地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

私の興味は食べ物ばかり

2024年05月06日 | 食べ物


 昨日はこどもの日、昨年に続いて今年も朝日新聞は社説で「こどもの日」を取り上げていなかった。いささか切ない。

 さて、一昨日孫が見ているテレビ「ジョブチューン 大ヒット商品の秘密ぶっちゃけSP」では、いくつかの大ヒット商品が取り上げられていた。

 その番組を見ながら、食べてみたいと思ったのが、ファミマの「生コッペパン」とセブンの「TOFUバアー」だ。恥ずかしながら、私はどの商品も知らなかった。孫たちは当然ながら、知っていた。私は今を生きていないことを痛感する日々。

 なので、昨日はファミマとセブンに買いに行った。「生コッペパン」はずらりとあり私が狙った「アンバター」はあったが、「タマゴ」はなかった。「TOFUバアー」は棚にはなかった。それは、また後日だ。

 ところで、昨日はこどもの日であり、やはりと柏餅とちまきを買った。何だか、私の興味は食べ物ばかり。トホホ。



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深沢七郎「風流無譚」事件

2024年05月06日 | 読書


 朝日新聞に連載されている文芸評論家・斉藤美奈子さんの「旅する文学」、とても楽しい。5月4日の連載は「山梨編」で、その一文の最後に取り上げられているのは深沢七郎さん、そしてその作品としては『笛吹川』が取り上げられている。

深沢七郎は、ネットでくぐると「ギター奏者として日劇ミュージックホールに出演。『楢山節考』が正宗白鳥に激賞され、異色の新人として注目を集めた。「中央公論」に発表した『風流夢譚』に関わる右翼テロ事件(嶋中事件)後、筆を折った時期もあったが、土俗的な庶民のエネルギーを描いて独自の作品を発表し続けた。農場や今川焼屋を経営したり、ギター・リサイタルを開催したりと多くの話題を残した」とある。

 私は今川焼きを食べたいと思ったが、さすがにそれは叶わなかった。ただ、深沢七郎の夢屋書店から出版した『みちのくの人形たち』と『秘戯』の二冊がある。「秘戯」は1979年の奥付があり、その本には天紅が施されている。本の最後のページには、「天紅について」と言う解説があり、「江戸の遊女の恋文、巻紙の上段に口紅で、思いのたけをかみしめる。天紅はヌードの女王ヒロセ元美先生が『秘戯』のためにくちづけしてくださいました」と書かれている。

 この二つの作品は、1980年に出版された『みちのくの人形たち』(中央公論社刊)に収録されている。

 ところで、深沢七郎は、まさに戦後史で忘れられない事件となった小説「風流無譚」を発表している。ちなみに我が書棚には、深沢七郎の「風流無譚」を収録している『宇宙人の聖書』、そして「風流無譚」事件について書かれた、中村智子著『「風流無譚」事件以後 編集者の自分史』及び京谷秀夫著『1961年冬』(1983年、晩聲社刊)が並んでいる。

 中村智子著『「風流無譚」事件以後 編集者の自分史』(1976年、田端書店刊)の「はじめに」には、「深沢七郎氏の小説『風流無譚』を『中央公論』(1960年12月号)に移載したことから起こった二つ事件--右翼少年によるテロ『嶋中事件』(1961年2月)と、右翼の攻撃をおそれた中央公論社が『思想の科学』の天皇制特集号を廃棄処分にした『思想の科学事件(1961年12月号)』--は、戦後の日本の出版界を揺るがせた大事件であった」と書かれている。

 それにしても、デビー作『楢山節考』はなんともスゴイ作品。改めて読み返してみようと思う。



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アングラ演劇の旗手

2024年05月06日 | 歌舞伎・演劇・バレー


 「アングラ演劇の旗手として活躍した劇作家の唐十郎(から・じゅうろう、本名大鶴義英=おおつる・よしひで)さんが4日、東京都中野区の病院で死去した。唐さんが主宰する「劇団唐組」が5日、発表した。84歳。東京都出身」と言う記事に接した。

 唐十郎が状況劇場をひっさげて、新宿・花園神社に紅テントを立てて公演して以来、花園神社は唐十郎のホームグランドともなった。私は、その花園神社での公演を観たことがある。

 唐十郎は寺山修司が「サーカスのように移動する劇団を作る」との電話での話にヒントを得て、テント公演を思いついたとのこと。そして新宿・花園神社に紅テントを立てて公演した。1967年のことで、その公演のチラシには『演劇史上初のテント劇場、新宿花園神社に出現す!!』とのキャチフレーズが書かれていた」のとのこと【扇田昭彦「新宿の人・唐十郎」より 『唐十郎 紅テント・ルネッサンス』(2006年、河出書房出版社刊)所収】。

 唐十郎とそんな縁があり、ともにアングラ演劇をけん引した寺山修司と命日が同じという偶然とはいえ、何だか心に残る。

 ともあれ、私も幾度か唐十郎さんの舞台を楽しませてもらったこともあり、その永久の旅立ちを寂しく思し、心からご冥福をお祈りする。

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こりゃーダメだ!

2024年05月06日 | 身辺雑記


 私は子どもの頃から巨人ファン。我が部屋にはジャイアンツカレンダーが飾られ、スポーツ報知も購読している。しかし、原前監督の選手起用がどうにも納得できず、それでも巨人は嫌いになれないでいた。

 そんな巨人は一昨日の阪神戦では1-0で負けていたが、8回に同点に追いつき、延長10回さよなら勝ちをした。

 その「さよなら」の瞬間が、昨日のスポーツ報知が一面トップで報じている。打った吉川がガッツポーズ、選手がベンチを飛び出している。まさに歓喜の瞬間。私はその写真を見て、なんとも違和感を感じた。ナント、阿部新監督は腕を組み、笑ってもいない。「こりゃーダメだ」、と思った。

 阿部監督は二軍監督時代に打たれた投手をバツ走させるなどの昭和スパルタで知られている。私は阿部監督就任には賛成できないでいた。

 サヨナラ勝ちを選手とともに喜ばない監督に、選手はついて行くだろうか。選手とともに喜怒哀楽を共にしてこそ、一体となって前進できると考える。

 今年も嫌いになれないでいる巨人の勝敗を気にしながら生きることになる。因みに、昨日は負けた。

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