「ゆふいん文化記録映画祭」に行った、来年は20回で一つの区切りか
今年も「ゆふいん文化記録映画祭」に行った。参加するのは、もう何回目だろう。来年はこの映画祭も20回目の区切りの年となる。「来年でそろそろかな」と言うと、毎年一緒に参加している心許す友が、「それは、その時に判断しましょう」と。
さて、今年も(文化・記録)映画を観て、その後監督やプロデューサーなどのお話を聞くの繰り返しで、終日を過ごす。
例年ステキな映画に感動されるが、今年は特にゲストのお話に魅了された。映画「沖縄列島」(東陽一監督作品)や土本典昭監督の一連の「水俣」シリーズの映画のプロデューサーである高木隆太郎さん、映画「鬼来迎 ~鬼と仏が生きる里」の監督の井上実さん、そして(記録)映画の保存と活用に取り組んでいる東京国立近代美術館フィルムセンターのとちぎあきらさん。いずれも素晴らしい方々で、そのお話に共鳴し感動した。
この「ゆふいん文化記録映画祭」で楽しむのは、この映画祭用に準備された手づくりのお弁当、そしてとっても美味しいコーヒー(私が出会って以来、一貫して100円)。
そしてまた、この映画祭の仕掛け人・中谷健太郎さんとの「珈琲・天井桟敷」での語らい。ここでは、亀の井別荘・鍵屋のおはぎを添えるのが私の定番。まさに、この映画祭行きは、我が心の大切な栄養補給の場。
今年は羽田へ飛んだので、「花の名残の懇親会」に参加できなかったのが悔やまれる。来年は必ず。それが「名残の懇親会」になるのだろうか。
にしても、梅雨時期の開催は、いささか悩ましくもある。以前は5月の最終の土・日だったが、観光客の少ないこの時期を選んでの開催であり、湯布院のまちには大切な「映画祭」でもあろうと考えて納得するのだが…。
ところで、過日の熊本・大分大地震の際には、避難所となっていた小学校は今は何事もないように立っていた。まだまだその地震の傷跡は残っているが、被災された方々がいつもの暮らしに早く戻られることを願った。
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