地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

10周年

2011年08月15日 | 映画・テレビ

 

「シネマクレール丸の内」は10周年を迎えている、支配人の浜田さんに感謝だ

 映画「二重被爆 語り部山口彊の遺言」について、「シネマクレール丸の内」の浜田さんに、「是非観てくださいね」と、映画「PEACE」を観に行った際に声をかけていただいた。

 その「シネマクレール丸の内」は、今年がオープン10周年だそうだ。浜田さんが「シネマクレール石関」を開館させたのが、1994(平成6)年12月だそうだ。

 私たちはこの岡山の地に「シネマクレール」があることで、どれだけ素晴らしい映画を観ることができているだろうか。そのことを考えると、感謝に堪えない。

 シネコンができても、今シネマクレールが上映しているような映画は、ほとんど上映されない。シネコンが上映するのは、「たくさんの読者を持つ漫画が原作のものやテレビ番組の映画化+テレビ局とのタイアップ」映画が主流だ。

 ともあれ、決して興行的に成功するとは言いがたい作品を営々と上映してくれる「シネマクレール」の存在を心から嬉しく思う。応援の意味でも、もっともっとシネマクレールで映画を観なければと思っている。

 そんな「シネマクレール」を主宰する浜田さんのような方にこそ、県や市は「文化功労賞」を贈呈すべきではなかろうかとの声をたくさん聞く。私もそう思う。

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山口彊

2011年08月15日 | 映画・テレビ

  

「二重被爆 語り部山口彊の遺言」を観た、その思いを引き継いでいきたい

山口 彊さんからの世界の人々への伝言
 「核は人間の世界にあってはいけない。核は平和的に利用する(原発)と言っても技術的にも倫理的にも問題があり、事故は止まらない。核が無くならないなら、人類は滅亡に近づく。それを伝えるために、今も生かされているという『宿命』があると思っている」(2007年3月16日 山口 彊)

 山口 彊さんは、広島と長崎で2回にわたって被爆 した「二重被爆者」の1人であり、2度の直接被爆が公式に初めて認定された人物である。

 イギリスBBCテレビのバラエティ番組で、「を「世界一運が悪い男」と二重被爆者山口彊さんをコメディの笑いの種にした」ことは、日本中の怒りを買ったことでも知られている。

 そんな山口 彊さんに関わるドキュメンタリー映画「二重被爆 語り部山口 彊の遺言」を、12日に観た。そんなに多くは無い観客ではあったが、それは熱心な観客でもあった。

 三ヶ月間広島の造船所に派遣され明日長崎に帰るというその日の朝、広島で被爆。そして翌日に長崎に帰り、9日には長崎で被爆した山口 彊さん。

 その山口さんが語る言葉には、重さがある。そして、その言葉と思いを、私も引き継いでいかなければならないと思う。

 この映画を観た翌日に、毎日訪問させていただいている方のブログで、お父さんの被爆体験について、お父さんから伺ったことをアップされていた。それを読み涙がほほを伝わった。

 暑い夏の8月6日のヒロシマ、そして8月9日のナガサキを決して忘れてはいけないと改めて思わせてくれた、素晴らしい記録映画だった。映画を観た後に、山口 彊著『ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆』(朝日文庫)を買い求めた。今日は8月15日だ。今年の暑い夏に、あの出来事を私の中でも風化させないように、関連の様々な本を読もうと思っている。

 

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林京子

2011年08月15日 | 身辺雑記

  

昨日は厳しい暑さに耐えかねて、林京子の著書を手に「エスプリ」に逃げ込んだ

 いつも思うのだが、冷暖完備の自分の書斎があるのに、近年はどうにも我が部屋では本などを読む気になれない。喫茶店に本を片手に入って読む、そんな日々が続いている。困ったことだ。

 昨日は福井県小浜市では、38.1度を記録するなど、日本列島は酷暑の夏だ。そんな暑さに耐えかねて、逃げ込んだのは「エスプリ」だ。お目当ては、かき氷「オアシス」だ。

 そして、手にした本は林京子著『被爆を生きて 作品と生涯を語る』(岩波ブックレット)などだ。林京子は15年近く上海で過ごし、敗戦の直前、原爆投下の直前に長崎に引き上げてきていて、被爆されている。本で語られている生涯や彼女の著書への思いは、深く心を打つ。

 ところで、私は最近まで林京子という作家については、まったく読むことはなかった。正直に告白すると、彼女の芥川賞受賞作『祭りの場』も読んでいない。それでも、我が書棚にはいく冊か、林京子の著書が並んでいるので、これから読んでみようと思っている。

 それにしても、暑い日々だ。畑の作業を少ししただけで、汗がしたたり落ちる。雨が降らないので、畑地はからからに乾いている。夕立がきてくれたら、朝の水やりが助かるだけでなく、草抜きも容易になるのにと思ったりもする。

 それにしても、昨晩は比較的涼しかった。お盆が過ぎると、朝晩は涼しくなり過ごしやすくなることを信じて、もう少しだけ暑さに耐えていこう。今朝も鈴虫が美しく鳴いてくれている。心地よい。

 今日は新聞休刊日なので、今朝は二つもアップした。お付き合い、よろしく。

 

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