「喜之助フェス」に行きたいし、映画「クワイ河に虹をかけた男」も観たい
人形師・竹田喜之助の出身地である邑久町(現瀬戸内市)でその偉業をたたえて、昭和63年(1988年)より例年8月に糸操り人形劇を中心とした「喜之助フェスティバル 人形劇の祭典」が開催されている。
今年でもう28回目の開催となっているが、まだ一度も行けていない。いつも行きたいと思ってはいるものの、恥ずかしい限り。運転の下手な私であり、どうしていっていいのかすら思い浮かばない。
にしても、岡山県民なら、誰もが一度は観るべき「人形劇の祭典」と考えている。何とかして行きたいのだが、交通手段について今思い悩んでいる。「どうしたもんじゃろうのー」。
こちらは観たいと思っている映画「クワイ河に虹をかけた男」。このドキュメンタリー映画は、「地元の瀬戸内海放送記者・満田康弘が永瀬清の晩年20年間を追い続けた注目の作品。戦後71年目の2016年夏、劇場版となって公開」(映画のフライヤーより)。
日本人なら、そして岡山人なら観ておかねばという大切な作品。加えて、この映画の語りは、森田恵子さん。これは必見。ただ、この映画は9日(土)から公開されており、上映は15日(金)まで。上映は、シネマクレールで。お互いに、見逃さないようしましょうね。
二日続けてステキな団体と出会った、岡山もまんざら悪くないと思う
去る10日、とてもステキな講演で学ばせていただいた昭和大学副島賢和准教授は大学病院内の特別支援学級「さいかち学級」の担任。その講演会の主催団体は、「NPO法人 ポケットサポート」。
団体名の「ポケットサポート」は、「長期の入院・療養で生じる教育や学習の空白をポケット」と呼び、「そのような子どもたちを支援したいという思いから名付けた」とのこと。
同会は、病気で困難を抱えている子どもたちに寄り添っている団体で、「病気を理由に入院もしくは自宅で療養している子どもたちへ、学習支援や復学支援、コミュニティ作り、それらに関する事業を行っています。学習の空白を埋め、他者との交流によって、社会体験を積み、将来への希望を持って生活できるよう、活動を通して、子どもたちの健全な育成に寄与することを目的としています」(同会の「活動目的と事業」より)。
恥ずかしながら、私はこの団体のことを、講演会で初めて知った。素晴らしい活動をしている団体がこの岡山に存在していることを、とても嬉しく思う。
そう言えば、今岡山大学病院内にも「院内学級」が開設されているということを、その講演会で聞いた。私の子どもが入院していた頃には、そんな学級はまだ存在していなかった。その前進をとても嬉しく思っても聞いた。
ところで、もう一つステキな団体に出会った。9日の「ソーシャルライター講座」でお隣でともに学んだ人が「学生代表」となっている「とり.OUS」だ。この名前は以前新聞で出会ったことはあった。
いただいた名刺には「とり.OUS」(学生イベント企画団体)とあり、その裏には、「VISION・私たちがめざす未来」として、「一人でも多くの若者が、夢のきっかけに出会える社会」とあった。そして「MISSION・価値のあるエンターテイメントを想像する」と書かれていた。
こうした活動を展開している学生たちも、この岡山にはいると考えたら、岡山もまんざら悪くないな、と思ったりもした。一人一人が主人公となる活動を展開し頑張って欲しい、と心から思った。
昨日の「読書ルーム」で読んだのは、長崎夏海著『蒼とイルカと彫刻家』(佼成出版社刊)。
長崎夏海さんは私が事務局を担当させていただいていた「坪田譲治文学賞」受賞作家。その長崎夏海さんとは、それ以前に「季節風」同人としてあさのあつこさん等とご一緒にお目にもかかってもいた。
「坪田譲治文学賞」を受賞していただいた作家さんの新作は、出来る限り読ませていただいている。ただ、図書館で借りていて、本屋さんで買わないので申し訳なくも思っているのだが…。