地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

システィーナ歌舞伎

2011年11月13日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

システィーナ歌舞伎・片岡愛之助&上村吉弥の「GOEMON」を楽しんだ

 徳島・大塚国際美術館のシスティーナホールを会場に、歌舞伎が開催されて今年が三回目となる。その開催に尽力されたのが、上村吉弥丈と「とくしま傾く会」だ。

 「とくしま歌傾く会」のみなさんは、私も参加している「おかやま・歌舞伎・観る会」が主催する「備前おかやま歌舞伎」の開催時に、徳島からたくさんの方々が来岡され、私たちの活動に学びたいとのことで親しく交流もさせていただいた。その後のご活躍ぶりは、遙かに私たちの活動を上回っておられる。スゴイ頑張りだ。

 さて、三年前から徳島新聞社と「NPO法人とくしま傾く会」、そして大塚国際美術館の主催で、「システィーナ歌舞伎」と銘打って、歌舞伎公演が開催されている。過去二回は上村吉弥丈の主演で開催し、第三回目の今年は今人気の片岡愛之助丈も迎えての開催となった。

 今年の演目は、水口一夫作・演出の「GOEMON 石川五右衛門」だ。愛之助丈の石川五右衛門、そして上村吉弥丈の女形と立て役(男役)の二役を演じるなどし、加えてフラメンコを小島章司が踊るなど、何とも魅力的たっぷりな舞台となっていた。

 会場周辺には「とくしま傾く会」の幟旗が建てられており、会場では「とくしま傾く会」の法被を着たたくさんの方々が、お世話をされていた。歌舞伎が身近になっている。素晴らしい光景で、嬉しくも思った。。

 ところで会場となる大塚国際美術館には、私は初めて行った。入り口を入ると、長いエスカレーターで、システィーナホールのある地下四階に上がる。建物は地上二階まであり、1000余点の西洋名画が、原寸大の陶板名画として製作・展示されている。

 

 何とも広い展示場であり、すべて歩くと2時間はかかるという広さだ。一日中作品を見ている方も少なくないと聞く。ただ、私もすべての展示コーナーを見ることは、とてもできなかった。

 さて昨日も、片岡愛之助丈&上村吉弥丈にご挨拶に伺わせていただいた。上村吉弥丈は終演後間もない時であり、化粧を落とされており記念写真は断念した。片岡愛之助丈は舞台姿そのままで、お写真をお願いできた。感謝だ。

 昨日は秋晴れの青空の中を瀬戸大橋を渡り、海岸線を走り、鳴門大橋を見た。そんな美しい景色、そして大塚国際美術館の美しい陶板の名画群を楽しみ、極めつけのシスティーナ歌舞伎・片岡愛之助&上村吉弥の「GOEMON」に魅了された。ステキな秋の1日だった。

 

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