第146回芥川賞が決定した、わくわく感がないのは二人とも男性だからだろうか
いつも注目している芥川賞・直木賞の発表があったのは17日。第146回芥川龍之介賞(以下、芥川賞)と直木三十五賞(以下、直木賞)は、芥川賞は円城塔「道化師の蝶」と田中慎弥「共喰い」がW受賞、直木賞は葉室麟)「蜩ノ記」が受賞している。
その芥川賞について、昨日の日テレ「真相報道バンキシャ!」で特集が組まれていた。田中慎弥さんがすいぶんと登場していた。単行本も、もう出版間近で予約も受け付けられている。
ところで、今回の受賞者は3人とも男性であり、私が注目したこともない作家たちだ。この三人の作家については、恥ずかしながらただの一作も読んでいない。いつもはどんな新しい作家が登場してきたのだろうかと、一刻も早く読みたいという気持ちになるのだが、今回はそんなわくわく感がない。。
そう言えば、1995年から同賞の選考委員に加わっていた石原慎太郎は、「『全然刺激にならない』と述べ、選考委員を今回限りで退く考えを明らかにした」との報道もある。石原慎太郎は、石原知事は、「いつか若いやつが出てきて、足をすくわれる戦慄を期待していたが、刺激にならない。自分の人生にとって意味合いもない」と語ってもいる。
「刺激にならない」と言い切るほどに私は老いてはいないので、今後に大いに期待する気持ちはある。それにしても、小説を読むのにも、女性を必要とする自分が少しだけ情けなく思う。
今年もたくさんの美味しい柿を実らせての思いを込めて、「寒肥」の散布を行った
今年初めの沢田の柿山行きとなった昨日は、結構疲れた。それは横着をしていたツケがきたのだが。本来は昨日までに落葉を集めておかなければいけないのに、一日延ばしにしていて、想定外の雨も降るなどして大弱りだった。ギリギリにならないとやらない私の悪い性癖がでている。
ともあれ、今日は10時集合だったが7時半過ぎには家を出た。車を止めて柿山を見上げると、とても濃い霧が立ちこめていた。朝霧の濃い日は温かくなると言われるが、まさに今日は暖かく落葉を集めていても汗が流れるくらいだった。
今日の「柿育て隊」の「お礼肥・寒肥散布&剪定講習」には、今年から新しく加入された方々を含めて、ほとんどの柿育て隊・隊員が参加して、賑やかに開催された。
今年初めての作業日であり、まずは新人さんもいるので挨拶を兼ねての自己紹介。そして、私たちの柿育てをご指導していただいているKさんから剪定についての講習を受けた。何度聞いてもわからない。この枝をどうする?などと言いながら教えていただくのだが、私はほとんど正解がない。悩ましい。
その後、みんなでお礼肥・寒肥の散布を行った。最初の散布の仕方の説明も受けての作業だ。今年もたくさんの美味しい柿を実らせての思いを込めての作業だ。
この柿の剪定は、各人での個々の作業なる。私の予定としては2月末までには終了したいと考えている。「沢田の柿生産組合」の方が、柿山での野焼きを3月31日まで許可を取っていただいているが、なんとか2月中には全員が剪定を追えて欲しいと考えている。もう既に、昨日頑張っている方々もいらっしゃる。
それにしても、プロの方の剪定は全く違う。枝が混み合うこと等一切なく、剪定後の枝はとても美しい。こうした枝づくりができていると、選定作業もとても楽だと思う。私のオーナー木などは、まさに枝が混み合い入り組んでいる。反省しきりだ。
さて、私は昨日は剪定をしなかったので、来週にでも行こうと思っている。今年は何回行けば剪定を終えることができるだろうか、頑張らなければ。何しろ収穫できる沢田の柿は大きくて甘いから。その時を思うと、少しだけのシンドサまでも「健康にいい」と言って頑張れる。