<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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8月15日は終戦記念日。
あの日から76年。
そんな歴史をリアルに知っている父も90歳。
日本人のほとんどが戦後生まれになっている現在、「終戦記念日」と言ってもなんの終戦なのかという時代がもうすぐくるかもしれない。

なぜなら太平洋戦争=第二次世界大戦は今の若者やこれから生まれててくる未来の人々には他の歴史と同じ年表の一つになることは間違いないのだから。

よくよく考えてみると他の戦争の終戦はいつだったんだろうと、今年は考えてしまった。
第二次大戦は昭和天皇がポツダム宣言受け入れのメッセージを国民に発した日ということになっているが、例えば終戦の日とだけいえば日露戦争はどうだったんだ、日清戦争は、第一次世界大戦は、と考えると色々あるように思う。

たとえば日露戦争の終戦の日は9月5日(1905年)。
ロシアとの間でポーツマス条約を結んだ日が終戦の日だ。
日清戦争は11月30日(1895年)。
台湾平定を完了した日。
第一次世界大戦は11月11日ポッキーの日(1918年)。
ドイツと連合国が停戦を結んだ日。
となっている。
さらにさかのぼって西南戦争は終戦日の特定ができなく、あえて言うなら9月24日(1887年)。
西郷隆盛が亡くなった日。
さらに戊辰戦争なら6月27日(1869年)。
函館戦争が集結した日。

このように戦争の終結した日は色々あって、そのうち8月15日もそのうちの一つになる。
大切なのは、儀式をすることではなく、何があってこうなって、そういう結末を迎えたのかということをしっかり伝えて同様のことが起こった時、どうやって戦争にならないようにするのかの知恵を養うこと。

そう思うのだが、テレビの番組を見る限り、そうじゃないみたいだ。


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