「第31回坪田譲治文学賞贈呈式」に参加、同賞の事務局を5年間担当した
もう一昨日のこととなったが、「第31回坪田譲治文学賞贈呈式」があり、私も参加させていただいた。今年の受賞作は東直子さんの『いとの森の家』(ポプラ社刊)。とてもステキなご挨拶だった。東直子さんの文学論などの講演をお聞きしたかったという思いも強い。
ところで、私はこの「坪田譲治文学賞」の事務局を、5年間担当させていただいた。それはそれは、幸せな時間だった。五木寛之さんを始め、高井有一さんや竹西寛子さん等の選考委員のみなさんが出席された選考会での発言を、ワクワクしながら聞かせていただいた。
ただ一つだけ残念なことがあった。、私が大好きな作家・三浦哲郎さんが、私が就任する以前に、選考委員を退任されていたことだ。私の娘には、三浦哲郎さんの芥川賞受賞作「忍ぶ川」の主人公の名前を付けさせていることもあり、、是非ともお目にかかりたかった、ご著書『忍ぶ川』(新潮社刊)に、サインをいただきたかったと、今も残念に思っている。
さて、今年の贈呈式の記念行事として、女優・紺野美沙子さんが坪田譲治作品を朗読され、選考委員のお一人であり坪田譲治文学賞運営委員長の西本鶏介さんがその作品の解説をするという豪華なプログラムも用意されていた。
西本鶏介さんとは、事務局を担当していた際にもずいぶんと教えていただき、お話しもさせていただいた。それ故、イベント終了後には、楽屋にご挨拶に行かせていただき、当時の事務局メンバーなども含めて少しだけ懇談もさせていただいた。当日のことを思い出し、懐かしくもあった。
受賞者・東直子さん、そして司会を担当された森田恵子さんとも記念写真を撮らせていただいた。この日体調はすぐれなかったが、とてもいい日となった。
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