今年は国連が定めた「国際協同組合年」、その年に関われることは我が喜びだ
今年・2012年は国際連合が定めた「国際協同組合年」だ。過去に国連が定めた「国際年」(国連総会において採択・議決される)は、国際婦人年(75年)、国際児童年(79年)、国際障害者年(81年)、国際高齢者年(99年)、ボランティア国際年(01年)などがある。
「国際婦人年」の取り組みを通じて、女性の地位向上、男女協同参画社会づくりの施策が、不十分ではあるものの一定進んだことはよく知られている。しかし、その後の国際年については、大きな成果を上げているとは言えない現状だと私は認識している。今年の「国際協同組合年」が、大きな役割を果たすことを期待している。
この今年の「国際協同組合年」の目的は、①協同組合についての社会的認知度を高める、②協同組合の設立や発展を促進する、③協同組合の設立や発展につながる施策を定めるよう政府や関係機関に働きかける、となっている。そして、その推進に向けて、国内でも県内でも既に実行委員会が立ち上がり、活動が展開されている。
私が監事のお役をいただいている「岡山医療生活協同組合」も、名前の通りに協同組合組織だ。同時に、我が岡山医療生協は今年が創立60周年の記念の年でもある。そんな年に、その組織の端っことはいえ役員でいられることは大きな喜びだ。その前進のために、微力ではあるが努力したいと思う。
そんな思いを持ちながら、今日は初出勤の日だった。朝いつものように7時過ぎには家を出たが、吉永小百合の歌ではないが、北風吹き抜くとても寒い朝だった。それでも、気持ちだけは熱く持って出勤した。この日、法人の「新年集会」が開催され、各職場・事業所を代表して年男・年女の方々などの今年の抱負も熱く語られた。いっそう、努力を重ねなければという気にもなった。
今年の「国際協同組合年」のスローガンは、「協同組合がよりよい社会を築きます」だ。仲間と理解者を増やす絶交の機会の年でもある。今日を機に、心新たに前進したい。
今年初めて観た映画は今が旬の園子温監督作品「恋の罪」、私の苦手な世界
昨日は映画に行った。今年初めて見た映画は、園子温監督作品の「恋の罪」だ。私は見逃したが、映画「冷たい熱帯魚」が高い評価を受ける等、今園子温監督は旬の人だ。
ただ、この「恋の罪」は猟奇的な感じの作品であり、私がいつも訪問させてもらっている方のブログでは、途中で出たとも書かれていて、これまで躊躇してきた。そうは言いつつも一度は園子温監督の映画を観てみたいという思いに加えて、水野美紀が出演するということで、「やっぱり観ておかねば」という感じで、シネマクレールに行った。余談だが、劇団☆新感線に水野美紀が出演した際には、大阪(東京だったかも、老人力です)まで観に行った記憶がある。
さて、「鬼才・園子温監督が、水野美紀、冨樫真、神楽坂恵(津山市出身)を主演に迎え、実在の事件をもとに描く愛の物語」である映画「恋の罪」の「あらすじ」は、次のように紹介されている。
「21世紀直前に起こった、東京・渋谷区円山町のラブホテル街で1人の女性が死亡した事件を軸に、過酷な仕事と日常の間でバランスを保つため愛人を作り葛藤する刑事、昼は大学で教え子に、夜は街で体を売る大学助教授、ささいなことから道を踏み外す平凡な主婦の3人の女の生きざまを描く」。
「R-18」指定の映画ではあるが、若い女性客が多かった。観に行く前に躊躇したとおりに、私の世界の映画ではなかった。それでも、園子温監督作品を観ることができことをよしとしたい。
昨年は月2本のペースで映画を観たが、今年は何本の映画を観ることができるのだろうか、今年も昨年同様に2本ペースは維持できればと考えているのだが。さて、どうなりますことやらだ。