<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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ロシアのプーチン大統領が、

「ウクライナでロシア語を話す人々が弾圧されれば、ロシアは軍事介入する」

と言った。

この理屈でいくと、例えば一触即発の尖閣諸島や東シナ海、南シナ海で何かあって中国が台湾へ軍事侵攻をかけた場合、日本政府は、

「台湾で日本語を話す人々が弾圧されれば、日本は(憲法解釈はともかくとして)軍事介入する」

と言えるわけで、ルールも何もあったもんじゃない。
日本語を話す人口が多いのは台湾、南洋諸島、アメリカ合衆国、などで、ロシアの理屈でいくと何かあれば言語つながりで何でもできるということになってしまう。

そんな理屈を世界に与えたら、PM2.5を輸出しているどこかの国に軍事侵攻の口実を与えてしまうことにならないか。

ロシアの理屈は世界の迷惑なのだ。

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