で「ページの片隅」に、「ポイントかわりまっせ」はないであろう。

ということで、どんどん「しぶちん」になってくる世の中は、悲しい。

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